シェーン, ヴィック(1916-2000)
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僕等、70年代以降のウディ・ハーマン楽団しか知らない人間にとっても、ハーマンはとってもモダンな爺だった。30年代にあってもこれがびっくり、当時としては凄くモダンなサウンド。クラリネットって、結構高音域は「いい音」がしないものだが、ここでは全く意に介さず、リードノートを吹くアレンジを多用。リズムもいわゆるエスニック系を多用するかと思えば正統スウィングビートまで、よく練られたサウンド構成。ここぞという瞬間に御大(と言ってもこの頃は若手バリバリ)のソロ登場。いやあたまりませんな。正確には時代がずいぶん異なるのだが、アントニオ・ロッカやルー・テーズ全盛時のアメリカン・プロレス的職人芸の凄みを見る思いだ。(2003/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120658 |
シンコペーションのリズムとクローズ・ハーモニーを駆使したヴォーカル・グループが人気を呼んだ1930・40年代に、全米で爆発的に受けたのがアンドリュース・シスターズでした。ミネソタ州ミネアポリス出身の三姉妹が、《ティピティン》などで大ブレイクした38年の時点で、一番年が若く、リード・ヴォーカルを担当していたパトリシアは18歳。その絶妙な歌い口に加え、2人の姉と織りなすフレッシュで洒脱なハーモニーが、聴く人のハートをくすぐります。ビング・クロスビーと共演した《ピストル・パッキン・ママ》をはじめ、全米第1位に輝いた《ラムとコカコーラ》など、まさに彼女たちのベストアルバム的な選曲になっている点も見逃せませんね!(2004/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120550 |