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シュペルガー, ヨハネス・マティアス(1750-1812)

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    ゲンミンゲン:ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番/シュペルガー:到着の交響曲(レッシング/ミュンヘン放送管/シルマー)

    誰もが知ってるハイドンの「告別交響曲」。これは曲の終わりに楽団員が次々と退席し、ヴァイオリニストが2人だけ残ることで、雇い主に「家に帰りたい」と訴えるという作戦でしたが、このシュペルガーの交響曲はその逆で、最初はヴァイオリン・デュオで始まり、次々と奏者が増えてくるという趣向です。もう一人の作曲家ゲンミンゲンについては、現在ほとんど知られていません。ビュルテンブルクの騎士の末裔であり、ベルリンで裁判官として働いたという経歴の持ち主です。このヴァイオリン協奏曲は、当時の音楽を上手く取り入れながらも、すでにロマン派の香りを先取りしているものであり、小さな驚きを感じさせずにはおれません。(2012/04/11 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777454-2

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    シュペルガー:弦楽のための交響曲集(ムジカ・エテルナ/ザジチェク)

    18世紀後半のウィーンなどで様々な貴族に仕えたシュペルガーはコントラバス奏者として名を馳せただけでなく、ベートーヴェンの作曲の師でもあったアルブレヒツベルガーに師事し、様々なジャンルで多数の作品を残しました。当盤では45曲ある交響曲から3楽章形式の3曲を選びました。ここには刺激的な物は何もありません。でも代わりに、18世紀後半のオーストリア音楽ならではの約束された美があります。特に終楽章の高揚は注目に値します。交響曲の系譜の研究には是非チェックしておきたい一人と言えるでしょう。スロヴァキアの弦の名手たちが古楽器で奏でます。(2001/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554764

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    シュペルガー:弦楽四重奏曲集 Op. 1, Nos. 1-3 (カンマーアカデミー・ポツダムのメンバー)

    ウィーンで学び、メクレンブルク宮廷楽団の首席コントラバス奏者として活躍したヨハン・マティアス・シュペルガー。作曲家としても数多くの作品を書き上げ、その中には18曲のコントラバス協奏曲をはじめ、40曲以上の交響曲、合唱曲、器楽曲が含まれています。cpoはシュペルガーのコントラバス協奏曲集のCDを2枚出していますが、このアルバムでは3つの弦楽四重奏曲を紹介。どれも古典的なスタイルで書かれている中で、ヴィオラとチェロに重要なパッセージが与えられているのが特徴。モーツァルトやハイドンを思わせる旋律が溢れており、歌劇《フィガロの結婚》からの旋律が引用されていたり、当時人気のあったトルコ音楽からの影響を感じさせる響きも用いられています。(2023/08/04 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555470-2

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    シュペルガー:コントラバス協奏曲第2番、第15番/シンフォニア第30番(パトコロ/マンハイム・プファルツ選帝侯室内管/シュレーフリ)

    モラヴィア出身の作曲家シュペルガーのコントラバス協奏曲集。シュペルガーはウィーンで音楽教育を受け、1777年にプレスブルク(現ブラチスラヴァ)大司教の宮廷楽師に就任。コントラバスのヴィルトゥオーゾとして1778年にウィーン音楽家協会に入会し自作のコントラバス協奏曲を演奏し、名をあげました。1783年から1786年までルートヴィヒ・フォン・エルデーディ伯爵の宮廷楽団のメンバーとして活躍、その後は1789年にはメクレンブルク宮廷楽団の首席コントラバス奏者となり、各地で演奏を行ったことで知られています。40曲以上の交響曲など数多くの作品を残しましたが、なかでも18曲あるコントラバス協奏曲は、勇壮な旋律をコントラバスが歌う、シュペルガーの音楽性と技術が存分に発揮されています。このアルバムでは名手パトコロが第2番と第15番の協奏曲を演奏。華麗な技巧を披露しました。同時収録のシンフォニアは、ハイドンを思わせる熟練の筆致で書かれた明るい曲です。(2020/06/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555101-2

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    シュペルガー/J. シュターミッツ/オットー:トランペット協奏曲集(コヴァーチ/ラルパ・フェスタンテ/フォスカイレン)

    現在のようなバルブ機構が付いたトランペットが出現したのは、およそ1815年頃。それまでは、円筒形の直管にベル(朝顔)が付いただけのシンプルな楽器=ナチュラル・トランペットでした。もちろん楽器として様々な改良が加えられていましたが、基本的に奏でることができるのは倍音のみで正確な音階を奏でることは難しく、主に軍楽隊のファンファーレに用いられていました。バロック期になってようやく簡単なメロディが演奏できる楽器も現れはじめ、このアルバムに収録されている作品はどれも、その頃のナチュラル・トランペットのために書かれたもの。ニ長調という調性が多いのは、一番楽器の特性が活かしやすいという理由によります。このアルバムの演奏者は1976年、ハンガリー生まれのトランペット奏者クリスティアン・コヴァーツ。フランツ・リスト音楽院でトランペットと教会音楽を学び、スコラ・カントルム・バシリエンシスでツィンク(音孔を持つコルネット)の奏法を学び、修士号を取得した古楽トランペット奏法のプロフェッショナルです。彼はクラリオンと呼ばれる巻管の長いバロック・トランペットを用い、卓越した技術による滑らかな旋律を奏で、オーケストラと雄弁な対話を聴かせます。(2020/03/27 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555144-2