ラター, ジョン(1945-)
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旧約聖書に収められた150篇の詩篇のほとんどは、神への感謝の詩と、典礼用の詩に分けることができます。どれもヘブライ語の詩句自体が美しく、また希望や信頼、怒り、喜びなどの感情が豊かにあるため、歌のテキストに用いやすく(元々メロディがついているものもある)、何世紀にも渡って多くの作曲家たちにインスピレーションを与え、多彩な作品が生まれています。イギリスの作曲家ジョン・ラター(1945-)も詩篇に魅せられた一人であり、彼は9つの詩篇をまとめた「祝祭詩篇」の他に、2011年の「ウィリアム王子とキャサリン・ミドルトンの婚礼」など特別の行事の際にも詩篇を用いた作品を書き上げています。彼の作品はどの曲も荘厳な雰囲気を持ちながらも、独特のノリのよいリズムや、ジャズ風のイディオムが至るところに見え隠れしています。日本でもアマチュア合唱団を中心に多くのファンを獲得しており、この祝祭詩篇も、しばしばコンサートで演奏される人気曲となっています。(2016/06/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573394 |
20世紀末、日本の合唱団が、イギリスのラターという余り有名でない作曲家の「レクィエム」をしばしば歌うようになりました。今やこの曲はすっかり定着、「ピエ・イエズ」などはヒーリングの定番の地位を確保。作曲技法は極めて平易で、ゴスペル、ミュージカルなど同時代の音楽の影響を受けつつ、決して通俗に堕すことがないのだから、愛されて当然です。当盤はラター自身がプロデュース(交通事故で若くして亡くなった息子に捧げられました)、作曲者ゆかりの合唱団で今や歌唱の美しさでは敵なしの聖歌隊を起用。「レクィエム」では録音が珍しいアンサンブル・バージョン(オルガンの暖かいサウンドが涙物)の採用、美しいアンセムや珍しいオルガン曲の収録に、マニアも満足です。(2003/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557130 |
美しい旋律と豊かなハーモニーが広く愛されている英国の作曲家ジョン・ラターのキャロルを、1855年からの長い歴史を持ち、世界で最も成功したブラスバンドの一つ、ブラック・ダイク・バンドが演奏。このアルバムでは、ラターの名クリスマスキャロルをブラスバンド用に新しくアレンジ。それぞれ異なる歴史や背景を持ち、合唱やオーケストラで繰り返し演奏されてた作品に新しい生命が吹き込まれています。アルバムは輝かしい「手を打ち鳴らせ」で始まり、伝承曲「クリスマスおめでとう(We Wish You a Merry Christmas)」の見事なアレンジで締めくくられます。クリスマスを彩る華やかな1枚です。(2024/10/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574564 |