エフトゥシェンコ, エフゲニー・アレクサンドロヴィチ(1933-2017)
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(2015/04/22 発売)
レーベル名 | :Monarda Music |
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カタログ番号 | :107551 |
(2015/04/22 発売)
レーベル名 | :Monarda Music |
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カタログ番号 | :107552 |
ヴァシリー・ペトレンコによるショスタコーヴィチ(1906-1975)の交響曲ツィクルスも、ついにこの第13番で完結となります。第8番以降、自身の交響曲に様々なメッセージを忍ばせていったショスタコーヴィチですが、この第13番にはあからさまな政府批判があり、リハーサルの時から様々な問題が勃発、あまりにも直截的だった歌詞は、初演後に一時変更を余儀なくされるなど、多いなる物議を醸し出した作品としても知られています。この曲を作曲する動機となったのは、1961年の9月に新聞に発表された詩人エフゲニー・エフトゥシェンコの詩「バビ・ヤール」で、これはダヤ人迫害に対するソ連の無関心を告発したものであり、これを読んだショスタコーヴィチの親友、イサーク・グリークマンがいたく感動し、ショスタコーヴィチに紹介したというものです。当時のソビエト連邦の公式見解では「ソ連には人種問題などない」ということになっていたあたりへの、明らかな皮肉でもありました。第1楽章がそのバビ・ヤールで、これはキエフにある峡谷の名前で、1941年にこの地に連行された3万7771人のユダヤ人が虐殺された場所であり、確かにそのような歴史はソ連としても闇に葬りたいことであったのは想像に難くありません。最初は1楽章の交響詩として構想されていたこの曲、結局はエフトゥシェンコの詩集「手の一握り」から3編とと書き下ろしどの詩「恐怖」を用い、5楽章の交響曲として完成を見たのでした。無論完成してからの騒動や、曲の受容など、まだまだ色々な出来事がついて回るこの作品ですが、とりあえずは、全てのしがらみを振り切ったようなペトレンコの演奏で先入観を全てすててお楽しみください。(2014/11/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573218 |
キタエンコとギュルツェニヒ管の交響曲全集がショスタコーヴィチ没後50年を記念して復活。1940年にレニングラードで生まれたキタエンコは、同地とモスクワの音楽院で学び、さらにウィーン音楽アカデミーでハンス・スワロフスキーに師事しました。1969年、カラヤン・コンクールで第2位を受賞して注目され、1976年から90年までキリル・コンドラシンの後を継いでモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督・首席指揮者を務め、その後はエリアフ・インバルの後任として1990年から97年までフランクフルト放送交響楽団の首席指揮者を務めるなど、西欧で活躍しています。ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団には1987年に初登場。30年以上も共演を続け、2009年には名誉指揮者の称号を贈られました(ギュンター・ヴァントに次いで同楽団史上2人目)。このショスタコーヴィチの交響曲全集はECHO KLASSIK(2005年)、MIDEM Classical Award(2006年)など国際的に高い評価を得たもの。この成功により、同コンビはプロコフィエフ、ラフマニノフ、チャイコフスキーの交響曲全集を次々と録音してゆきました。キタエンコの解釈は情緒的要素を前面に押し出して煽ったりするのではなく、適切なテンポ設定によって複雑なテクスチュアを丹念に音にしてゆく純音楽的なアプローチを楽しめるもの。とりわけ「ウルトラ対位法」とも呼ばれる無調の27声部のフガートが作品に組み込まれた第2番などの、重厚かつシンフォニックな音の扱いはキタエンコならではです。(2025/01/10 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C7435 |
当盤のメインを張るのは、ショスタコーヴィチが歴史的・政治的題材を直接的に取り扱った2曲のオーケストラ曲2題です。生涯にわたり、芸術家としてのあり方や作品の内容について、政治体制との化かし合い、騙し合いを繰り返しつつも、芸術的な実りの多い成果を遺した、この大作曲家の晩年の作だけに、権力の御用達としての顔を見せつつも、一筋縄ではない内容の深みを持っている作品と申せましょう。内容の深読みをするのもよし、純粋にカッコいいサウンドに酔うのもよし、演奏、録音機会は今ひとつ少ない曲たちですが、ショスタコーヴィチ鑑賞の醍醐味が凝縮されている逸品です。(2006/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557812 |
ショスタコーヴィチは、交響曲や室内楽で広く知られており、人気のある組曲や映画音楽の一部も耳にする機会は多くあります。しかし、彼の管弦楽伴奏による歌曲はあまり演奏される機会がありません。比較的広く親しまれているのは1949年に、ソビエト連邦の自然改造計画の一環でおこなわれた植林事業を讃えるために作曲されたオラトリオ「森の歌」あたりでしょう。このアルバムでは、そんなショスタコーヴィチの知られざる名作の数々を、ミハイル・ユロフスキが指揮するケルン放送交響楽団による演奏で紹介しています。同オーケストラは、これまでにもセミヨン・ビシュコフやルドルフ・バルシャイといった指揮者のもとで、ショスタコーヴィチ作品の豊かな演奏伝統を築いてきました。他にもテノールと管弦楽のための「日本の詩による6つの歌曲」や、バスと管弦楽のための「ミケランジェロの詩による組曲」、「ユダヤの民族詩より」などの作品が収録されています。(2025/06/06 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C7465 |