シルヴァー, シェイラ(1946-)
Search results:2 件 見つかりました。
これらの世界初録音となる3つの管弦楽曲は、いずれもユダヤ信仰にまつわるものですが、それぞれに個性的で変化に富んでいます。アヴシャロモフ作品は色彩的でわかりやすく、リムスキー=コルサコフのような味わい。シアトル出身の女性作曲家シルヴァーによる弦楽合奏曲は基本的に無調で、それ故に訴える力を強く感じさせます。ヴァイオリン・ソロが聴きどころ。ドイツ出身で、大戦中はナチスからの逃亡生活を送りながら、レスピーギらに師事したマイエロヴィツの交響曲は巨匠指揮者ミトロプーロスが初演したもの。女王エステルの活躍を描き、最後は輝かしい勝利に至るドラマティックな音楽は文句無く楽しめます。(2005/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.559426 |
技巧派ピアニストとして知られるパレイの求めに応じて、シアトル生まれの女流作曲家シルヴァーが作曲したのがこのピアノ協奏曲ですが、そんな経緯もあって内容の方はパワフルそのものです。ピアノパートが極めてヴィルトゥオジックな書法に貫かれる一方、オーケストラも大変に凝った作りとなっており(特に鐘などの打楽器の効果的かつ刺激的な用法は印象的)、結果としてエモーショナルな表出力は大変に高いレヴェルにあります(調的要素も多分にあり)。当盤で独奏を担当するのももちろんパレイその人、実に熱のこもった激烈な凄演を聴かせてくれます。よく歌うカッコいい音楽をお求めの向きにはお薦めですゾ。(2003/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.557015 |