トマジ, アンリ(1901-1971)
Search results:5 件 見つかりました。
フランスのサクソフォン&フルート・プレイヤー、ステファン・ギョームがチェロやバスーンを編成に加え、室内楽の領域との融合を試みたアルバム。(2024/11/01 発売)
レーベル名 | :Incises Records |
---|---|
カタログ番号 | :INC007 |
【気鋭歌手と実力派指揮者の美質が最大限に活かされた充実のアリア集】この10年ほどで躍進めざましく、ヨーロッパで着実に活躍の場を拡げつつあるコルシカ出身のソプラノ歌手ヴァニナ・サントニ。19世紀末から20世紀初頭にかけてのイタリアとフランスを賑わせた数々の傑作から、サントニの当たり役を中心に愛の強さゆえ自ら運命を決するオペラの主人公たちが歌う名ナンバーを厳選、充実したプログラムのアリア集を制作しました。指揮はマスネ《グリセルディス》の全曲録音(2025年1月発売、BZ1058)でもサントニと共演しているフランス語圏カナダの俊才ジャン=マリー・ゼイトゥニ。サントニがしなやかに繰り広げる縦横無尽の歌唱表現をよく受け、オペラ本編から切り離された名場面それ自体で完結する精緻な小宇宙を織り上げてゆきます。リール国立管弦楽団の緻密なアンサンブルも見事なもの。プッチーニ《トゥーランドット》の補筆者として以上のアルファーノの真価に気づかされるトルストイ原作の意欲作《復活》に始まり、サントニのルーツにもつながる最後のトマジ歌曲の管弦楽伴奏版まで、欧州歌劇界最前線の充実に目を見張る瞬間がそこかしこに詰まった1枚に仕上がっています。(2025/02/14 発売)
レーベル名 | :Alpha |
---|---|
カタログ番号 | :ALPHA1118 |
マルセイユ出身の作曲家アンリ・トマジのヴァイオリン作品集。管楽器を用いた曲が良く知られる彼の作品の中ではあまり知られていないジャンルですが、これらは20世紀フランスにおける作曲の方向性をコンパクトに見て取ることができる特徴ある作品といえるでしょう。ヴァイオリン協奏曲「ユリシーズの旅」は作曲家後期に書かれたもので、技巧的なヴァイオリンの旋律と色彩豊かに響くオーケストラの音色が絡み合う作品。「カプリッチョ」は優雅で上品な曲調を持ち、感情の起伏の激しい緩徐楽章に続く輝かしい終楽章が魅力です。他の5曲はどれもトマジの活動の初期に作曲されたもの。彼の両親の出身地であるコルシカ島の伝統音楽をを引用したエキゾチックな雰囲気を持っています。(2022/09/09 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.579091 |
前半の3曲は20世紀クラシックの王道系秘曲からセレクト、トマジのバラードは、サックス関係者以外にはまだまだ知名度の低い「裏」定番ですが、洒落た雰囲気が素晴らしく、もっと広く知られるべき名作です。続くは、ブームは去っても表定番の地位をしっかり確保したピアソラ、「リベルタンゴ」など、御馴染みの名曲を、独奏者ケルケゾス自身の編曲で満喫することができます。そして、最後の2曲はケルケゾスに捧げられた作品、「バラード」の方は大変に叙情的な佳品、「チャールダーシュ」はモンティを髣髴とさせる華麗なショーピースで、泣かせと名人芸の融合が完璧です。この手の作品としての最上作といえましょう。(2004/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.557454 |