シュリック, アルノルト(1460-1521)
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がちょうの合唱隊を狼が指揮する、という彩飾にちなんで名づけられた「がちょうの本」は、中世都市ニュルンベルクにおける、宗教改革前のミサの典礼の記録として唯一のもの。多くは初録音で記録的価値だけでも絶大、という謂われをさておいても、純粋に聖歌を楽しめるアルバムです。男声ユニゾン、童声ユニゾンのみならず、両者が合体して歌うものもあり。ハンガリーの聖歌隊スコラ・フンガリカによる、暖かみのある素朴な歌唱が、静かな感動を誘います。その合間にオルガンが響きわたり(実に良い音で録れてます!)、最後は教会の鐘の音で締め括る。こういう聖歌もいいものです。(2005/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557412 |
16世紀に起こった宗教改革により、プロテスタントにとって聖書の教えは身近なものになりました。しかし誰もが聖書を隅から隅まで覚えていたわけではなく、重要な教えを広く人々に伝える上で、それぞれの国や民族の言葉による賛歌(讃美歌)が大きな役割を果たしました。このアルバムは音楽学者ビャーケ・モウの監修により16世紀にデンマーク語で歌われていた賛歌を集めています。単旋律聖歌とポリフォニーが織り交ぜられていますが、ポリフォニーの多くはフランドル地方やドイツの作曲家による音楽を借用したもの。デンマークにおけるこの分野の第一人者ボー・ホルテンと、彼が創設したムジカ・フィクタによる演奏で。※ブックレットにはビャーケ・モウによるデンマーク語と英語の充実した解説が載っています。歌詞はデンマーク語のみです。(2023/01/13 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226142 |