フンパーディンク, エンゲルベルト(1854-1921)
Search results:34 件 見つかりました。
ベルリンの出版社「August Scherl」が1899年から1944年に刊行していた週刊誌「Die Woche」。ここで1903年に開催されたコンペティション“im Volkston-新しい民謡“のために30人の作曲家が曲を提出、特別号に掲載されました。どの曲も「民謡の形式」を持ってはいましたが、少々芸術的になり過ぎてしまって、本来の目的「簡潔で美しく歌いやすい曲を発見する」には至らず、出版社は2回目のコンペティションを開催することになりました。今回は出版社から作曲家に直接依頼することはなく、自然に集まった様々な曲をWoche誌に掲載。大好評を得ました(残念なことにレーガーの「森の孤独」は素晴らしい出来栄えにも拘わらず落選、誌面では発表されませんでした)。このアルバムでは、全ての応募作中から美しい作品を選び演奏したものです。(2017/10/27 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
---|---|
カタログ番号 | :OC1875 |
ワーグナーがおよそ26年の年月をかけて作曲した大作《ニーベルングの指環》。北欧神話を下敷きとした四部作で全曲を通して演奏すると15時間を要する長大な作品です。そのため、しばしば行われるのが、楽劇の中のオーケストラ部分だけを取り出して演奏する方法で、後世の作曲家たちが各々聴きどころをまとめて編曲、歌がなくても物語を堪能することが可能になっています。このアルバムで堂々たる演奏を聴かせるのは、現在最も注目されている女性指揮者の一人、ジョアン・ファレッタ。大編成のスコアを朗々と鳴らし、ワーグナーの求める音とドラマを明確に表現しています。(2018/03/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.573839 |
マーラー自身が、最も優れた自作の解釈者として目していたのがメンゲルベルクです。長らく復刻されず、好事家の間で待望されていた彼の指揮による第5番「アダージェット」。メンゲルベルク節ともいえる自在の緩急と効果的なポルタメントの使用により、艶麗とも言える味わいを醸している演奏です。一方でワーグナーの序曲・前奏曲は、豪放かつ緊張感あふれたもの。R.シュトラウスでは主題変容に卓越した手法を聞いて取ることが出来るなど、メンゲルベルクがまごう事なきロマン派直系の指揮者であることを示す一枚です。(2003/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.110855 |