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メルカダンテ, サヴェリオ(1795-1870)

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    メルカダンテ:フルート協奏曲第1番、第2番、第4番(ガロワ/シンフォニア・フィンランディア・ユバスキュラ)

    19世紀のイタリアオペラ発展に大きく寄与したメルカダンテ(1795-1870)。彼はロッシーニに勧められてオペラの作曲を始め、処女作「ヘラクレスの神格化」の成功を受け、以降次々と大作をものにします。1823年にはサンカルロ劇場の音楽監督に就任、生涯に60作以上のオペラを残しました。そんなメルカダンテですが、1814年から1820年の約6年間は音楽院の仲間と師匠に触発されフルート曲を中心とした数多くの器楽曲を書いています。彼のほとんどのオペラが忘れられてしまった現在では、これらの器楽曲の方が演奏される機会が多いのは残念ではありますが、確かにこのアルバムに収録された3つの協奏曲も、技巧が際立つソロと管弦楽の掛け合いが素晴らしく、また流麗なメロディには思わず惹きつけられること間違いありません。ガロワのソロは文句なしであり、完璧なオケのコントロールもさすがの一言。安心して楽しめます。(2014/01/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572731

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    メルカダンテ:フルート協奏曲集 2 - 第5番、第6番/20のカプリッチョ(ガロワ/瀬尾和紀/チェコ室内管パルドビツェ)

    19世紀のイタリア・オペラ発展に大きく寄与したメルカダンテ。生涯のほとんどをオペラ作曲に費やしましたが、1814年から1820年の約6年間は、音楽院の仲間と師匠に触発されフルート曲を中心とした数多くの器楽曲を書いていました。彼のオペラはヴェルディ作品の台頭により「時代遅れ」とみなされ、ほとんどが忘れられてしまいましたが、器楽作品は生き残り、現代でもしばしば演奏されています。とりわけフルート協奏曲は、どれも難易度の高い技術と、美しく流麗な旋律が用いられており、パガニーニのヴァイオリン協奏曲に匹敵する出来栄えを誇っています。第1集(8.572731)と同じく、パトリック・ガロワの吹き振りに加え、2本のフルート協奏曲では瀬尾和紀も加わり、華麗な演奏を披露しています。(2018/07/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573742

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    メルカダンテ:フルート四重奏曲第1番、第2番/フルート四重奏曲 Op. 53 (カルボッタ/ホッセン/ポトゥルスカ/チェルニトーリ)

    歌劇《群盗》や《ヴェスタの巫女》などの一連の歌劇で知られるイタリアの作曲家メルカダンテ。このアルバムには彼が学生時代を送っていた頃に書かれた一連のフルート四重奏曲が収録されています。19世紀のイタリアでは歌劇以外のジャンルの作品はほとんど顧みられていませんでしたが、メルカダンテは彼の師であるパスカーレ・ボンジョルノと、当時人気を誇っていた演奏家セルジオ・ニグリを念頭においてフルート四重奏曲を作曲し、私的な演奏会で披露されたようです。これらはどれも、ロッシーニの歌劇のアリアを思わせる美しい旋律を彩る華麗な装飾が特徴で、とりわけ1816年以降に作曲されたとされるホ短調の四重奏曲は、全ての楽器が見せ場を持つ協奏的な性格を持っています。イタリア人の父と日本人の母を持つアッティラ・キヨコ・チェルニトーリをはじめとする19世紀イタリア音楽を得意とする奏者たちの演奏です。(2023/11/17 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS8006

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    メルカダンテ:フルートと弦楽のための四重奏曲 2 (カルボッタ/ホッセン/ポトゥルスカ/ケハヨヴァ)

    歌劇《群盗》や《ヴェスタの巫女》などの一連の歌劇で知られるイタリアの作曲家メルカダンテのフルートと弦楽のための四重奏曲第2集。協奏的な四重奏のスタイルを持つ彼の作品は、どの曲も全ての楽器が見せ場を持つとともに、ロッシーニの歌劇のアリアを思わせる美しい旋律を彩る華麗な装飾が特徴です。このアルバムではチェロをリリアーナ・ケハヨヴァが担当。音楽学者マリアテレサ・デッラボーラによる最新の校訂版が用いられています。(2025/05/16 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS8061

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    メルカダンテ:ベッリーニへのオマージュ/ロッシーニの「スターバト・マーテル」の主題によるシンフォニア/クラリネット協奏曲第2番(カサーニ/ローマ響/ラ・ヴェッキア)

    現代において、メルカダンテ(1795-1870)の名前は「オペラ作曲家」として知られています。彼の代表作は「ヴェスタの巫女」や「誓い」などのベルカント・オペラであり、ロッッシーニとベッリーニに続く作曲家として素晴らしい名声を打ち立てたのでした。しかしながら、彼は当時の他のオペラ作曲家とは違い、積極的に器楽のための作品を書いたことでも知られています。もちろんメロディ・メーカーとしての才能は比類なきものであり、このアルバムで聴くことのできる「器楽曲」にも美しいメロディが散りばめられていることは間違いありません。注目はOp.101のクラリネット協奏曲であり、どこかモーツァルトを思わせる典雅な響きの愛くるしさには、思わず胸が高まるのではないでしょうか?一転、ベッリーニのノルマのメロディを縦横無尽に使った「ベッリーニへのオマージュ」は感動的であり、熱烈な愛国心が宿った「ガリバルディ」の勇壮さも特筆すべきものです。(2013/12/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573035