シューマン, ロベルト(1810-1856)
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通常は16曲のはずのシューマンの「詩人の恋」。ベズイエンはシューマンが作曲しながらも、組曲には入れずに破棄してしまった4曲を付け加えて"完全版"として歌い上げます。このロマンティックで感傷的な作品を、オランダのベテランテノール、ベズイエンがこの上ない共感を持って歌いあげます。カップリングはベルクの「7つの初期の歌」で、どちらかというと、繊細な女声で歌われることの多いこの作品に、ベズイエンは力強さと甘さをうまく付け加えています。ピアノのマルグリスが、また見事な表現で彼の歌をサポートしています。(2013/04/24 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC857 |
若きテノール、マクシミリアン・シュミットによる瑞々しいシューマン夫妻の歌曲集です。ドイツで人気急上昇中(特に古楽演奏ではひっぱりだこ)の彼は、レーゲンスブルクの少年合唱団で最初の音楽トレーニングをうけ、1999年にはベルリン芸術大学でアンケ・エッガース教授の下で声楽を学びました。2005年と2006年にはバイエルンの国立オペラのマスタークラスでアン・マレーとロベルト・D・スミスに師事し、オペラにも出演するようになります。コンサート歌手としてもレパートリーを深め、ハーディングやマンゼを始めとした大指揮者と共演を果たしています。ここではシューマンの溢れるようなロマンティシズムを極めつけの美声で朗々と歌いこなし、新たな可能性を示唆します。伴奏はゲルハーエルとの共演で世界的名声を獲得したフーバーです。(2011/03/16 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC819 |
ピアニストで、王立音楽大学の教授を務めるエドナ・ステルン。ORCHID CLASSICSレーベルから発売されたアルバムはどれも高く評価され、とりわけフランスの作曲家モンジュルーの「ソナタと練習曲」(ORC100063)は2017年『グラモフォン誌』の年間批評家賞を受賞しています。このアルバムでは若きシューマンの意欲作『謝肉祭』と『子供の情景』、そして彼女自身の作品を収録。ステルンは、シューマンの分身である「フロレスタン」と「オイゼビウス」それぞれの性格を弾き分けています。最後に収録された自作の「To-nal or not to-nal」は調性か無調かの意味を持ち、シューマンへのオマージュであるとともに、調性音楽と無調音楽、どちらで作品を書くべきかと自分自身への問いかけから生まれた10分弱の魅力的な作品です。(2024/10/18 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100338 |
2013年のエリーザベト王妃国際コンクールのピアノ部門で第1位を獲得!イスラエル出身の俊英ボリス・ギルトブルクによるシューマン(1810-1856)の3つの曲集です。彼については、エリーザベトに出場する以前から、いくつかのアルバムやコンサートでその演奏を耳にし、また、あの若手イケメンピアニスト、福間洸太朗さんの親友であるということもあり、注目していた人でした。今回ナクソスと正式に契約を結び、このシューマンをリリースしたのですが、これがまたとんでもない名演なのです。シューマンが要求する「自由な魂の飛翔」と「音楽と物語の融合」がこれほどまでに的確に、またさりげなく表現された演奏はなかなかありません。どの曲でも音符たちがまるで踊っているかのよう。あまり聴く機会のない「ダヴィット同盟舞曲集」もこんなに良い曲だったのかと認識を新たにするのでは。ちなみに謝肉祭のスフィンクスの部分は演奏されていません。これも彼のこだわりの一つなのでしょう。英語によるブックレット解説も彼自身の手によるものです。(2015/03/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573399 |
フランスのヴァイオリン・ソナタ集(SOMMCD0169)が高く評価されたカーロック=コンベ・デュオ。サンドラ・カーロックとギヨーム・コンベによって2014年に結成されたこのアンサンブルは、フィラデルフィアを拠点に広く活躍しています。今作で2人が採り上げたのは、シューベルトとシューマン、グリーグのソナタ集。ヨアヒムが絶賛した晩年のシューマンのソナタ第2番、古典派からの脱却を試みた20歳のシューベルトによる意欲的なソナタ、円熟期のグリーグによる劇的な構成を持つソナタ第3番と、傾向の違う3作品を魅力的に聴かせます。(2021/03/05 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0628 |
イギリス在住のピアニスト、オームロッドは10歳でモーツァルトの協奏曲を演奏した天才です。ケンブリッジ王立大学で音楽を学び、17歳の時にコロラドの「アスペン音楽祭」に出演。その後モスクワ音楽院で学び、ロンドンのバービカン・センターではディヴィッド・パリーが指揮したフィルハーモニア管弦楽団とベートーヴェンのピアノ協奏曲を全曲演奏し高い評価を受けています。レパートリーはバッハからシェーンベルクと幅広く、イギリス全土をはじめ、世界各国でコンサートを開催、室内楽奏者としても幅広く活動しています。このアルバムでは、シューマンの「クライスレリアーナ」とシューベルトの最後のソナタをじっくりと演奏。幻想的で自由な楽想に満ちたシューマン、瞑想的で深遠なシューベルト、この2曲に対するオルムロッドの感性豊かなアプローチが聴きどころです。(2018/03/23 発売)
レーベル名 | :Austrian Gramophone |
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カタログ番号 | :AG0006 |
「Dimensions」とは、通常、長さや幅などの「寸法」の意味で使われますが、数学などの世界では「次元」の意味でも使われます。このアルバムでは「Dimensions」の言葉の中に私たちを取り巻く全てが内包されており、この第1部「世界」では自然や人間の営み、感情の起伏などがロマン派の歌曲を使って描かれています。大地への愛おしさ、自然への憧れ、大切なものを失う痛み、希望など様々な要素が散りばめられたこのアルバム、歌っているのは実力派ソプラノ、マーリス・ペーターゼン。ベルクの《ルル》での個性的な歌唱で知られる彼女ですが、「リート」にも高い関心を持っており、ここでも極めて抒情的な歌唱による確かな内面描写と表現力を伺わせます。(2018/01/26 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM274 |
【セルゲイ・レドキン、「さすらい」をテーマにシューマンとシューベルトを集めた待望のソロ・デビュー・アルバム!】1991年ロシア生まれ。2015年チャイコフスキー・コンクール第3位、2021年エリザベート王妃国際音楽コンクール第2位など数多くのコンクールに入賞、2018年には初来日公演も成功させているセルゲイ・レドキン(レーディキン)が、満を持してアルバムをリリース。世界各地の大ホールで弾いてきたレパートリーの中からシューマンの「フモレスケ」とシューベルトの「さすらい人幻想曲」を軸として、さすらい人をテーマにプログラムを編みました。世界各地を飛び回るコンサート・ピアニストとしての自分のポートレートという意味合いがあるとのことで、持ち前の高い表現力で作品によりそい、奥深い世界観を表現しています。(2022/10/28 発売)
レーベル名 | :Fuga Libera |
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カタログ番号 | :FUG806 |