シューマン, ロベルト(1810-1856)
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【アニー・フィッシャー蔵出し音源、BBCアーカイヴから良質のステレオ・セッション録音登場】2024年に生誕110年となる、ハンガリー出身の名手アニー・フィッシャー(1914-1995)のBBCスタジオでの録音がCD初登場。シューマンとシューベルトは彼女が得意とした作曲家ですが、ここに収められた2作品の全曲録音は、他には後年のハンガリーでのライヴくらいという貴重なもの。中でもシューマンのソナタ第1番は、同時代のピアニストには珍しいレパートリーと言えます。明瞭なステレオ録音であり、ヒストリカル・レコーディングのマスタリングで世界中から篤い信頼を得ているポール・ベイリーの手により、音の立ち上がりから余韻まで大変クリアに仕上げられており、今まさに目の前で弾かれているような質感を体験できます。フィッシャーの明快且つ繊細なタッチと真っ直ぐな表現、硬派と言われるその迷いのない音楽を体験できる素晴らしいアルバムです。(2024/03/08 発売)
レーベル名 | :ICA Classics |
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カタログ番号 | :ICAC5178 |
シューマンが、後の妻となるクララに「君に対するただひとつの心の叫び」して捧げた第1番、クララの手になる旋律を、全曲を支配する動機とすると同時に、第3楽章の変奏曲主題とした第3番と、露骨なまでにクララにこだわった2曲のソナタです。作曲当時のヴィルトゥオーゾ志向が色濃く反映された技巧的な難しさも相当ですが、さらに青年・シューマンのほとんど暑苦しいまでの情熱と幻想とどうつき合うかが、演奏の出来映えを大きく左右する、ピアニストにとってはなかなかな難物といえましょう。ちょっと気恥ずかしいくらいなまでの、シューマンの「心の叫び」をお聴き下さい。(2002/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554275 |
ポーランド、ワルシャワ生まれのピアニスト、アリシア・フィデルキエヴィチ。3歳の時に才能を見出され、7歳の時にワルシャワ音楽学校に入学、その2年後にはモスクワ音楽院付属中央音楽学校に移り、6年間勉強を続けました。ポーランドに帰国してからはシマノフスキ音楽大学で学び、多数のコンクールに入賞。また数多くの賞も受賞し、その名声を高め、現在ではマンチェスターを中心に世界中で活躍しています。DIVINE ARTの傍系レーベル「Diversions」には合計4枚の録音があり、そのどれもが個性的な演奏で好評を博しています。(2017/12/22 発売)
レーベル名 | :Diversions |
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カタログ番号 | :DDV24158 |
ロマン派の行き過ぎた主観的解釈に基づいた音楽的解釈~テンポの揺らぎや和声の変更、誇張されたデュナーミクといった譜面からの乖離をいったん排除し、作曲家が残したデータである楽譜に忠実に演奏することを旨とした新即物主義。その演奏は明快な形式感や清澄な響きを理想としましたが、決して想像されているほど杓子定規で無味乾燥な演奏ではありません。交響変奏曲における後半の主題の変奏され方がいかに融通無碍であるか、ベームとギーゼキングの息のぴったり合った呼応が聞き物です。またグリーグの第1楽章のカデンツァでは、リミッターが外れる寸前のギーゼキングの技巧を聞くことが出来ます。(2006/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111110 |
ピアニスト・作曲家のスチュワート・グッドイヤー。このアルバムではシューマンとメンデルスゾーンの2曲の名作ピアノ協奏曲と、自身のオリジナル作品2曲「ラプソディ」と「序奏とロンド・カプリチオーソ」を組み合わせています。グッドイヤーの作品はどちらも世界初録音で、前者は愛と喪失をテーマにした抒情的な作品、後者はアフリカのリズムにインスパイアされた情熱的な作品です。グッドイヤーは今作でも確かな技巧を駆使し、コンスタンティンが指揮するBBCスコティッシュ交響楽団とともに各々の作品の魅力を存分に伝えています。(2025/02/28 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100365 |
デイム・マイラ・ヘス(1890~1965)は、生地ロンドンを主舞台に活動した、イギリスの女流ピアニストです。その母性的ともいえるスケールの大きな演奏は、イギリスばかりかアメリカでも熱狂的なファンを生み、ヘスは彼らから「ピアノの女王」と称えられました。第2次大戦中には連日の空襲下にもかかわらず演奏会を続け、不屈の闘志でロンドン子たちを励ましたことでも知られます。ドイツ・ロマン派を得意としたヘスにとって、シューマンはレパートリーの大切な柱の1つでした。ここには、第2次大戦前に彼女が録音した、すべてのシューマン作品が収められています。(山崎浩太郎)(2001/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110604 |
19世紀には星の数ほどもピアノ協奏曲が作曲されましたが、シューマンのものはやはり別格、「あぁ青春!」といわんばかりの、気恥ずかしくなるくらいの爽やかさを、30分間振り撒き続けます。名人芸的要素は控え目であるにもかかわらず演奏効果も高く、聴衆にとっても、ピアニストにとっても、永遠の名曲であり続けることでしょう。カップリングの2曲は、演奏機会も少ない隠れた存在ですが、序奏と協奏的アレグロの方は、山田耕筰の「赤とんぼ」に酷似したフレーズが出てくるということで(旋律線、和声ともにソックリ!)、知る人ぞ知る迷曲の地位(日本国内限定)を獲得しているという説も......。*既発タイトル3枚(8.553182/8.550506/8.550118)からシューマン作品だけを選び、まとめました。(2005/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557547 |