シューマン, ロベルト(1810-1856)
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このアルバムには19世紀のロマンティックな歌曲と、この伝統が衰退したあとに新たな道を模索した作曲家たちの歌曲が収録されています。ロマンティックな歌曲の代表として選ばれたのはシューマンの歌曲で、バルトークとコダーイは民謡素材を発展させたもの、後期ロマン派から近代へと調性を脱却していく過程に生まれたベルクの歌曲、それぞれ独自の表現が模索されており、ドイツで声楽を学んだメゾ・ソプラノ、コリンナ・ショイルレが曲の特徴を生かしながら丁寧に歌い上げています。(2024/05/24 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM435 |
2006年に開催された"リーズ国際ピアノ・コンクール"に入賞後、国際的に活躍するピアニスト、アンドルー・ブラウネル。このアルバムでは彼が選んだ様々な「夜の雰囲気」を纏ったピアノ曲を紹介。おなじみのベートーヴェンの「月光」にはじまり、ショパンやバーバー、リーバーマンの夜想曲、近代的なヒンデミットやバルトークの夜の音楽から、フランソワ・クープランの作品を交え、最後はこれまたよく知られるドビュッシーの「月の光」で締めくくるという巧みなプログラムです。(2023/03/17 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
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カタログ番号 | :DDA25233 |
大作曲家の生涯を、ドイツ語による物語形式の語りと音楽で綴る「音で聴く伝記シリーズ」。今回はロマン派の作曲家シューマンに光を当てています。タイトルの「Die Innere Stimme=内なる声」とは、シューマンが若いころから体験していたもの。クライスレリアーナを書いた時にも、晩年になって彼の繊細な精神が崩壊する時にも、彼の心の中には不思議な声が響いていたといいます。イェルク・ハントシュタインはその「内なる声」を主題としてシューマンの一生を丁寧に描き出しました。迫真の物語を演じるのはドイツの優れた俳優たちです。またアルバムの最後には、2018年3月にヤンソンスとバイエルン放送交響楽団が演奏した「交響曲 第1番」全曲が収録されています。(2019/01/25 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
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カタログ番号 | :900916 |
ロマン派以降、ピアノを弾くことはブルジョアジーの子女に教養としてもてはやされ、ショパンやリスト、アンリ=エルツなどは無数のそういった子女たちを弟子として教えました。才能を見込まれた一部の者は、コンサート・ピアニストとして、あるいはサロンで演奏を行ったり、教鞭をとったりしました。とはいうものの大部分は泡沫ピアニストで、ピアニストとして確たるキャリアを築き、それを維持していった者はほんの少数でしかありませんでした。しかしながら限定された範囲内において魅力的であった女流ピアニストも少なからずおり、このCDに残された録音を聞くと、彼女たちが自分に適した小品を生き生きと弾いていることがわかります。(2006/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111121 |
ビレット17歳の瑞々しい感性が光るブラームスとシューマンの作品集です。彼女の驚異的な才能は、トルコの議会をさえも動かして、当時不可能であった海外渡航を認めさせたのであり、7歳でパリ音学院に留学してからも、その才能の発露は留まることを知りませんでした。アルゲリッチと同じ年、そしてポリーニよりも一つ年上の彼女がもしショパン国際コンクールに参加していたなら・・・現在の日本での彼女の人気はもっと大きなものだったのかもしれません。しかしそんな「if」は不要です。この録音は、3日間のセッションで行われましたが、編集時に「その部分だけ」を演奏しなおして繋いだため、彼女にしてみれば出来上がりに不満があったようで、その数年後のプロコフィエフの録音では「全曲を弾き直して」統合性のとれた音楽を記録することに成功したと言います。とは言え、この1枚をじっくり聞いてみても、そんな不都合は全く感じられませんが・・・。(2011/12/14 発売)
レーベル名 | :Idil Biret Archive |
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カタログ番号 | :8.571279 |
協奏曲のレパートリーだけでも100 曲以上。驚異のレパートリーを誇るトルコの女性ピアニスト、イディル・ビレット。ここでは、極めてオーソドックスな2 つの協奏曲を華麗に弾きこなします。2 曲とも、滝のようになだれ落ちる冒頭のパッセージが魅力的ですが、陰鬱さの中に激しい情熱を秘めたシューマン、凛とした表情と熱い心を併せ持つグリーグと、その表現はかなり違いを際立たせないといけません。ビレットの演奏は全く文句なし。そして、オーケストラをまとめるのはNAXOS きっての名手、アントニ・ヴィト。どちらの曲も終楽章の盛り上がりが半端ではありません。(2011/09/14 発売)
レーベル名 | :Idil Biret Archive |
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カタログ番号 | :8.571270 |
イディル・ビレットにとって、シューマン(1810-1856)は特別な存在です。例えばCD8に収録されている「幻想小曲集 Op.12」は1959年に彼女がパリでLPに収録したもの。当時17歳であった彼女の瑞々しい感性は、2000年に再録した同じ曲にも見事に引き継がれています。また若き彼女が演奏した「クライスレリアーナ」はアルトゥール・ルービンシュタインに絶賛されました。ピアニストとして経歴を積み重ねている彼女ですが、その節目節目には必ずシューマンがあったと言っても過言ではありません。そんなビレットのシューマン、最初のピアノ協奏曲から魅了されること間違いありません。独特の歌いまわしとリズム感には痺れます。名手ヴィトの振るオーケストラも彼女にぴったりと合わせています。CD8は若き彼女のラジオ・インタビューを含む興味深い内容です。ベートーヴェンとは違った面持ちを魅せるビレットのシューマン。これは面白いです。(2015/04/22 発売)
レーベル名 | :Idil Biret Archive |
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カタログ番号 | :8.508016 |
近年、ますます意欲的に活動を続けるイディル・ビレットの最新録音です。ここでは、“内省的”とされるシューマン(1810-1856)のピアノ曲を、極めて鮮烈に演奏し、エキサイティングな「ビレット・ワールド」を見せつけてくれます。快速テンポが印象的な「アベッグ変奏曲」、彼女があまりにも易々と演奏するために、演奏上においても、表現上においても、この曲の持つ困難さが全く感じられないという稀有なる名演「ピアノ・ソナタ第2番」、いつものように意表を突く表現が魅力的な「幻想曲」、流麗さの中に潜む砂利の感覚を楽しむ「トッカータ」と、ビレットならではの解釈が溢れています。(2012/08/22 発売)
レーベル名 | :Idil Biret Archive |
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カタログ番号 | :8.571291 |
NAXOSを代表する名ピアニスト、ビレットの最新録音はシューマン(1810-1856)の3つの名曲です。昨年はリストの超絶技巧練習曲をバリバリ演奏し、その闊達ぶりをとことん見せつけた彼女ですが、今作では趣向を変え、何とも艶めかしいシューマンを聴かせています。「クライスレリアーナ」はご存知の通り、E.T.A.ホフマンの書いた音楽評論集からインスピレーションを受けた作品で、「花の曲」はジャン・パウルの文学に触発された小さな作品。そして「ウィーンの謝肉祭の道化」は、シューマンが実際に楽しんだ謝肉祭の賑やかな様子を幻想的に描いた曲で、自身の「蝶々」からの引用もある興味深い作品です。どれも文学と音楽の融合という、まさにシューマンの命題そのものの曲であり、演奏者の個性がにじみ出やすいことでも知られています。ビレットは曲の特徴をしっかり捉え、各々の性格を見事に弾き分けることに成功しています。(2012/11/21 発売)
レーベル名 | :Idil Biret Archive |
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カタログ番号 | :8.571292 |