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シューマン, ロベルト(1810-1856)

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    ブラームス:ピアノ協奏曲第1番(ビレット/ポーランド国立放送響/ヴィト)

    ブラームスのピアノ協奏曲第1番は、ブラームスのオーケストラ作品としては最も初期の試みですが、20代の青年らしい溌剌とした力感と爽やかな詩情と熱情、そしていささかの野心と後年の彼の作風で支配的となる渋みが程よくブレンドされ、演奏時間約50分の巨作ながら聴くものを全く飽きさせない名曲です。カップリングのシューマン作品は、演奏機会もレコーディングにも余り恵まれない可哀想な曲ですが、なかなかに情熱的でカッコよいばかりでなく、「夕焼~け小焼け~の」と、あの「赤とんぼ」にそっくりというか、そのものの旋律が大々的に使用されることから、一部日本のファンの中では大人気(?)を博しています。(2001/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554088

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    ブラームス:ピアノ協奏曲第2番/シューマン:子供の情景(シュナーベル/BBC響/ボールト)(1935, 1947)

    アルトゥール・シュナーベル(1882~1951)は、20世紀前半の全盛期にはドイツのベルリンを本拠にして、実演や録音に大活躍したピアニストです。ユダヤ人であったため33年にドイツを離れ、以後はアメリカのニューヨークとイギリスのロンドンを拠点に活動しました。ベートーヴェン弾きとして有名ですが、シューベルトやシューマン、ブラームスなどロマン派作品の演奏録音でも、その華美を排した、木質の響きで高い評価を得ていました。このCDに収められた2曲は、第二次世界大戦をはさんだ35年と47年に、ロンドンを訪れた際に録音されたものです。(山崎浩太郎)(2001/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110665

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    ブラームス:ピアノ協奏曲第2番/シューマン:序奏とアレグロ Op. 92(ビレット/ポーランド国立放送響/ヴィト)

    19世紀はピアノの時代、有名無名の作曲家により様々な傾向を持つピアノ協奏曲が、それこそ星の数ほど作曲されましたが、そんな中「反名人芸」派を標榜していた大物の二人がシューマンとブラームスです。その「反名人芸」主義が美徳かどうかは別としても、なるほど両曲ともに難渋な技巧には満ちているものの、ソロがショパンやリストの協奏曲のような煌びやかな展開をみせることはあまりなく(といっても十分に目立って活躍はしますが)、ややダサ目ともいえるパッセージを連ねていくところが、魅力の一部となっているのは間違いのないところでしょう。またそんな訥々とした楽曲の性格と、ビレットの相性もなかなかのものではないでしょうか。(2000/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554089

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    ブラームス:ピアノ協奏曲第2番/シューマン:序奏とアレグロ・アパッショナート Op. 92 (ヤンドー/ベルギー放送フィル/ラハバリ)

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.550506

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    ブラームス:ピアノ五重奏曲/シューマン:弦楽四重奏曲第1番(パシフィカ弦楽四重奏団/プレスラー)

    2009年「エリオット・カーター:弦楽四重奏曲集」でグラミー賞“ Best Chamber Music Performance賞”を獲得したパシフィカ弦楽四重奏団によるブラームスとシューマンの2曲の室内楽曲集。前述のカーターや、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全集(BOX‐1003)など、近現代のレパートリーが注目されがちなアンサンブルですが、以前リリースされたメンデルスゾーンでの求心力の高い演奏は、他のアンサンブルの演奏を圧する完成度の高さを誇っており、他のロマン派作品の録音も長らく期待されていました。今回、ブラームスで共演したのは、長い経歴を持つベテランピアニスト、メナヘム・プレスラー。ボザール・トリオの創立メンバーとしても知られ、室内楽作品にも慧眼を持つ人ですが、意外なことにこの曲を録音するのは初めて。何とも素晴らしい世代を超えた共演となりました。シューマンの弦楽四重奏曲も、パシフィカ弦楽四重奏団にとって初の録音であり、全てを通じて瑞々しい雰囲気が漂っています。(2017/03/24 発売)

    レーベル名:Cedille
    カタログ番号:CDR90000-170

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    ブラームス:ピアノ独奏曲&ピアノ協奏曲全集(イディル・ビレット・ブラームス・エディション)

    1941年トルコ生まれの女性ピアニスト、イディル・ビレット。7歳の時にパリに留学し、ナディア・ブーランジェをはじめとしたピアニストに師事。15歳で卒業し、その翌年から国際的な演奏活動を始めました。活動の初期には当時の新作の数々を弾きこなし「現代音楽を得意にするピアニスト」として知られていましたが、彼女のレパートリーは実に幅広く、バッハやベートーヴェンをはじめ、ロマン派、現代作品まで「弾けない作品はない」とまで言われるほどです。このブラームス・エディションでは、ブラームスの独奏曲が全て網羅されています。他のピアニストが手掛けることの少ない「51の練習曲」や珍しい他の作曲家作品の編曲物、カデンツァ集までも収録、秘曲に出会う楽しみがふんだんに盛り込まれています。ビレット自身が編曲した「交響曲第4番」「交響曲第3番」も素晴らしい出来栄えで、ブラームス作品を知り尽くしたビレットならではの冴えた技巧が光ります。(2017/12/22 発売)

    レーベル名:Idil Biret Archive
    カタログ番号:8.501602

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    ブラームス/フィンジ/ハーバーション/J. ホロヴィッツ:クラリネット作品集(ハーバーション)

    英国のクラリネット奏者、作曲家ヘレン・ハーバーションは自然界から深く影響を受けており、四季の変化や森、海などから得たインスピレーションを音楽にすることに情熱を傾けています。このアルバムは前作「Found in Winter」(DDA-25191)の続編であり、今作でも彼女の良き理解者であるピアニスト、ジョン・レネハンとともにハーバーションが自作を交えた「夢」や「夜」にまつわる様々な作品を演奏しています。人気の高いフィンジの「バガテル」やドヴォルザークの「家路」なども含む変化に富んでいて味わい深い選曲で、ハーバーションの美しいクラリネットの響きが楽しめます。ハーバーションの5歳のお孫さんが書いたかわいらしい絵がジャケットに用いられています。(2022/03/11 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25225

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    ブラームス:ピアノ協奏曲第1番/ショパン:バラード第3番/リスト:メフィスト・ワルツ第1番(カッチェン/ケンペ)(1958-1967)

    (2011/11/16 発売)

    レーベル名:ICA Classics
    カタログ番号:ICAC5048

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    ブリタニック号のオルガン 4

    好評シリーズ、ブリタニックのオルガン第4集です。一度は海に沈んだオルガンを引き揚げ再生を施し、現在また音を鳴らすこと。そして更には、ロールに保存してある過去の演奏家たちの実演を再現するということ。この2つの歴史的偉業は他のどんな楽器でもなかなかできるものではありません。今回はフランスのオルガニスト&作曲家ウジェーヌ・ジグーの作品と演奏を中心に収録。彼はサン=サーンスに学んだパリッ子で、聖オギュスタン教会のオルガニストとして62年もの長い間活躍した人です。ボルドー生まれのジョセフ・ボネも同じく優れたルガニストですが、33歳の時にアメリカに移住、数多くのコンサートを開き絶賛され、1921年にはイーストマン音楽学校にオルガン学科を創設、一度はフランスに戻るものの、戦争に追われ結局は北米に移住。アメリカでのオルガン音楽の普及に努めています。この2人の演奏が時を越えて今、感動的に蘇ったのです。(2012/12/19 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC843

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    ブルース/シューマン/マッテゾン:ピアノ作品集(レヴィングストン)

    (2018/02/23 発売)

    レーベル名:Sono Luminus
    カタログ番号:DSL-92218