シューマン, ロベルト(1810-1856)
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「ティペットとブリテンの後継者」と見做されるイギリスの現代作曲家、ディヴィッド・マシューズの弦楽四重奏曲全曲録音の第5集。ここでは2010年以降に作曲された最新の3つの四重奏曲(第16番は作曲中)を中心に聴くことができます。第13番と第14番で聴かれる「鳥のさえずり」を模した音は彼の定番であり、第15番のフーガはベートーヴェンの後期作品を思わせるとともに、英国民謡の影響も感じさせます。中でも第13番は彼の友人、ピーター・スカルソープの死を悼んで作曲されたもの。4人の独唱者による声楽アンサンブルを伴う、ベルクの「抒情組曲」やヴォーン・ウィリアムズの「音楽へのセレナーデ」のような作品です。この3作品は全てクロイツァー四重奏団のために書かれています。他には彼が弦楽四重奏版に編曲したエルガーやモーツァルトらの古典作品と、敬愛する2人の作曲家に捧げたカノンが収録されています。(2022/09/16 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0554 |
NAXOSの人気シリーズ、マッコーマックの第9集です。アイルランドが生んだ比類なきテノール、マッコーマックはその絶妙な息のコントロールで美しい響きを生み出し、オペラ・アリアだけでなく、故郷のアイルランドの民謡や、当時流行していた歌まで幅広く歌い、絶大なる人気を誇っていました。この第9集には、1920年4月から1923年9月にニュージャージーのカムデンで録音された27曲を収録しています。トラック6-9まではクライスラーとのコラボレーションです。またメリカントと、ラフマニノフの「子どもたちに」、シューマン「歌人の慰め」はマッコーマックの生前にも発表されたことがなく、今回初めてのリリースとなります。(2012/05/16 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111385 |
1939年、ジュネーヴ国際音楽コンクールで優勝したミケランジェリは、この年にミラノのHMVでレコーディング・デビューを果たしました。そしてその3年後の1942年には、ドイツのテレフンケンのために、同じスタジオで2つの協奏曲を録音しています。グリーグの協奏曲は素直で詩的な演奏であるのに対し、シューマンは自由で即興的、まばゆいばかりの光を放っています。こんなに素晴らしい演奏をしているにも拘らず、「録音嫌い」で知られる彼は、その後一度たりとも、スタジオでこの2つの協奏曲を録音することはありませんでした。本人はこの録音は若気の至りだと思っていたのかも知れませんが、熟成した表現も聴いてみたいと思うのは無い物ねだりなのでしょうか?(2012/11/21 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111396 |
2017年に発売された『Stille und Nacht 静寂と夜』(OC1879)に続く、美声バリトン、フィンガーロスのコンセプト・アルバム。今作の『FREMDE HEIMAT見知らぬ故郷』には、19世紀ドイツ・ロマン派を中心に多く取り上げられたさすらい人をテーマにした曲が集められており、聴き手は彼の歌を通して、住み慣れた故郷を後にし、苦しくも楽しい旅を重ねるとともに、深い郷愁を感じるさすらい人のさまざまな感情に共感を抱くことでしょう。ピアノ伴奏は前作と同じサーシャ・エル・ムイジが担当。最後の曲では2人で編曲を行うなど、フィンガーロスが信頼を寄せるピアニストです。(2020/05/15 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC1711 |
最近、じわじわと注目が高まっているヴァイオリニスト、レイチェル・バートーン・パイン。元より力のあるヴァイオリニストでしたが、様々な人生の岐路を経るにつれ、より味わい深い演奏をする人として、日本でも熱烈なファンを持っています。そんな彼女、前作の、自らの息子に捧げる「子守歌」でまた多くの人の心をつかみましたが、今作はメンデルスゾーンとシューマンの協奏曲という重量級のプログラム。とりわけシューマンでの滴り落ちるかのような歌い口は見事というほかありません。彼女のヴァイオリンに眩惑されるのは、本当にステキな体験です。(2013/10/23 発売)
レーベル名 | :Cedille |
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カタログ番号 | :CDR90000-144 |