シーゲル, ウェイン(1953-)
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コンピューターとアコースティック楽器のコラボレーションを追求し続ける作曲家、ウェイン・シーゲルの作品集です。彼はロサンジェルスで生まれ、1974年までカリフォルニアで学びましたが、その後、オーフス王立アカデミーでノアゴーに学び、フリーランスの作曲家としてデンマークに定住を決めた人です。もちろん彼の音楽のルーツはアメリカにあり、ミニマル的な要素も感じられますが、注意深く変換された音とメロディを様々な形に組み合わせた魅力的な音楽は、一定の枠には収まらない魅力的な世界を構築しています。はらはらと零れ落ちていくようなギターの音色で構成された「ばらの森の午後」、悲痛な響きを持つ声と不可思議な響きが溶け合う「テッラ」他全4曲。人の感覚を鋭く刺激します。(2012/04/11 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226566 |
デンマークで最も古い都市の一つオーフスのバイキング時代の名前「アロス」を冠したギター・デュオのアルバム。収録されているのは、2018年から2021年にかけて彼らのために書かれた作品で、全ての曲に1500年頃に書かれた「In vernalis temporis」の旋律が用いられています。この旋律は『ピエ・カンツィオーネス』の中の「春の歌」としても知られ、またオーフス市役所のカリヨンが奏でることからオーフス市民になじみ深いもの。オーフスの歴史と今とが出会ったタイトルもこの歌の歌い出しから取られています。(2024/04/26 発売)
レーベル名 | :OUR Recordings |
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カタログ番号 | :8.226919 |
数多くの受賞歴を持つデンマークのギタリスト、ヤコブ・バンソーが弾く3つの近代ギター協奏曲集。名ギタリスト、シャロン・イズビンの委嘱により書かれたコリリアーノの「吟遊詩人」は中世の吟遊詩人の作品からヒントを得ており、詩人たちが歌ったいくつかの旋律とパーカッションが印象的な協奏曲です。あとの2曲は、このコリリアーノ作品にインスパイアされたもので、ギリシャの古い民謡を用いたカラヴァシリスの「サウダージ」と、ゆっくりとした旋律が変奏を加えられ展開していくシーゲルの「シャコンヌ」。このどちらもバンソーのために作曲されており、彼は作品が成立する過程でもアイデアを出しています。どの曲も異国風な佇まいと、抒情的な雰囲気を持ち、ギターの超絶技巧が如何なく発揮されています。(2020/09/25 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100142 |