パレストリーナ, ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ(1525-1594)
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宗教改革に対するカトリック教会の姿勢を明確にし、世俗化しかけたキリスト教を刷新するために行われたトリエント公会議。これは当時、自由な形式が跋扈していた教会音楽にも影響が及び、「全てのポリフォニー音楽を廃止する」という案まで出たほどでした。そんな時、パレストリーナが神に導かれて作曲し、会議で演奏。その素晴らしさに感動した人々が「やっぱりポリフォニー音楽は必要」と納得したのが、この「教皇マルチェルスのミサ」と言われています。ただし、今ではその逸話は単なる伝説とされていますが・・・。このアルバムには、他に、この時代のキリスト降誕を喜ぶ賛美歌を収録。カトリックとプロテスタントの架け橋としての音楽を綴ります。(2012/07/25 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP6043 |
まずは冒頭1をお聴きください。カウンターテノールがたった一人で教会に響きわたらせる聖歌、うっとりするほどの美しさ。続いて、ルネッサンスの数多の天才たちの中で、調和のとれた音楽美では天下無双のイタリア人パレストリーナ作曲の、これまた聴き惚れるしかないアカペラのミサ曲。たった4つの声部が紡ぐ芳醇な響きがポリフォニーの極致を提示します。当盤では、オリジナル楽譜の検討、男声のみに限った歌手陣、純正な響き、聖歌やオルガン独奏曲の挿入など、作曲当時の演奏様式に近づき、教会での典礼を再現するための試みが行われています。 (2000/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553313 |
ルネッサンスの大作曲家たちが好んだ旋律、俗謡「武装した人(ロム・アルメ)」を使用したミサ曲に徹底的にこだわるナクソス、今回はイタリアの天才パレストリーナの「5声」のための作品(「4声」の方もナクソスは録音しています、ご注意を!)です。当時の演奏スタイルの再現として、冒頭と曲間に同時代の作曲家カヴァッツォーニのオルガン曲を挿入。合唱はカウンターテノールを含め全員男声7人、オルガンを低音に付加した演奏です。演奏、録音の雰囲気の良さも含め、あたかも教会でミサに参列しているかのような気分にさせてくれる一枚。やっぱりきれいですね、パレストリーナは。(2001/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553315 |
ポリフォニーってこんなに美しいものなんだ、と実感させてくれる声楽曲を残した天才パレストリーナ。膨大なミサ曲の中から、好んで演奏される2曲をお届けします。「シネ・ノミネ」は「名無し」という意味ですが、作曲者不明のモテットの旋律によるミサ曲とされています。当時の作曲家達が好んだ俗謡「ロム・アルメ(武装した人)」によるミサ曲は、他の巨匠達との興味深い聴き比べがナクソスで可能。数あるモテットの中で日本でも特に好まれている8と15が聴けるのも、合唱ファンには嬉しい選曲です。なお全ての演奏で、低音を補うオルガンを付しています。(2000/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553314 |
ルネサンスから現代まで、世界中に存在する「詩篇」に基づく作品を集めた1枚。詩篇とは旧約聖書に収められた150篇の神への賛美の詩で、その中の多くはダヴィデの作とされています。詩によっては特定のメロディが存在しますが、作曲家たちはそれに囚われることなく、自由にメロディを創りあげ、各々の神を賛美しています。世界中の詩篇を収集するプロジェクトを運営するSDG音楽財団(旧ソリ・デオ・グロリア)がサポートする企画の一環です。(2016/05/25 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
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カタログ番号 | :DDA25133 |