ショパン, フレデリック(1810-1849)
Search results:351 件 見つかりました。
またまた秘曲の登場、カステルヌオーヴォ=テデスコのギター協奏曲は素晴らしい名作です! 余韻タップリに響くギターソロと、それに室内楽的親密さで絡み合うオーケストラが醸し出す、ちょっとアダルトな寂寥感を是非お試し下さい。盤の最後にはハイドン、モーツァルトという古典派の大御所二人の作品が収録されていますが、どちらとも短調主体の楽章の抜粋となっており、これがまた感動的です。いかにも古典派らしい型の中に、大袈裟ではなくともいつの間にか耳を傾けてしまうような音楽を盛り込んでしまうのは、さすがに巨匠の作といえましょう。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.556618 |
「Aqua」。ラテン語を語源とする言葉で多くの場合“水”を意味しますが、“water”に比べると、その内容はもっと広い範囲を含みます。このアルバムには様々な「Aqua」…それは太陽の光を反映する海や、柔らかい雨、爽やかな滝の水しぶき、時には水中の魚のうろこの煌めきまでが捉えられた、変幻自在で珍しい作品が収録されています。繊細な音からほとばしる響きまで、多彩な音色を紡ぎ出すのはアルタ・アルニカーネ。【デュオ・アルニカンス】としてリリースしたショパン/ドホナーニ:チェロ作品集(SM226)では情熱的なピアノを演奏していた人ですが、今作ではまた違った魅力を振りまいています。(2017/09/22 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
---|---|
カタログ番号 | :SM262 |
イギリスのピアニスト、ピーター・ドノホーによる、ラフマニノフ生誕150周年を記念アルバム。ピアノ協奏曲第2番の成功後に構想された「ショパンの主題による変奏曲」で幕を開け、ラフマニノフが1892年の卒業リサイタル、及び亡くなる6週間前に開催した最後の公開リサイタルで演奏したというショパンのソナタ第2番、そして、同じくラフマニノフが愛奏したショパンのソナタ第3番が演奏されており、ドノホーは2人の作曲家の繋がりを紐解いていきます。ロシアの音楽評論家マリーナ・フロローヴァ=ウォーカーが「ラフマニノフはショパンなしでは考えられない」と語ったように、ラフマニノフが終生ショパン作品を大切にしてきたことを感じさせる1枚です。(2023/12/15 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
---|---|
カタログ番号 | :SOMMCD0679 |
1917年、十月革命の結果、ボリシェヴィキ(レーニン率いるロシアの政党)が政権を掌握したロシアを離れることにしたラフマニノフ。彼は所有物をすべて放棄し、新しい人生を始めることとなりました。/スカンジナヴィアからデンマークを経由し、翌年アメリカに渡ったラフマニノフは、優れたコンサート・ピアニストとして活動を始め、家を買う資金調達のために1918年の終わりには4か月に40回ものコンサートを行いましたが、それに目を付けたのがアメリカの新興レコード会社の数々でした。なかでもエジソンレコード社には、これまでローゼンタールが録音した以外は、優れたピアニストの録音がなかったため、ラフマニノフと最初に契約をして、いくつかの録音を行うことが可能でした。しかしエジソンレコード社は、ラフマニノフが承認しなかった録音を販売してしまったため、以降ラフマニノフは、ビクタートーキングマシン社と契約を結び、多くの録音を販売することとなりました。このアルバムには、エジソンレコード社に残る音源が複数テイク収録されております。 (2017/05/26 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.111407 |
1917年、十月革命を逃れるために全てを捨ててアメリカに渡ったラフマニノフは、すぐに新しい生活のために資金を調達するコンサートを始めました。それを知ったトーマス・エジソンは彼を出来上がったばかりのレコーディング・スタジオに誘い、多くの録音を行いました。しばらくは良い関係を作っていたラフマニノフとエジソンレコード社でしたが、そのうち、ラフマニノフが承認しなかった録音が発売されてしまったことが原因で関係が決裂、以降、ラフマニノフはビクタートーキングマシンへ移ることとなりました。このアルバムではエジソンレコード社への最後の録音と、ビクタートーキングマシンへの初期の録音を聴くことができます。(2018/07/27 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.111408 |
珍しいテイクを含むラフマニノフの ピアノ・ソロ録音集。この第6集では、トーマス・エジソンとの契約終了後、ビクター・トークングマシンへ移籍してからの録音が収録されています。ビクターは、このスター・ピアニストの録音に熱心に取り組み、数多くの演奏を記録しており、ここでは、彼の自作だけではなく、ショパンやモシュコフスキーなどのアンコール・ピースや、シロティが編曲したサン=サーンスの「白鳥」のテスト・プレス、そして1924年当時、最高の技術を用いて録音されたストコフスキーとの「ピアノ協奏曲第2番」の第1楽章のこれまでに公開されなかったテイクを聴くことができます。(2020/04/10 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.111413 |
雄大なピアノ協奏曲などのイメージからすると、ラフマニノフはさぞバリバリピアノを弾いていたに違いない・・・と思ってしまいがちですが、このような録音を聴くと、実は彼はとてもナイーヴでロマンティックな演奏をしていた事がよくわかります(もちろんテクニックは恐ろしいほどに正確で寸分の狂いもありません)。例えば、あの有名な夜想曲を聴いてみてください。絶妙なテンポの揺れとカンタービレ。これこそ「心からの黄金の響きの秘密を持っている」とA.ルービンシュタインに言わしめた名演です。(2009/05/27 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.112020 |
ホロヴィッツの録音史(ピアノロールを除く)は1928年から1989年の長きに渡りますが、未だ日の目を見ないものも多数ありました。このCDには待望の未発表録音が3曲収録されており、いずれもホロヴィッツのキャリアのごく初期ものです。「愛の便り」は1929年に2回だけ録音された、その一つ。ショパンの練習曲Op.10-8は12種類ある録音のうち一番最初に録音されたものです。「パガニーニ練習曲集」の「狩」は1930年に2回録音された一つで、中間部のグリッサンドを連打に置き換えるという離れ業を披露しています。(2003/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.110696 |
リスト、ブゾーニ、ゴドフスキーを始めとした多くのロマン派のピアニストたちが、バロックおよびそれ以前の音楽を編曲し、そのスタイルは近代のピアノおよびその奏法に即した和声的強化、対位法的処理などのロマン派的な技法に溢れていました。その編曲で弾かれるのが普通であった時代、なおロマン派的なアプローチは残っているとはいうものの、作品の書かれた当時の様式を回顧しつつハープシコードで弾くランドフスカの演奏スタイルは、大きな潮流にくさびを打ち込んだようなインパクトがありました。ともすれば衒学的な罠に陥り、無味乾燥な演奏スタイルに陥りがちな古楽器の演奏ですが、彼女は滋味溢れた雄弁な音楽を作り上げています。(2005/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.111055 |