ベートーヴェン, ルードヴィヒ・ヴァン(1770-1827)
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paladino musicレーベルで中心的役割を担うチェリスト、マルティン・ルンメルによるベートーヴェン(1770-1827)のチェロのための作品全集です。彼は名チェリスト、ウィリアム・プリースに教えを受け、世界中で活躍し、また教師としても高く評価されています。この2枚組は、ベートーヴェンのチェロ・ソナタと変奏曲を全て網羅するもので、それまではチェロが添え物として扱われてきた「チェロ・ソナタ」の歴史を大きく塗り替えたと言われる、充実した内容を持つベートーヴェンの作品を、ルンメルは悠然と演奏しています。(2012/04/11 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0011 |
ピアノ音楽の新約聖書とまでいわれる、全32曲のソナタを書き終えた最晩年のベートーヴェンが、それでも前進を止めず取り組んだ金字塔が、畢竟の大作「ディアベッリ変奏曲」です。フーガを含み全部で33にも及ぶ変奏と終曲は、内容の多彩さと深みにおいて比類がなく、まさにベートーヴェンの全てが凝縮された小宇宙といった様相を呈しています。演奏時間は1時間弱という長大なものながら、退屈とは無縁の充実した音楽となっています。一方他の2曲は、誰しも耳にしたことのあるポピュラーなメロディーをもとにした、ベートーヴェン23才時の親しみやすい作品で、肩の力を抜いて楽しめます。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554372 |
1947年アイルランド、ダブリンに生まれたベテラン・ピアニスト、ジョン・オコーナー。ダブリン大学でカルロ・ゼッキらに師事、更に1971年ウィーン音楽アカデミーでディーター・ウェーバーとヴィルヘルム・ケンプから教えを受けました。様々なコンクールを制覇し国際的な演奏活動を行う傍ら、教育者としても優れた成果をあげています。幅広いレパートリーを持ちますが、なかでも母国の作曲家ジョン・フィールドの夜想曲全集は非常に高く評価されています。また、1973年に開催されたベートーヴェン国際ピアノコンクールで第1位を獲得した経験を持つオコーナーにとって、ベートーヴェンのソナタと協奏曲は得意中の得意であり、何度も演奏し、録音もありますが、今回の「ディアベリの主題による変奏曲」は円熟期を迎えたオコーナーの新たな境地を切り開く演奏です。(2016/10/28 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30054 |
ベートーヴェンは晩年に変奏曲形式への偏愛を見せましたが、「ディアベリ変奏曲」はその規模と内容の高度さにおいて、(ピアノ)変奏曲の歴史において、演奏者と聴衆を畏怖せしめる巨大な一里塚として聳え立つ存在です。この大作を、同一の奏者が、モダン・ピアノとベートーヴェン時代の楽器の複製フォルテピアノの双方で録音する、空前の試みが当盤です。もちろん、それぞれの楽器の特性による聴感の違いはあり、それ自体も当盤の聴き所ではあるのですが、それだけでなく、どちらの楽器を用いた演奏においても、卓越した音楽として実現されるということもまた、了解されることではないでしょうか。(2005/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557384-85 |
チェロとアコーディオンというレアな組み合わせによる様々な音楽集。「歌や舞曲」からインスパイアされたということで、確かに人の声に似た響きを持つチェロにはうってつけの曲ばかりが選ばれています。ベートーヴェンの変奏曲も、本来ならピアノが伴奏を務めるのですが、アコーディオンに替わると素朴な佇まいに変化します。淡々と歌うパーセル、情熱的なチャイコフスキーやドヴォルザーク、妖艶なヴィラ=ロボスと、曲によってその表情も変幻自在。バッハ作品は二人それぞれがソロを披露、一味違う音色を楽しめます。(2016/06/29 発売)
レーベル名 | :Orlando Records |
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カタログ番号 | :OR0023 |
18世紀後半、クロマティック・ペダルの発明によりハープにおける半音の演奏が容易になったことで、主にフランスの上流階級の間で人気が高まりました。パリがハープ普及の中心地となり、とりわけ王族や貴族の間で広く愛奏され、フランス革命後もその人気は衰えることはありませんでした。そのため、1750年から1850年にかけてハープのために膨大な作品が作曲されるとともに、人気作品のハープ用編曲も数多く行われました。このアルバムにはベートーヴェンがピアノまたはハープのためにと記した「スイスの歌による6つの変奏曲」と、偽作の可能性のある「3つのディヴェルティスマン」、名手ジョン・トーマスによる「月光」やニコラ=シャルル・ボクサが編曲した「易しいバガテル」と、原曲の譜面通りに演奏したピアノ・ソナタ第16番の「アダージョ・グラツィオーソ」が収録されています。「3つのディヴェルティスマン」は、チェコのブルノの城館で楽譜が見つかり、ベートーヴェンと交流のあったカール・ヴィルヘルム・フォン・ハウクヴィッツ伯爵の作品の可能性が指摘されています。ペルッチは「アダージョ・グラツィオーソ」のみをモダン・ハープで演奏し、それ以外の作品はエラール・ハープで演奏しました。イタリアのハーピスト、パオラ・ペルッチは、作曲家マリオ・ペルッチを父に持ち、17歳でペーザロ音楽院を首席で卒業した後、サンタ・チェチーリア国立アカデミーなどで研鑽を積みました。歴史的ハープ作品の研究・演奏に力を注ぎ、19世紀の作品の録音やさまざまな作品の初演も手がけています。また、シャルル=ニコラ・ボクサ文化協会を設立し、学術会議を主導するほか、国際的にマスタークラスを開催しています。(2025/03/21 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
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カタログ番号 | :CDS8059 |