ブリス, アーサー(1891-1975)
Search results:25 件 見つかりました。
王立音楽大学でスタンフォードに師事、第一次世界大戦に従軍し、復員後に作曲活動に入ったアーサー・ブリス。ヴォカリーズのみの歌を楽器として扱う独自の作風が話題となり、知名度を獲得。新古典派の薫陶を受け、やがてジャズにも興味を示し、これらの要素を取り入れたユニークな作品を次々と発表しました。エルガーからも強い影響を受け、時には牧歌的な作品を書くなど様々な表情を見せる彼の作風は、ピアノ曲でも変わることがありません。1924年頃に作曲された「マスク」はその代表的な作品。4曲それぞれが独立した雰囲気を持ち、各々のタイトルに即した曲が展開されていきます。後期ロマン派の香りが漂う「2つの間奏曲」も聴きものです。(2019/06/28 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
---|---|
カタログ番号 | :SOMMCD0148 |
ピアノ音楽の解釈において、現代につながるアプローチ上に位置するソロモン、しかしその演奏はいわゆる「原典主義」という理屈が陥りやすい、無味乾燥な演奏とは一線を画するものでした。奇をてらわない、楽譜に忠実な演奏でありながら、ベートーヴェンの第2楽章のラルゴの品格ある美しさは、ゆがみのない、最上の解釈の一つといえるでしょう。第1楽章で彼があえてクララ・シューマンによるカデンツァを選択したのも、彼なりの古典的アプローチの表明とみることも出来ます。また珍しいブリスのピアノ協奏曲は、現代的音響の中にも、擬古典的側面を色濃くうかがわせる作品で、ソロモンの十八番であった曲の一つです。(2002/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.110682 |
1895年の夏、「クラシック音楽をもっと気楽に聴いてもらおう」とロバート・ニューマンが提唱し、指揮者ヘンリー・ウッドが演奏した“BBCプロムス”。ロイヤル・アルバート・ホールを中心に2ヶ月間に渡って開催される100年以上の歴史を持つこの音楽祭、なかでも最終夜の「ラスト・ナイト・オブ・プロムス」での盛り上がりは素晴らしく、激しいチケット争奪戦に敗れた人は、テレビの前で歓声を上げるのが慣わしとなっています。エルガーの「威風堂々 第1番」は必ず演奏される曲で、合唱の入る部分はアンコールされるのが決まりです。/プロムスでの演奏はBBC交響楽団が中心ですが、同じく英国を代表するオーケストラであるロイヤル・フィルも、これらの名曲に強い愛着を抱いており、本家BBC交響楽団とはまた違うアプローチで華麗に演奏しています。(2017/02/24 発売)
レーベル名 | :Royal Philharmonic Orchestra |
---|---|
カタログ番号 | :RPOSP009 |