ドヴォルザーク, アントニン(1841-1904)
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(2005/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559130 |
【躍進著しいマチェラル、ドヴォルザークの通好みプログラムでLINNから登場】1980年ルーマニア生まれのクリスティアン・マチェラル。トルプチェスキの「ショスタコーヴィチ: ピアノ協奏曲」(CKD659)でLINNデビューしていますが、彼が首席指揮者を務めるケルンWDR交響楽団とのアルバムは今回が第1弾。ドヴォルザークの「伝説」と「チェコ組曲」(ドラマ「のだめカンタービレ」で使用)という、有名曲とは言い難い2曲で臨みますが、抑え気味のダイナミクスの中で中央ヨーロッパの自然を連想させる曲調を薫り高く表現する手腕はさすが。WDR響と併せてフランス国立管弦楽団の音楽監督にも就任するなど、ヨーロッパで躍進中の彼の実力を十二分に味わうことの出来るアルバムです。(2022/09/09 発売)
レーベル名 | :Linn Records |
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カタログ番号 | :CKD710 |
ドヴォルザークのピアノ曲の魅力の一つとして、洗練されすぎない、むしろダサっぽい田舎感覚をあげることができるでしょう。そしてそのよい例が、当盤冒頭の「2つのフリアント」です。急速で勢いのあるボヘミアの民族色の濃い舞曲ですが、野暮ったい音の重ね方が濃厚な味わいを醸し出しています。なかなか演奏も難しいはずですが、どうにも栄えない、しかしそんなところが、何とも魅力的です。「4つの牧歌」も、同様に田舎系の素敵な小品です。一方、もう少し洗練されているのが「6つの小品」です。どことなく、シューマンの「クライスレリアーナ」に似ているかも・・・。(2005/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557475 |
当盤は、一旦他の編成のために作曲された後、管弦楽用に改作された作品も多いこともあるのでしょう、演奏頻度が少ない曲が集まっていますが、それだけにむしろ再発見の喜びも大きいといえましょう。例えばピアノ伴奏が原曲のチェロとオーケストラのための「ロンド」、この曲はあのチェロ協奏曲と同様に、親友のチェリスト、ヴィーハンのために書かれたものですが、かの協奏曲を髣髴とさせるような名人芸を堪能することができます。またピアノ曲から編曲されたアメリカ組曲は、同趣向のタイトルながら、交響曲「新世界」や弦楽四重奏曲「アメリカ」の影に隠れてしまった存在ですが、民俗的素材をふんだんに用いた佳品で、なかなか楽しめます。(2005/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557352 |
1873年、ドヴォルザークはアンナ・チェルマーコヴァーと結婚します。彼女は以前、彼が音楽教師を務めていた時の生徒。その時はアンナとその姉、ヨゼフィーナもドヴォルザークにに師事していました。実はドヴォルザークは姉のヨゼフィーナに恋心を抱いていたのですが、それはかなわずアンナを妻に迎えたのでした。そしてヨゼフィーナを忘れることができなかった彼の満たされぬ思いから生まれたのが歌曲集「糸杉」でした。その後、20年以上を経て、ドヴォルザークは「糸杉」のうち何曲かを弦楽四重奏曲に編曲。甘酸っぱい恋の思いはそのままに、品の良い美しい四重奏曲として仕上がっています。録音のあまり多くない「糸杉」では、ロビンソンの伸びやかな歌声が作品の魅力を存分に伝えています。(2019/05/24 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD236 |
ドヴォルザークは「最高のメロディストの一人」として知られていますが、それは彼の作品のほんの一部であり、歌曲についてはまだまだ未知の分野と言っても差支えありません。しかしながら彼の旋律の根源は歌曲にあると言っても差支えないでしょう。ここでは、ドヴォルザークの曾孫にあたるヨゼフ・スーク(彼の祖父がドヴォルザークの娘と結婚していた)の愛情溢れる編曲によって一連の歌曲がヴァイオリン及びヴィオラのための作品として生まれ変わりました。「わが母が教えたまいし歌」以外は、歌われることすら稀なこれらの愛すべき歌曲集を独特の甘い音色を持つスーク自身のヴァイオリンで思う存分お聴きください。素朴な味わいと渋さが同居する「聖書の歌」の美しさも格別です。アシュケナージによるピアノ伴奏がこれまた素晴らしく、これこそまさに極上の1枚と呼ぶにふさわしいアルバムです。(2010/04/21 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0100 |
ドヴォルザークの没後120年を記念して、VOX音源の中でも特に評価の高いアルバムが新リマスターで登場!VOXが1975年に3枚組LPでリリースした「独奏楽器と管弦楽のための協奏的作品全集」は、 その演奏・録音両面で高い評価を得、 形態を変えつつ再発売を重ねて来ました。このCDには、LP2枚目からヴァイオリン協奏曲とLP3枚目のピアノ協奏曲を収録しています。前者のソリストは1918年生まれのルッジェーロ・リッチ。11歳でカーネギーホール・デビューを成功させ、1947年にはパガニーニの24のカプリースを世界で初めて録音したことでも知られます。ここではロマン派ヴァイオリン協奏曲の王道を行く、朗々とした歌い回しと明るく美しい音が印象的。リッチ自身の1961年Decca録音よりも第1楽章と第2楽章はやや速めのテンポを取り、前者の演奏時間32分余りに対して当盤は29分余り。音質も含めて、聴き比べも大いに楽しめることでしょう。ピアノ協奏曲のソリストはチェコ生まれで生前は来日も多かったフィルクシュニー。「外連味が無い」と評されることから地味という先入観を持たれがちですが、曲本来のブリリアントな聞かせどころはしっかりと決め、民俗舞曲風のリズムの弾みは自然体、高揚感も穏やかな抒情もオケと一体化して見事です。フィルクシュニーと1歳違いでやはりチェコ生まれのジュスキントが、首席指揮者として6シーズン目を迎えていたセントルイス響から深みのある響きを引き出し、個性の異なる各ソリストに当意即妙に付けているのも聴きどころ。録音エンジニアのマーク・オーボートは自らの録音イメージを「ホールの4列目か5列目で客席から10フィート(約3m)ほど宙に浮いてオーケストラを見渡す」と語っていましたが、その言葉が実感できるような広がりと奥行きのあるサウンドステージが展開されます。前回のCD化(CDX-5015)も録音の優秀さは伝わりましたが、マイク・クレメンツによる24bit192kHzリマスターではオーケストラの響きがより豊かに、個々の楽器の質感がより明瞭になり、高域に伸びと潤いが加わって硬さが取れているのが収穫です。尚、ブックレットには初出LPに掲載されていた曲目解説と初出時のLPジャケットが掲載されています。(2024/02/23 発売)
レーベル名 | :Vox |
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カタログ番号 | :VOX-NX-3035CD |