ドヴォルザーク, アントニン(1841-1904)
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DeccaからCDを出しているチェリストのエンリコ・ディンドがDYNAMICに登場、曲はドヴォルザークのチェロ協奏曲!エンリコ・ディンドは1965年トリノ生まれ。同地のジュゼッペ・ヴェルディ音楽院でアントニオ・ヤニグロらに学び、22歳の時にミラノのスカラ・フィル第一チェロ奏者に抜擢され、1998/99シーズンまで務めました。1997年にはパリで開催された"ロストロポーヴィチ国際チェロコンクール"で優勝。これまでにロストロポーヴィチをはじめ、リカルド・シャイー、ジャナンドレア・ノセダ、チョン・ミョンフン、パーヴォ・ヤルヴィらが指揮するオーケストラと共演、また各地の音楽祭でも演奏を重ねてきました。指揮にも情熱を注ぎ、2001年にはイ・ソリスティ・ディ・パヴィアを設立して音楽監督を務めています。イタリアDeccaにはバッハの無伴奏チェロ組曲や弾き振りによるヴィヴァルディ、C.P.E.バッハ、ハイドンのチェロ協奏曲などの録音がありますが、この度チェリストにとって大本命のレパートリーの1つドヴォルザークをDYNAMICからリリースします。ダニエーレ・ルスティオーニが指揮するトスカーナ管弦楽団をバックに、協奏曲では朗々と歌う演奏を聴かせ、余白には定番曲の「森の静けさ」と「ロンド」に加え、ディンド自身がチェロ用に編曲した「私にかまわないで」を収録。美しい旋律をじっくりと聴かせます。 (2023/02/24 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
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カタログ番号 | :CDS7977 |
幅広いレパートリーを持つ名オルガニスト、ハンスイェルク・アルブレヒトの最新盤は、ドヴォルザークの序曲「謝肉祭」と交響曲第9番「新世界より」、バーバーとコープランドの作品もあわせてオルガンで演奏した1枚。「新世界より」を編曲したのはハンガリー生まれのジグモンド・サットマリー(1939-)。ヘルムート・ヴァルヒャに師事し、優れたオルガニストとして活躍する傍ら、作曲家としても高く評価を受けています。他の作品もオルガンの音色を存分に生かした編曲が施されており、オリジナルとは違う魅力が生まれました。とりわけ「新世界より」の第2楽章や、バーバーのアダージョでのゆったりとした荘厳な響きは、オルガンならではの美しさです。アルブレヒトはハンブルクを代表する聖ミヒャエル教会の3台のオルガンを縦横無尽に操り、見事な演奏を聴かせます。(2020/11/27 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC475 |
【NAXOSのドヴォルザーク弦楽四重奏曲全集、ついに完結】1995年にスタートしたNAXOSのドヴォルザーク弦楽四重奏曲全集、途中で演奏者がプラハ・ヴラフ四重奏団からファイン・アーツ弦楽四重奏団に代わり、作曲家の没後100年目についに完結です。弦楽四重奏曲第2番は1869年頃に書かれた、演奏時間50分余りの大曲。当時ワーグナーの音楽に魅了されていた若き作曲家による、半音階的な和声と転調が多用された野心的な作品です。後にドヴォルザークはこの譜面を破棄してしまいますが、20世紀になってパート譜の写しが発見され、1932年に初演、1962年にようやく出版されました。民謡の要素は薄く、全体の構成も比較的自由に書かれています。アルバムの最初に収められた「バガテル」は1878年の作品。2つのヴァイオリン、チェロとハルモニウムという珍しい編成で書かれており、古いボヘミアの民謡からの旋律が効果的に用いられた魅力的な曲集です。ハルモニウムを演奏している諸岡亮子は、ドイツを拠点に演奏と教育で活躍するオルガン奏者。最後に置かれた「ロンド」は、ドヴォルザークがニューヨークに旅立つためのお別れツアーで演奏された小品。耳なじみよい旋律とチェロの妙技が際立ちます。(2024/01/12 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574513 |
20世紀の音楽といった新興分野の拡大等により、クラシック音楽界の人気地図も徐々に変化し続けています。そんな中で、最も割を食らわされている分野の一つが、残念ながら当盤のドヴォルザークを代表格とする、民族色豊かな19世紀国民楽派の音楽といってよいでしょう。温かくたゆたう「ユモレスク」の調べや、躍動する「スラヴ舞曲」のリズム、「わが母の教え給いし歌」の程好いセンチメンタリズムを耳にしていると、「古き良き」などという感覚に拐われてしまうのも、そんなご時世ゆえでしょう。が、そんな今だからこそ、こういった小品たちの素直で可憐な美しさと愉しさを、是非とも見直したいものです。(2002/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554730 |
【感涙!パイネマン最初期の録音が一挙登場!】公式録音数が極端に少なく、幻のヴァイオリニストとも呼ばれるパイネマンが、1952年から65年に南西ドイツ放送で行った放送用スタジオ録音が一挙BOX化。いずれもメディアとして公式に発売されるのは今回が初めてとなり、ファンにとって大いに歓迎されるものとなるでしょう。その内容も注目に値するもので、父親ロベルト・パイネマン(エディトの生地マインツのオーケストラでコンサートマスターを務めていました)のピアノ伴奏による初々しいバロックと、早熟の片鱗をうかがわせるレーガーとヒンデミットという、15~16歳の最初期の録音も収録しています。得意としたシベリウスなどの協奏曲を二十代の瑞々しい演奏で堪能することが出来るもの魅力。またロスバウトが振るプフィッツナーは彼の最後の演奏・録音となっており、巨匠はこの直後12月29日に亡くなっています。ちなみにレーベルの資料によると、初期の録音ではチェコに近いクリンゲンタールのフィエカー製ヴァイオリン、あるいは1720年頃ロンドンのダニエル・パーカー製作の楽器を使用しており、1965年には1732年製グァルネッリ(Guarneri del Gesu)を入手したとのことです。SWRが保有するマスターテープから最新のリマスターが行われており、モノラルながらたいへん聴きやすい音となっています。(2019/04/19 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19074CD |
すでにALPHAレーベルからドヴォルザークの作品をリリースしているブッシュ三重奏団。今作では1984年創設のイザイ四重奏団のメンバーであり、ピアノ四重奏曲でも共演したヴィオラ奏者ダ・シルヴァとロシア出身のヴァイオリニスト、マリア・ミルシテインを迎え、ドヴォルザークのピアノ五重奏曲と「バガテル」を演奏しています。同じ調性を持ちながら、作曲年代に15年の開きがある2曲のピアノ五重奏曲では、作風の特徴をしっかりと捉えることで、ドヴォルザークの芸術の変遷と内面の熟成をはっきりと感じさせ、またバガテルでは作品の持つ親密な雰囲気を存分に味わわせてくれます。(2018/07/27 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA403 |
ドヴォルザークには2曲のピアノ五重奏曲が残されていますが、特に作品81の方は、このジャンルを通じた傑作との呼び声が高く、広く親しまれている名曲中の名曲です。ボヘミアの民俗風味とクラシック的な語法、憂いと喜びの感情、長調と短調、ピアノと弦楽etc.と、様々な要素が理想的なバランスで渾然一体なり、この曲の魅力となっています。第1楽章冒頭の、憂いの色を帯びながらも夢見るように歌われる、チェロの美しい旋律から、最終楽章の喜びに満ちたコーダまで、どこをとっても無敵の楽しさでいっぱいです。また知名度では一歩譲る作品5の方も、なかなかどうしてよくできた佳曲です。(2003/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555377 |
トリオ・デ・アルプによるドヴォルザークのピアノ三重奏曲シリーズ、第2集はシューベルト風の抒情とスラヴ的響きを融合させた第1番と、引き締まった構成の中に、スラヴ風のテーマを採り入れた第2番を収録。両曲とも伸びやかな旋律、十分多彩ながらも落ち着いた和声展開が魅力です。トリオ・デ・アルプは、豊かな個性と高度な技術を持つ3人の音楽家による室内楽アンサンブル。「対話」や「共有された音色」に重点を置き、作曲家の意図に忠実な演奏を追求しています。ヴァイオリニストのハナ・コトコヴァーは国際的に評価され、特にニューヨークでの演奏や「プラハの春」国際コンクールでの優勝が知られています。チェリストのクロード・アウリは現代音楽で高い評価を得ており、ピアニストのコッラード・グレコは豊富な室内楽経験を活かしてアンサンブルを支えています。(2025/01/17 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
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カタログ番号 | :CDS8003 |
【若きトリオのドヴォルザーク完結編】2012年にロンドンで結成されたブッシュ三重奏団。メンバーのマティウがアドルフ・ブッシュの所有していたグァダニーニのヴァイオリンを使用していることから、この名ヴァイオリニストの名前を冠しています。これまでALPHAレーベルからいずれもドヴォルザークの室内楽を集めたCD3枚をリリースしていますが、4枚目のこのアルバムで彼が残したピアノを含む室内楽曲を全曲録音したことになります。ここにはデビュー盤に続くピアノ三重奏曲を収めており、演奏機会の多くない第1番、第2番という通好みの選曲。1875年に作曲された第1番はドヴォルザークの作風が確立されていない時期のものですが、彼らしい美しいメロディラインとボヘミアの要素がたいへん魅力的な作品。第2番は愛娘の死を乗り越えて書かれた哀しくも美しい作品。まだ30代のドヴォルザークが残した若々しい作品を、ほぼ同世代のブッシュ三重奏団が共感を持って歌い上げます。(2019/05/24 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA466 |