シュトラウスII世, ヨハン(1825-1899)
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「シュランメル」とは19世紀後半のウィーンで発達したオーストリアの民族音楽の演奏形態。ヴァイオリニストであったヨハンとヨーゼフ・シュランメル兄弟の名前に基づいています。彼らはウィーン民謡に独自のアレンジを加えホイリゲ(新酒を出す酒場)で演奏、ホールでオーケストラが演奏する“ウィンナ・ワルツ”とは違う味わいを持つ音楽は人々を魅了し、その人気はヨーロッパ中に広まりました。ヨハン・シュトラウス2世やシェーンベルクも彼らの音楽に心酔していたというほどのシュランメル、現在でも数多くの奏者たちがエレガントな演奏を繰り広げていますが、1995年に創立された「ノイエ・ヴィーナー・コンツェルト・シュランメルン」はその中でも突出した人気を誇るアンサンブル。伝統の中に新機軸を組み込んだアレンジが高く評価されています。(2019/02/22 発売)
レーベル名 | :col legno |
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カタログ番号 | :WWE1CD20430 |
シュトラウス王朝が栄えている間、ウィーンの宮廷ではシュランメル兄弟の作品はほとんど流行していませんでした。しかし彼らが主に活動していたのはホイリゲ(ワイン居酒屋)や宿屋であり、ここで大きな人気を博したのです。彼らの演奏時の編成におけるは、2本のヴァイオリン(フィドル)、コントラギター、クラリネット、そして時にはボタン式アコーディオンという変則的なもので、この独特な音色が聴衆を泣かせたのでしょう。このアルバムでは当時使われていた楽器を用いた、まさに「その時代」をそのまま切り取ってきた演奏で、これがまた心を刺激する音楽なのです。(2015/03/25 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0056 |
4人の若き女性奏者たちによって2014年に結成されたチェロ四重奏団「コロフォニシュティンネン」。アンサンブル名は、弦楽器の演奏には不可欠の「松脂=Colophony」から採られており、すなわち、チェロの素晴らしい響きを意味しています。アンサンブルのデビュー・アルバムとなる『女傑の生涯』と題されたこのアルバムは、彼女たちのさまざまなスタイルと表現力を集約した1枚。アンサンブルが得意とするヨハン・シュトラウスの作品から、ユニークな活動で知られるチェリスト、マティアス・バルトロメイ(ウィーン・フィルのチェロ奏者フランツの息子)の新作、そしてアルバム・タイトルでもある、リヒャルト・シュトラウスの名曲のもじりで、シュトラウスの旋律からジャズまで幅広い旋律がコラージュされた曲「女傑の生涯」など、遊び心溢れた作品が並びます。(2020/05/15 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola99218 |
どうしても歴史の影にかくれがちだった20世紀初頭の女性ピアニストたち。彼女たちは、どれほど素晴らしい才能を有していたとしても、「ピアニスト」として認められることは難しかったのはご存知の通りです。このシリーズを通して聴くことができる彼女たちの名演は、ほんの片鱗ではありますが、どれも驚くほどに素晴らしく、他多様性に満ちています。30歳の若さでこの世を去った伝説的名手タマルキーナの豪快で力強いショパンや、ほとんど音源の残っていない1913年生まれのフックソーヴァのしっとりした演奏など、このアルバムを聴いているだけで、野に咲く花々を一輪ずつ眺めるような楽しさがあります。(2012/07/18 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111218 |