ブレトン, トマス(1850-1923)
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現在ではほとんど忘れ去られてしまったサルスエラの巨匠、ブレトン(1850-1923)の音楽。あまりにも親しみやすい音楽だったから、却って嫌われてしまったのでしょうか? 1875年から1896年(彼が最も名声を得ていた時期)に書かれた4つの序曲もさることながら『アンダルシアの情景』の、いかにも。といったスペイン臭さにまみれる楽しさと言ったら! これはもう『スペインのアンダーソン』とでも呼ぶ他ありません。トラック2がオススメです。(2009/02/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572076 |
数多くのサルスエラで知られるスペイン、サラマンカ出身の作曲家ブレトンの弦楽四重奏曲集。彼が活躍していた当時のスペインは、地元の音楽家たちの尽力もあり、室内楽コンサートが定期的に開催されており、新しい作品が求められていました。作曲家たちは各々「どんな室内楽を書くか」について工夫を凝らしましたが、ブレトンはウィーンの伝統に則った古典的な形式を採用、作品によって幾分かの違いはあるものの、総じてベートーヴェンを思わせるドイツ風の整った作品を書き上げています。このアルバムには、ブレトンの最初の弦楽四重奏曲である第1番と、スペイン要素を取り入れた、世界初録音となる弦楽四重奏曲第3番を収録。どちらも哀切な表情を湛えた緩徐楽章が印象的な美しい音楽です。作曲家の名を冠した「ブレトン弦楽四重奏団」の演奏です。(2020/03/20 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573037 |