ブライアン, ハヴァーガル(1876-1972)
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世界最大規模の編成と長さでギネスの認定も受けた、怪作交響曲第1番「ゴシック」(NAXOS8.557418-19)で知られるブライアンですが、ヴァイオリン協奏曲も、オーケストラ部分は大規模な編成となっており、それに張り合う独奏パートは、大変なヴィルトゥオジテを要する難曲となっています。後に作曲者自身の手で破棄されましたが、作曲当初「英雄」のタイトルも与えられていただけあり、楽曲は雄大そのもの。短調メインで劇的な第1楽章、パッサカリア形式による魔術のような変奏術が素晴らしい第2楽章、長調で怒涛のエネルギー放出する結尾にいたる第3楽章と、仕掛けの大きさをキッチリ活かした作品となっています。※既発売Marco Polo8.223479の再発売盤(2005/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557775 |
伝説的な作曲家として知られるブライアン。彼は生涯に32曲の交響曲を書き(最後の第32番は90歳を過ぎてからの作品!)他にも、オペラを始めとした数多くの作品を残しています。彼は全部で8つのオペラを手掛けましたが、そのうち2作は未完であり、1作は紛失したため、現在5作がカタログ上に存在します。しかし、ほとんど上演されることがないので、耳にする機会もまずありません。このアルバムには彼のオペラから派生した管弦楽作品を収録しています。トラック1-9の変奏曲は、オペラ「虎」の関連作品で、トラック14の悲劇的前奏曲は、オペラ「チェンチ」の前奏曲として用意されたものです。どの曲も驚くほど親しみやすく、また印象的であり、誰もが楽しめる作品となっています。(2012/06/13 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0113 |
文明・文化の優劣は、もちろん一概に決めることができませんが、西欧クラシック音楽と他の音楽を比較した場合に、巨大で凝りまくった作品の構築可能性という一点に関しては、クラシックに軍配を上げてよいのかもしれません。それを証明するのが当作品、オルガンを含む巨大オーケストラ(打楽器だけで17人の奏者!)に、4人の独唱者と各種合唱団、さらには4つのブラスバンド別働隊という、空前の規模による約2時間の音の饗宴は、ギネスブックに公認されたこともある、まさに「世界最大」の交響曲です。この世界一の凄まじさ、是非ともご体験ください。本当にス・ゴ・イ・で・す!!※Marco Polo 8.223280-1と同音源(2004/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557418-19 |
32曲もの交響曲を作曲したことで知られるイギリスの近代作曲家ブライアンですが、彼の生前には、それらはほとんど演奏されることがありませんでした。この第2番の交響曲はゲーテの「鉄の手のゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン」に触発され書き始められましたが、後に早世した彼の最愛の娘のために捧げられました。16本のホルン、3組のティンパニ、2台のピアノ、オルガンを必要とする大規模な編成で奏される悲痛な行進曲は、まるでワーグナーのジークフリートの葬送曲を思い起こさせます。(MARCO POLOレーベルから既発売の音源です)(2007/10/17 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570506 |
最近、ようやくその真価が認められつつある、イギリスの伝説的な作曲家ハヴァーガル・ブライアン。成功とは全く無縁であり、32曲もの交響曲を書き残しながらも、ほとんど認められることはありませんでした。ようやく生涯の終わり近くに第1番「ゴシック」が演奏され、一部の人たちの間で熱烈な支持を受けることとなったのが救いでしょうか。彼がこの世を去ってから、ようやくこの比類なき作品群に光が当たり、演奏や録音の機会も増えてきたのは嬉しい限りです。そんなブライアン、72歳の時にここに収録された「交響曲第6番」を作曲し、その後は素晴らしいスピードでいくつもの交響曲やオペラ、管弦楽作品を書いていきます。もちろん第1番のような巨大さ(長さも編成も史上最大の規模を持つとされます)は望めませんが、それでも同世代のイギリスの作曲家たち/エルガーやホルスト、ディーリアス/と比べると、その作品がどれほど奇妙な味わいを持っているかに気がつくのではないでしょうか。ここには単一楽章の第6番と第31番、そして古典的な趣きを持つ第28番、同じく91歳の時の作品である第29番の4曲が収録されています。全て、汲めども尽きぬ創造のエネルギー漲る怪作です。(2015/05/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573408 |
近代音楽史の中で異彩を放つ英国の作曲家ハヴァーガル・ブライアン。数多くのユニークな作品を残しながらも、その存在は無視されつづけ、ようやく晩年になっていくつかの作品が演奏されるようになりました。なかでも交響曲第1番「ゴシック」は前例のないほどの長大かつ大編成の作品であり、この作品の特異さで彼の名前が評価されるようになったとも言えるでしょう。交響曲は全部で32曲ありますが、このアルバムに収録された2曲は、常識的な長さの作品で、とりわけ古代ギリシャとペルシャの戦いを描いた第16番は単一楽章のみのコンパクトな曲です。古典的な形式で書かれた第7番は、ゲーテの自伝にインスパイアされた作品で、壮麗なファンファーレで幕を開け、ゆったりとした終楽章で幕を閉じます。「鋳掛け屋の婚礼」はJ.M.シングの戯曲を元にした作品。19世紀のイタリア喜劇序曲を思わせる楽しい曲です。(2019/05/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573959 |
史上最大、最長の作品と言われる「交響曲第1番」で知られるイギリスの作曲家ハヴァーガル・ブライアン。敬愛するリヒャルト・シュトラウスに献呈された全六楽章で構成されたこの曲は、あまりの演奏困難さのため、完成された1927年から33年を経てようやく初演されたというエピソードを持っています。しかしブライアンの真価が発揮されるのはこの曲を書き上げてから。まるで堰を切ったかのように、次々と交響曲を書き上げ、亡くなる4年前、1968年までの約40年間に合計32曲を世に送り出しました。このアルバムでは世界初録音となる「第26番」を含めた3曲を収録。単一楽章で書かれた第8番の溢れ出るメロディ、荘厳なアダージョ楽章が印象的な第21番、爆発的なエネルギーによって苦悩を勝利へと昇華させる第26番。どれも未知の世界の扉を開く興味深い音楽です。/(2017/10/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573752 |
ハヴァーガル・ブライアン(本名はウィリアム)は、独学で音楽を学び、小さな教会のオルガニストを務めていました。20歳になる前にエルガーの合唱曲に接し、当時の新作音楽を熱心に支持するようになります。作曲を始めた当初は、その作品を多くの聴衆に支持され順風満帆な作曲家人生を送るかと思われましたが、様々な事情でドロップ・アウト。生涯に32曲の交響曲を書きながらも、その作品はほとんど忘れ去られてしまい、現在でもごく一部の熱狂的なファンによって、偉大なる彼の業績が伝えられているに過ぎません。このアルバムには2つの交響曲と、彼のお気に入りであった「メリーハート博士」(変奏曲の形式で書かれている)、そして豪壮な「勇気のために」が収録されています。これを聴くことで一層ファンが増えること間違いありません。(2010/09/15 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572014 |