ドビュッシー, クロード(1862-1918)
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英国とフランスをつなぐ作品を書いた作曲家たちのヴァイオリン曲を集めた1枚。冒頭にはこのジャンルを代表するディーリアスの作品が置かれています。20代後半、パリに留学した彼は滞在した8年の間に、この都市の空気と文化を存分に堪能、認められることはなかったもののこの「ヴァイオリン・ソナタ ロ長調」を含む数多くの作品を書き上げています。また、彼より年少のアイアランドのソナタは、エドワード調の優雅さとフランス印象派の作風を融合させたものであり、ドビュッシーの最後のソナタは深い感情が表出された名作です。ここに、ラヴェルとドビュッシー作品から影響を受けたシリル・スコットの小品と、ハイフェッツのアレンジによるラヴェルの「ハバネラ形式の小品」、バックスの「地中海」を併せ、ホウィックとキャラハンが各曲の共通項を探っていきます。(2021/02/19 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0625 |
【グルダ若き日のライヴ2種!得意のベートーヴェン、バッハの希少録音など】フリードリヒ・グルダ(1930-2000)が南西ドイツ放送(SWR)に残した録音を発掘し、オリジナル・テープから丁重にリマスターされた音源をリリースするシリーズ第5弾。最終回となる今回は、グルダが29歳を迎える前後、1959年にドイツの城館で行われた2つのライヴです。このうち、これが彼にとって最初のライヴ収録となる「夜のガスパール」を含むブルッフザール城でのリサイタルは初CD化。「テンペスト」を始め、得意のベートーヴェンのソナタが3曲収録されているのも嬉しいところです。グルダにとってこれが唯一の録音となるバッハの「最愛の兄の旅立ちに寄せて」(DGより既発)では、抒情性と躍動感の対比を実に生き生きと描いています。いずれもモノラルながら、音質、ダイナミック・レンジともに申し分なく、若きグルダの瑞々しいタッチを堪能することが出来ます。拍手は収録されていません。(2021/02/12 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19098CD |
ルーマニア出身の女性ピアニスト、クララ・ハスキル(1895-1960)。幼いころから音楽的才能を見せたものの、病気がちだったためもあり、真価が認められたのは第二次世界大戦が終わってからでした。しかし1960年に不慮の事故でこの世を去ってしまったため、華やかな活動時期はほんの10年程度。モーツァルトの端正な演奏で知られますが、ベートーヴェンやシューマンでも優れた解釈を見せています。このアルバムは、1953年ルートヴィヒスブルク城で開催されたリサイタルで演奏された作品を全曲収録したもの。シューマンの「色とりどりの作品 Op.99」の抜粋とアンコールの2曲はこれまでリリースされたことのない貴重な音源です。リサイタルの前半は、バッハ、スカルラッティに続くベートーヴェンの最後のソナタ。後半はシューマン、ドビュッシー、ラヴェルと、更に多彩な作品が選ばれておりハスキルの自信を感じさせるプログラムとなっています。SWR所蔵のオリジナル・テープからデジタル・リマスタリングを行っています。(2018/02/23 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19052CD |
このアルバムでは、初心者のためのピアノ曲の中でも特に優れた作品を紹介しています。イギリスのピアニスト、クリストファー・ノーザムの演奏で、バードからドビュッシーまでの3世紀に渡る作曲家を網羅しており、どの年代の学習者にも満足していただけるようなピアノ音楽を厳選収録しました。あまり録音されていない貴重な作品も多いため、より多くのピアノ・ファンにもお楽しみ頂ける内容となっています。バッハの「メヌエット ト長調」やベートーヴェンの「エリーゼのために」、ブルグミュラーの「25の練習曲」より“アラベスク”と“無邪気”などのピアノ学習者にはお馴染みの有名曲から、パフルスキ「前奏曲 第1番 Op. 100」や、アルカンの「エスキース Op. 63」などのあまり顧みられることのなかった逸品も収録されています。(2020/08/14 発売)
レーベル名 | :Hoxa |
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カタログ番号 | :HS950701 |
「オルガンでオーケストラ作品を演奏する」フランツ・リストをはじめとした様々な作曲家、演奏家が挑戦し続け、多くの成功例を生み出しています。フランスのオルガニストで作曲家でもある、マルセル・デュプレもその一人で、数多くのオーケストラ作品をオルガン用に編曲、原曲の持つ華やかさを余すことなくオルガンに移し替えています。ただし、リストが使用していた88鍵、3ペダルのオルガンでは、20世紀作品の複雑な音色を表現するのは難しかったため、デュプレが考案したのは4段鍵盤と17のペダルを持つ巨大な楽器でした。今回のトビアス・フランクが演奏したのは、ルクセンブルク・フィルハーモニーの「カール・シュッケ・オルガン」。2002年に設立されたこのオルガンも4段鍵盤と82ストップをもつ巨大な楽器で、作品が要求する多彩な響きが存分に楽しめます。(2018/05/25 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP6153 |
フランスのフルート奏者ジュリアン・ボーディモンとハープ奏者マリー=ピエール・ラングラメのアルバム。タイトルの“バディネリ”は18世紀の舞曲で、ここにも収められたバッハのものがフルートの活躍で有名です。冒頭に置かれたのはプーランクのソナタで、軽やかで憂愁溢れるフルートの旋律を通常はピアノが伴奏しますが、ここではハープで伴奏することでラングラメは柔らかい響きを与えています。モーツァルトの美しいアダージョ、アルバム・タイトルでもあるバッハのバディネリやグルックの精霊の踊りなどのバロック、古典派の作品が続き、サン=サーンスやドビュッシーの流麗な曲から、バルトーク、ファリャ、リムスキー=コルサコフの民族的な曲、そして最後はピアソラの名曲「タンゴの歴史」でアルバムを締めくくるという贅沢な1枚。世界中で活躍する二人の奏者が生み出す親密な音楽を存分に楽しめます。(2024/07/26 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100314 |
アンダルシア地方のリナーレス出身で、マドリード、グラナダ、ミュンヘン、そしてザルツブルク・モーツァルテウムで学んだスペインのギターの名手、リカルド・ガレンが2017年(一部2014年)にフアン・マルク財団で行ったコンサートのライヴ。キューバ発祥でスペインに伝わったハバネラと、イベリア半島発祥のタンゴという2つの舞曲を元にした作品がプログラムの中心となっており、中には冒頭のテニディスによるギリシャ風のハバネラなども聴くことが出来ます。リズムとメロディの複雑な絡み合いを、高い技術力とセンスでたいへん魅力的に聴かせています。(2024/11/22 発売)
レーベル名 | :MarchVivo |
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カタログ番号 | :MV012 |