アンゲルブレシュト, デジレ=エミール(1880-1965)
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「フォックストロット」とはアメリカで生まれたダンス音楽の一種で、ラグタイムから派生したと言われています。これらの音楽は2つの世界大戦の狭間である1920年代から1930年代のいわゆる「狂騒の20年代」のアメリカで、ジャズや、同じ系統であるシミー(音楽にあわせて肩を揺らすダンス)やチャールストンなどとともに大流行、ゲルマン的なワグネリズムから自由になろうとするヨーロッパの作曲家たちにも定着し、レコードや映画のヒットの波に乗って瞬く間に広まっていきました。さまざまなフォックストロットを追求するピアニスト、ゴットリープ・ヴァリッシュは、これまでに3枚の「フォックストロットと周辺の音楽」のアルバムを発表していますが、この第4集では聴き手を当時のパリとブリュッセルへといざないます。サン=サーンスやサティ、ミヨーらおなじみの作曲家をはじめ、あまり耳にすることのないベルギーの作曲家の知られざる作品をたっぷりお楽しみいただけます。(2022/04/08 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP855 |
ジャン=リュック・タンゴーが指揮する、フォーレのあまり知られていない合唱曲と管弦楽作品のアルバム。ヴィクトル・ユゴーの詩による「魔神たち」は合唱と管弦楽版を収録。「カリギュラ」はアレクサンドル・デュマ(父)の劇のためにフォーレが初めて手掛けた劇音楽で、冒頭の壮麗な金管のファンファーレに続き、ローマ宮廷の女性たちの生活を描いた牧歌的な音楽が続きます。最後は皇帝を眠りに誘う子守歌風の旋律で幕を閉じます。「主題と変奏」の原曲はフォーレの大規模なピアノ曲。これをデジレ=エミール・アンゲルブレシュトが1955年に編曲したオーケストラ版を収録。アンゲルブレシュトは、それぞれの変奏曲の主要な旋律を異なる楽器で演奏させることで、作品の引き立たせています。「マスクとベルガマスク」は19世紀後半に人気があったフェート・ガラント様式を反映した組曲で、フォーレは過去の自作曲を用いながら古風でノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。(2025/03/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574647 |