旧約聖書
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デンマーク国立声楽アンサンブルと新首席指揮者マルティナ・バティッチの最新アルバム。ここではバティッチの故郷、スロベニアの作曲家ウロシュ・クレークと、電子音楽の先駆者エルセ・マリー・パーゼの作品が取り上げられています。クレークの作品は調性感を持つハーモニーの中に、民族音楽の影響を受けたポリフォニーが取り入れられたもので、どれも神秘的な美しさをたたえています。パーゼの合唱曲は、1950年代の作品と電子音楽を用いた「マリア」(1980)を収録。「マリア」は、戦争のトラウマを癒すために書かれた作品で、聖母マリアの苦しみの段階を描いた11の楽章で構成された大作。現代宗教音楽の傑作の一つと評価されています。この曲の電子音楽の部分は1972年に彼女自身が作成したもので、演奏時はスピーカーで再生されます。ここで清冽なソプラノ・ソロを聴かせるのはデンマーク出身のアンナ・ミルマン。2023年からデンマーク国立声楽アンサンブルのメンバーとして活躍しています。(2025/02/14 発売)
レーベル名 | :OUR Recordings |
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カタログ番号 | :8.226924 |
ソプラノ歌手が悲しみの旋律を歌う交響曲第3番で一躍時代の寵児となったポーランド出身の作曲家グレツキの、他の録音が非常に少ないけれども負けず劣らずの名作をお届けします。交響曲第2番は、地動説を唱えたコペルニクスの生誕五百周年のために作曲され、2人のソロ歌手(3の前半で活躍)と合唱を伴います。3の14分過ぎに最弱音に静まりかえってから終止に到る部分の美しさこそ、グレツキの真骨頂と言えるでしょう。1はバリトン独唱と合唱を伴う管弦楽曲で、単純な旋律と和声の反復だけで30分間、これぞグレツキ流の摩訶不思議な癒しなのです。(2001/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555375 |
カナダの現代作曲家11人による合唱作品のアンソロジーです。国によって微妙に宗教観が異なるのは当たり前のことでしょうが、この国における楽園や天国の位置づけというものに思いを巡らせたくなるような、示唆に富む選曲となっています。人間の存在への問いかけ、自然礼賛、普遍なる物への愛、これらがナチュラルに歌われる姿は感動的です。ここで清冽なハーモニーを聴かせるエローラ・フェスティヴァル・シンガーズは1980年に指揮者ノエル・エディソンによって設立されたカナダの合唱アンサンブルです。彼らはグラミー賞にノミネートされるなど、実力を高く評価されており、NAXOSレーベルにも数多くの録音があります。なかでもウィテカーの作品集(8.559677)は大絶賛。彼らの幅広い力量がわかる1枚です。(2012/06/20 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572812 |
ロンドンに生まれ、アフリカ系音楽家のパイオニア的存在として特にアメリカで高い評価を得たサミュエル・コールリッジ=テイラー。この2枚組は彼の宗教的な合唱曲と世俗的な合唱曲が収録されており、多くは初めて録音されたものです。コールリッジ=テイラーの合唱音楽に興味を持ち、その音楽性の深さと多様性に感銘を受けた指揮者のマイケル・ウォルドロンによってこのリリースが実現しました。収録された作品はシンプルな曲からカンタータを思わせる壮大な曲まで多彩な雰囲気をもっています。(2023/06/23 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100247 |
クラシックをかなり好きになっても、バッハより古い音楽など聴いたことが無いという方は多いことでしょう。それは勿体無い!そこには、バッハ以降の音楽よりヒトのカラダに近い、理屈など一切抜きで、作曲者や曲名も忘れて純粋に楽しめる音楽の森があるのです。ナクソスは、そんなアーリー・ミュージックも、いつの間にか、たーくさん揃えてしまいました。この2枚組は既発売のアルバムから全51トラックも厳選した、ホントに凄いハイライト盤。貴方のお気に入りが、きっと見つかります。英文ですが、音楽史の勉強になる解説と、ナクソスの古楽CDのラインナップ付き。(2000/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554770-71 |
【音楽大国ベルギーに於ける、古楽と同時代音楽の関係を探る好企画!】およそ20世紀半ば頃から、クイケン兄弟やフィリップ・ヘレヴェッヘ、リチェルカール・コンソートなどの活躍によって世界の古楽界をリードする地域となったベルギー。そこは同時に現代音楽がさかんな国でもあり、20世紀初頭以来さまざまな作曲家たちがヴィオラ・ダ・ガンバや木管コルネット(ツィンク)、リコーダーなど、古楽器のための新作を少なからず世に送り出してきた地域でもありました。新しくも古雅な響きで人々を瞠目させてきたそれら独特な現代作品の数々を、古楽復興の歴史とともに40年の歴史を重ねてきたRicercarレーベルが1枚のアルバムで特集。21世紀に入って新たに収録された楽曲のみならず、クイケン・アンサンブルの前身でもあるアラリウス・アンサンブルが1968年に録音した「歴史的古楽器録音」も収め、かの古楽大国で現代作曲家たちがどのように古楽器を発見していったかを多角的に知ることのできるアルバム構成になっています。レーベル主宰者ジェローム・ルジュヌに捧げられた楽曲もあり。ブスマンス、メルニエ、指揮者としても名高いピエール・バルトロメー、あるいは自身も歴史的オルガンの弾き手でありながら作曲家としての顔ももつベルナール・フォクルール……演奏芸術・作曲・録音、それぞれの領域の近さもあればこそ、このようなユニークな音世界がベルギーでは歴史を重ねて来れたのだとわかる好企画盤です。(2020/11/13 発売)
レーベル名 | :Ricercar |
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カタログ番号 | :RIC421 |