新約聖書
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現在、最も重要な指揮者の一人と称されるミヒャエル・ギーレン(1927-)。舞台演出家の父のもと、ドレスデンに生まれ、1940年にアルゼンチンに移住し、ブエノスアイレスで音楽を学びます。カルロス・クライバーと知り合い、共に研鑽を積んだエピソードでも知られています。レパートリーは古典派から現代までと幅広く、とりわけ一連のバーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団とのマーラーの交響曲や、シェーンベルク作品での精妙な演奏は、比類なきものとして評価されています。この「ギーレン・エディション」は2017年の彼の生誕90年を記念し製作されたもので、SWRレーベルから今後3年間に渡って、全10集のリリースが予定されています。この第1集は1960年代の録音から最近の録音までを収録、そのほとんどは初出音源というもので、彼のファンのみならず、20世紀のクラシック音楽の演奏様式の一つのスタイルを俯瞰するためにもなくてはならないものとなることは間違いありません。(2016/02/24 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19007CD |
2015年と2016年に開催されたインディアナポリス交響楽団「キャロル・コンサート」のライヴ録音。伝統的なキャロルから、最も新しいクリスマス・ソングまでを合唱とオーケストラ、オルガンが華やかに歌い上げます。オルガンの荘厳な響きと大合唱を駆使した冒頭の「ジョイ・トゥ・ザ・ワールド」で、クリスマスを祝う喜びが溢れだすかと思えば、グラミー賞受賞経験のあるソプラノ歌手シルヴィア・マクネアーをソリストに迎えた「大人になった私のクリスマス・リスト」などの静かな曲でのしっとりとした美しさも格別です。その他、誰もが知る「ジングル・ベル」や「オー・ホーリー・ナイト」のユニークなアレンジも聴きもの。世界中の全ての人が楽しめるクリスマス・アルバムです。(2019/11/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.579065 |
1984年生まれのアレクサンダー・キャンプキンの合唱作品集。ヴィオラ奏者として活躍を始めた矢先、17歳で難病である多発性硬化症の診断を受けた彼は、演奏家をあきらめ作曲家に転向。合唱とオルガンをオックスフォード大学で学び、その後、英国王立音楽院を経てウィーン国立音楽大学に留学し研鑽を積みました。以来、タリス・スコラーズ、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ、BBC舞台芸術基金などの団体から委嘱された、100作を超える、新鮮で魅力的な作品を発表しています。このアルバムには2011年作曲の「まことの光」と2009年の「ミサ・ブレヴィス」他3曲を収録。浮遊感のある美しいハーモニーと、オルガンの荘厳な音が相俟って独自の世界が生み出されています。オックスフォードを拠点とするvOx室内合唱団は2014年に指揮者デイヴィッド・クラウンによって創設された団体。ルネサンスから現代作品まで幅広いレパートリーを誇ります。(2021/02/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574186 |
1962年、イギリスのヘレフォードに生まれた作曲家イアン・キング。少年時代にはヘレフォード大聖堂の聖歌隊員として理想的な音楽教育を受けるとともに、当時大聖堂の音楽監督であったロイ・マッセーのオルガン教育に通いました。その後、オックスフォード大学で音楽を学び、セント・ピーターズ・カレッジのオルガン奨学生になります。そして25年以上にわたりピアノ講師として活躍、また作曲家としては宗教合唱曲を中心に多彩な作品を遺しました。このアルバムには、キングによるグロスター大聖堂のための教会音楽を収録。2012年から2020年にかけて作曲した11の作品はどれもグロスター大聖堂の荘厳な雰囲気の中で初演されたものです。キングはこのセッションが行われる直前に死去しましたが、この録音が行われることを大変喜んでいました。2016年の「Three Choirs Festival」のためのマニフィカト、ヌンク・ディミティスや、キャロル・アン・ダフィーの詩に曲をつけた「The Christmas Truce」など心に染み入る素朴かつ美しい旋律が印象的です。(2022/04/22 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0649 |
このアルバムは、ウィーン大学の音楽史家の教授ビルギット・ロデスの「中世後期に隆盛を誇っていたハプスブルク家を中心に聴かれていた音楽を再現する」というプロジェクトから生まれたものです。当時の人々が馴染んでいた音を通して描き出す15世紀の世界は、聖なるものから市井の出来事まで、色々なことを想起させます。チロルの宮殿で奏された歌、僧たちの歌、吟遊詩人の歌、もちろんこの中には自然を題材にしたものや、権力への風刺など様々な内容が含まれています。曲の中には楽器のみの演奏もあり、これらはその後、また違った変遷をたどっていくことはご存知の通りです。アンサンブル・レオネスは演奏する楽器の種類やチューニングに細心の注意を払い、これらの「未知」の作品に説得力あるアプローチを試みています。(2015/02/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573346 |
英国歌曲における伝統はフィンジからヴォーン・ウィリアムズ、モーラン、ウォーロックなど数多くの素晴らしい作曲家たちに拠って受け継がれてきました。現代においても、数多くの作曲家が新しい作品を発表し続けています。かつて、このような「知られざる新しい歌曲」を専門にリリースしていた「Dunelm Records」というレーベルが存在していましたが、残念なことに現在活動を停止してしまいました。今回は2003年にリリースされたアルバムを復刻、貴重な作品に触れる機会となっています。バリトンのローリンソンが歌う一つ一つの歌は決して前衛的な作風をとることはなく、民謡を基調とした親しみやすい曲調は現代でも愛される魅力を備えています。(2019/07/19 発売)
レーベル名 | :Diversions |
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カタログ番号 | :DDV24168 |
このアルバムには、1663年10月10日に聖ゲレオン大聖堂の祝祭式典で演奏された「荘厳ミサ」の再現演奏が収録されています。イオアンネス・クーシャンという人物がケルンの人々のために大聖堂から委嘱を受けて作曲しましたが、その作曲者については手がかりがなく、経歴も一切不明です。楽譜はフランス国立図書館に保管されており、これは1687年にストラスブール大聖堂の聖職者となったセバスチャン・ド・ブロサールが自身で収集していた楽譜を同図書館に寄贈した中に含まれていたもので、恐らくクーシャンはストラスブール大聖堂と何らかの関わりがあったのではないかと推測されています。ケルンを拠点とするジョスカン・カペラは、2024年に迎える創立30周年の大きなイベントとして、この謎めいた作品を取り上げることに決めました。ミサ曲は声楽6名と器楽8名の編成でヴァイオリンやトランペットも加わる華やかな音楽。聖歌部分は男声5名のア・カペラで歌われます。更に同時代のヨハン・ヤーコプ・フローベルガーによるオルガン曲を挿入、壮大な響きを持つ典礼音楽として全体を聴かせます。(2024/09/20 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555669-2 |
ドイツ、ザクセン州で大工の息子として生まれたクーナウは、ライプツィヒで法学を学び、ツィッタウにてカントルの地位に付きます。その後、ライプツィヒに戻り聖トーマス教会のオルガニストを務め、1701年からは同教会付属学校のカントルを務めます。1722年の逝去の年までその地位にあり、後任はJ.S.バッハが務めたことでも、クーナウの才能の豊かさが実証されることでしょう。2010年は彼の生誕350周年にあたり、今まで未知であった彼の作品のいくつかが上演されました。シュッツから受け継いだ伝統(テキストに極めて親密に結び付いた音楽)とイタリア的な明るさの融合は、当時のドイツ中部の至るところで愛されたものです。余白に収録されているのは、彼の親友であったアルブリチのカンタータです。彼はドレスデンの宮廷楽団の音楽家であり、1662年には日曜日と祭日の音楽の全てを担っていたほどの名手です。 ( 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777531-2 |
1 ( 発売)
レーベル名 | : |
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カタログ番号 | :2010.12.15 |