新約聖書
Search results:600 件 見つかりました。
イートン・クワイアブックは15世紀末頃に編纂された、英語による神聖な音楽を集めた豪華な彩色写本コレクションの一つです。24人の異なる作曲家による音楽が含まれていますが、完全な形で残っているのはごく僅かですが、イギリスの初期ルネッサンス・ポリフォニーの発展の段階を示す重要な作品が含まれています。単声聖歌などの小さい編成で歌われる初期の作品から、J.ブラウンやR.デイヴィ、W.ラムの定旋律技法に基づいた曲への発展などが見てとれます。ルネサンス期の音楽の完璧なる解釈で知られる、トーヌス・ペレグリヌスの愉悦感あふれる演奏で。録音 2011年7月11-14日 UK ロンドン,ホルボーン セント・アルバン・マルトリー(2012/09/19 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.572840 |
【バルカン半島の伝統と古楽の接点。ボスニア・ヘルツェゴヴィナの中世へ!】古楽研究と並行して地元の伝統音楽からも多くを学びながら、バルカン半島の歴史遺産の素顔に迫り続けるクロアチアの古楽歌手カタリナ・リヴリャニチ。自身のグループであるディアロゴスと共に、男声アンサンブルでバルカン半島の伝統歌を追求し続けるカンタドゥリをゲストに迎えての活動も長く続けていますが、今回はクロアチアからさらにバルカン半島の奥へ踏み込み、ユーゴ内戦後着実に復興を遂げてきたボスニア・ヘルツェゴヴィナの中世音楽に注目。音楽が記されず詩句だけが残る礼拝歌の復元版を中心に、先唱者が息が続く限り歌う長いフレーズのなか他の歌手が声を添える伝統唱法を用いた碑文の朗誦も交えつつ、ア・カペラと数少ない中世楽器の伴奏で風格豊かな独特の音世界を聴かせます。楽曲の復元は詩句の韻律や現代に残る口承伝統歌などを参照、東方正教のキリスト教だけでなく、イスラムやユダヤの伝統も歴史を彩ってきたこの地ならではのサウンドスケープを浮き彫りにしてゆく意欲的な試みを、「試み」に終わらせない音楽性は圧巻の一言!アドリア海を挟んでイタリアに伝わる笛やボスニア・ヘルツェゴヴィナの二本笛ドヴォイニツェ、独特の雑味を含んだ羊腸弦の響きが美しい弓奏ヴィエル(中世フィドル)などが随所で独特な音色を聴かせ、美しい男声ア・カペラや女声独唱と響きあいながら織り上げてゆく音世界。折に触れ何度も再訪したくなるユニークな魅力に満ちた1枚です。(2024/04/12 発売)
レーベル名 | :Arcana |
---|---|
カタログ番号 | :A560 |
「四季」を聞いてヴィヴァルディの音楽の快活さが好きになれそうな方なら、「グローリア」を聞かない手はありません。簡潔なのに印象的な冒頭は、一度聞いたら忘れられません。また、数多いバッハの声楽曲の中でも、冒頭でトランペットやティンパニが活躍する「マニフィカート」のネアカぶりは目立ちます。受難曲はもちろんいいけれど、たまにはこんなバッハも肩の力を抜いて楽しみましょう。この当然のようなカップリングのCDが意外と少ないのです。演奏するスコラ・カントルムの引き締まった合唱が見事です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.554056 |
ヴィヴァルディ(1678-1741)の宗教音楽全集第3集は、マニフィカトを中心にした選曲です。まるでオペラのアリアを聴くかのような刺激的で力強いソロが散りばめられた表情豊かな作品は、聴き手を圧倒的感動へと導いてくれます。メゾ・ソプラノのマクマートリーの芯の太い美声にも惚れ惚れとしてしまいます。マロン率いるアラディア・アンサンブルの溌剌とした演奏にも感涙に耐えません。(2008/11/12 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.570445 |
気品あふれ、艶やかな響きを持つドイツの伝統あるハノーヴァー少年合唱団。2002年1月にこの合唱団を創設したハインツ・ヘンニングが亡くなり、方向性が危ぶまれたのですが、指導を引き継いだイェルク・ブライディングは、合唱団の良さをつぶすことなく、更なるレパートリーの拡充に努め、一層の発展を遂げていると評価されています。このアルバムには、そんな彼らの2006年からの演奏が収録されています。既発リリースからの曲もありますが、いくつかは、このCDが初収録であり、とりわけトラック6のメンデルスゾーンは、2012年3月のライブという「現在の彼ら」の姿を捉えています。およそ400年に渡る合唱作品の変遷も楽しめます。(2012/07/25 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
---|---|
カタログ番号 | :ROP7014 |
グラミー賞にもノミネートされた、現代イギリスを代表する合唱曲作曲家ウィトボーン(1963-)の《クリスマスのために》と題された合唱曲集。このアルバムの中心を成す"ミサ・キャロレ"は2つの国、イギリスとアメリカの伝統の融合で、中世音楽にも大いなる興味を寄せるウィトボーンらしく、オリジナルのメロディと伝承曲、彼のお気に入りのクリスマス・キャロルが巧みなアレンジを施されて次々に登場するという、華やかで賑やかな作品です。1920年頃からイギリスで行われている「Festival of Nine Lessons and Carols」は世界中で大反響を巻き起こし、同じ頃、中世のフォームを意識した「オックスフォード・キャロル」が出版され、こちらも人気になっています。このアルバムは、21世紀における新しい「キャロル」の形として、先ほどの「Festival of Nine Lessons and Carols」の形式を踏襲し、現代的なアレンジによる伝承曲と、自作の声楽曲を繋ぎ、一つの感動的なミサ曲に仕上げています。(2016/11/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.573715 |
サクソフォンと合唱音楽の作曲家として主にBBCで活躍するイギリスの現代作曲家、ホワイトボーンの感動的な合唱作品集です。このアルバムではケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団のために書かれた最新の作品を始め、古代の詩から、インドの古典詩、そして南アフリカの平和主義家で1984年のノーベル平和賞受賞者であるデズモンド・ムピロ・ツツをフィーチャーした祈りの歌まで、様々な表情の作品を聴くことができます。彼の音楽は本当に単純明快で、複雑なハーモニーを重んじるのではなく、その気になれば一緒に祈りを捧げるのも可能なほどに判りやすいメロディです。聴き手の心にまっすぐに飛び込んでくる美しいメロディを演奏するのは、オクスフォード室内合唱団の中でも現代的レパートリーを得意とするグループ、コモーショです。(2010/04/21 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.572103 |