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シッセル, ローラス

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    スーザ:吹奏楽のための作品集 10 (王立ノルウェー海軍バンド/ブライオン)

    「マーチ王」ジョン・フィリップ・スーザの作品集、第10集です。今回のアルバムにも胸躍る行進曲など、たくさんの名曲が収録されています。中でも珍しいのがトラック13のユモレスクです。この曲はP.D.Q.バッハの作品にも匹敵するほどのユーモアにあふれたもの。ミュージカルのスタンダード・ナンバーで知られるジェローム・カーンのヒット曲のもじりで、T型フォードを酩酊状態で運転すること(ダメですよ)についての作品とのことで、曲は様々な楽器で演奏されます。「温室に住む人々」はいろいろなアルコール飲料についての音楽。聴いているだけで幸せな気分になれそうな組曲です。(2012/02/15 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559397

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    スーザ:吹奏楽のための作品集 11 (王立スウェーデン海軍バンド/ブライオン)

    大人気シリーズ、スーザのマーチ集です。今回もパワーに満ち溢れた14曲があなたをお待ちしております。もちろんどれもが魅力的なことは言うまでもありません。愛国心に溢れた曲もあり、ちょっと面白い曲もあり、どこから聴いても楽しさ満載です。例えばトラック10の「リバティ・ローン」は、第1次世界大戦中に販売された米国債の名前で、曲中では「自由」を表現する鐘の音が使われていますが、これが大好評で、なんと初期のビクター盤が40万枚も売れたのだとか。収録曲で一番長い「パーラーとストリート」幻想曲はオペラやオペレッタの名曲がコラージュされたもので、途中で聴いたことがあるメロディが次々と現れます。またトラック14はタイトル通り、有名な民謡がモチーフとして使われています。ブライオン率いる王立スウェーデン海軍バンドは、いつもの通り冴えた演奏を聴かせます。(2013/02/20 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559690

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    スーザ:吹奏楽のための作品集 12 (王立スウェーデン海軍バンド/ブライオン)

    大好評、スーザ(1854-1932)の行進曲シリーズもこれで第12集となりました。オリジナルのマーチだけでなく、オペレッタや他の作品からの編曲も含む多彩な音楽は、知られざるスーザの魅力までをも語りつくします。このアルバムの13曲は、比較的珍しいものばかりであり、トラック3のような歴史的な天文ショーを伺わせるような貴重なものも含まれてます。また、組曲「3人の娘」は彼のオペレッタからの曲集であり、「ミカド」行進曲はギルバート&サリバンの作品のメロディによるメドレーです。トラック9の「名誉の死」は悪名高き大統領ユリシーズ・グラントが亡くなった時、以前に出版したピアノ曲をスーザが吹奏楽版へとアレンジしたもの。実際の葬儀の際に演奏されました。他にも興味深い作品が目白押し。スーザのオーソリティ、ブライオンによる愛溢れる演奏です。(2013/06/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559691

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    スーザ:吹奏楽のための作品集 13 (英国王立空軍中央軍楽隊/ブライオン)

    NAXOSおなじみのスーザ(1854-1932)作品集も今作で第13集となりました。もちろん珍しい作品が目白押しです。例えば1879年に作曲されたかれの最初のオペレッタ「キャサリン」の序曲。もちろん全く知られていない作品ですが、この序曲だけは彼が率いていたスーザ・バンドで何度も演奏され好評を博したものです。1883年作曲の「マザーグース」は彼が幼い頃に親しんだ子守歌のパッチワーク。トラック5と6は、第20代アメリカ合衆国大統領のジェームズ・ガーフィールドのための行進曲です。彼が1881年3月4日に大統領に就任した際に記念の行進曲を書いたスーザ。まさかその数か月後に葬送行進曲を書くことになるとは想像もしていなかったに違いありません。そんな世相を反映した曲から、本当に楽しい曲まで、例の如くキース・ブライオンは納得の演奏を聴かせます。(2014/02/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559729

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    スーザ:吹奏楽のための作品集 14 (英国王立空軍中央軍楽隊/ブライオン)

    スーザ(1854-1932)の行進曲は、当時から国を挙げての大人気を誇っていました。もちろん彼は行進曲だけを書いたのではなく、ここに収録されているような「エル・カピタン」などのオペレッタも書き、これも高く評価されていました。1892年には自らバンドを結成し、7年間で3500回ものコンサートをこなしたと言われます。そして電車や船でヨーロッパ中を移動し、それは40年で100万マイル(1マイルは約1.6km)を移動したというのですから、その活躍たるや推して知るべしといったところでしょう。ここに収録された12の作品はどれも楽しいものですが、注目は「国際会議」でしょうか。1876年に開催されたフィラデルフィア・センテニアル博覧会にて、結成された「オールスター・フェスティヴァル・オーケストラ」(結成にあたってはオッフェンバックが音頭をとった)のために書かれたもので、当時21歳のスーザはアメリカ、イギリス、フランス、アイルランド、ドイツをはじめとした欧州の主要国の国歌、民謡、クラシックなど様々なメロディをつなぎ合わせ、長大なマーチを作り上げました。そして、曲の終わりは、タンホイザー序曲のパロディと「星条旗」が融合。壮麗に曲を閉じます。これは聴きものです。例えるなら、スーザの「イッツ・ア・スモールワールド」?(2014/07/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559730

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    スーザ:吹奏楽のための作品集 15 (オランダ王立海軍軍楽隊/ブライオン)

    "マーチ王"フィリップ・スーザ(1854-1932)の膨大な作品をくまなく録音している指揮者ブライオンによる第15集のアルバムはオランダ王立海軍軍楽隊を率いての演奏です。今作にも世界初録音の曲が含まれるなど、ファンにとっても嬉しいものとなっています。20世紀末前後のアメリカで、驚くべき人気を得たスーザ・バンドは7年間で3500回ものコンサートをこなしながら常にレパートリーを拡大し、また楽器編成もハープを加えるなど多彩なものとなっていきます。時には社会情勢を反映し、時々のエピソードも盛り込みながら書かれた行進曲やオペレッタは実にユニークで洗練されたものであり、こんなことまで題材にするのかと驚いてしまうのではないでしょうか?トラック7の「ショパンの夜想曲」の吹奏楽版の編曲では、舞台裏に金管楽器を配置し、夢のような響きを紡ぎだしていますし、収録曲の中で一番長い(13分を越える)トラック3の「バンド・ケイム・バック」には「幻想的エピソード」の副題がつけられていて、途中には聞き覚えのあるメロディがいくつも聞こえてくるなど凝った作りになっています。この大人気シリーズも、残り1作を数えるのみになりました。ぜひお楽しみください。(2015/12/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559745

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    スーザ:吹奏楽のための作品集 16 (オランダ王立海軍軍楽隊/ブライオン)

    100曲を超えるマーチやオペレッタを作曲した「マーチ王」スーザの第16集です。26歳でアメリカ海兵隊バンドの指揮者になったスーザは、1892年に自身の楽団を結成、全米各地からハワイ、南アフリカなどに演奏旅行し、最初の7年で3500回ものコンサートを開催したといわれています。また、当時は飛行機がなかったため、旅行は電車と船を用いるほかなく、その移動距離はほぼ40年で100万マイル以上を記録したほどの人気がありました。この第16集には行進曲の他に、成功したオペレッタ「アイルランドのドラゴン」からのギャロップと序曲、同じく叙情的なオペレッタ「シャーラタン」からの音楽も含まれています。キース・ブライオンは、第15集と同じくオダンラ王立海軍軍楽隊を率いて、華麗な演奏を繰り広げています。(2017/01/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559746