ブレニマン, マルクス
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アンサンブル・ピラミッドはスイス、チューリッヒで1991年に設立されたアンサンブルです。マルクス・ブレニマン(フルート、編曲)、バーバラ・ティルマン(オーボエ)、ウルリケ・ヤコビ(ヴァイオリン)、ミュリエル・シュヴァイツァー(ヴィオラ)、ジャエル・ベルツヒンガー(ハープ)のメンバーで構成され、曲によって柔軟に編成を変え、バロックから近現代まで幅広い音楽を演奏しています。彼らはプログラムに必ず「新しいもの」と「古いもの」を並列に並べることで、音楽の流れを自然に感じ取れるような働きかけをしています。また忘れられてしまった作品の蘇演にも力を入れており、そちらでも高い評価を受けています。このアルバムでは、そんな彼らのスタンスがはっきり理解できることでしょう。モーツァルトに挟まれたデュティユーは、決して居心地悪そうではなく、ごく自然に収まっているところが見事です。録音 1999年9月2-4日(2012/06/13 発売)
レーベル名 | :Divox |
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カタログ番号 | :CDX-21006 |
こちらはアンサンブル・ピラミッドが「フランス音楽」に特化してプログラムしたアルバムです。19世紀後半の印象派の音楽を中心に、これらの移り変わる色彩感を絶妙な編曲で楽しませてくれます。ラヴェルの「クープランの墓」ではラヴェルによってピアノ・ソロから管弦楽曲へと変容された「プレリュード」、「フォルラーヌ」、「メヌエット」、「リゴドン」の4曲に「フーガ」が加えられていて、全く新しい響きを味わうことができるというものです。ドビュッシーの2つの作品、とりわけ小組曲での「洋上の小舟」はもともとこの編曲だったのではないか。と思えるほどのはまり方。静けさの中に妖艶さがたっぷり感じられる粋な響きです。録音 2007年4月27-29日マルトハレン教会(2012/06/13 発売)
レーベル名 | :Divox |
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カタログ番号 | :CDX-21005 |