シーファーデッカー, ヨハン・クリスティアン(1679-1732)
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cpoレーベルの人気シリーズの一つ、北ドイツのオルガン作品集の第10集は、現代ではほとんど名前の残っていない8人の作曲家の作品を収録したものです。この中で比較的知られているのは、三代に渡る「デューベン・ファミリー」の作品ですが、とはいうものの、演奏される機会は本当に稀であり、かろうじて名前が残っているに過ぎないのが現状です。しかし、これらの作曲家たちが連綿と歴史を築いていくことで、オルガン音楽の歴史が作られていったわけですから、彼らの作品を研究することはバッハやブクステフーデの作品を理解する上でも大切なことと言えるでしょう。1641年頃に建立されたヘルシンゲルの由緒正しき教会のオルガンは、控えめでエレガントな低音と、人の声に近い響きを持つ高音が特徴の歴史的文化遺産です。(2013/02/20 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777502-2 |
【これぞオーボエ属の原風景。フランス風アンサンブルで読み解くバロック欧州世界】ルイ14世の王室で活躍したオーボエ属中心の管楽合奏団ラ・グランド・エキュリー(大厩舎楽団)をモデルに、オーボエ属の楽器だけでコンソートを組み室内楽編成で活動するラ・プティット・エキュリー。2022年の英国バロック作品集(A527)に続き、今度は時代も地域も拡げパリ、ロンドン、ハンブルク、ヴェネツィアなど欧州各地の音楽都市で、17世紀末から18世紀にかけ活躍した重要作曲家たちの作品を集めたアルバムを制作しました。アルバムのタイトルNo Strings Attachedは「見返りを求めず人助けに臨む」という意味の慣用表現ですが、今回はその字面通り弦楽器を使わない彼らなりの編成で、本来ヴァイオリン属の合奏を想定して書かれている曲を数多く選曲。使える楽器だけで編曲演奏することが当然とみなされたバロック期の習慣に立ち返り、基本的にオーボエ属の響きだけで、適宜打楽器も盛り込んでヴィヴァルディやヘンデルの作品を演奏しています。きわめて新鮮な響きでありながら、作品様式をふまえた演奏解釈も相まって、思わぬところで効果的なアクセントを添える打楽器も含め、自然に瑞々しく味わえるのが驚きです。「当時の響き」に対する認識を新たにしてくれる充実の1枚です。(2024/11/01 発売)
レーベル名 | :Arcana |
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カタログ番号 | :A570 |