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フロール, クリスティアン(1626-1697)

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    D. シュトルンク/N.A. シュトルンク:オルガン作品全集(フランメ)

    北ドイツのオルガンの伝統を辿る大好評シリーズの第11集。今回もSACDハイブリッド盤でフランメによる、ふくよかなオルガンの響きを心から満喫することができます。この盤に収録された作曲家の名前は、現代ではほとんど耳にすることがありません。なかでもかろうじて名前が知られているのはブランシュヴァイクで活躍したシュトルンク親子でしょうか。しかし彼らは、他の国からの影響を取り入れながらも、確かに次の世代へと「ドイツ音楽の伝統」を受け渡したことは間違いありません。当時活躍したブクステフーデらの影に隠れてしまったものの、素晴らしい音楽を書いていたのです。歴史の流れから零れ落ちてしまった作品を丹念に拾い集めたフランメの情熱にも拍手を送りたい1枚です。(2014/02/19 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777597-2

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    タイレ/ツーバー/フロール:バロックの声楽と器楽作品集(ミールズ/ハンブルク・ラーツムジーク/エッケルト)

    バロック期、ドイツで活躍したヨハン・タイレ。ブクステフーデの友人であり、音楽理論家としても知られた作曲家です。生前、彼自身が出版した作品目録には23曲のミサ曲、8曲のマニフィカトなど多くの宗教作品の存在が記されていますが、現在ではほとんどの作品が消失してしまったため、今も研究が進んでいます。このアルバムでは彼の現存する「ソプラノのためのカンタータ」の全てを収録、瞑想的で美しい作品にドロテー・ミールズのバランスの取れた歌唱が深みを与えています。アルバムにはタイレと同時代に活躍した2人の作曲家、ツーバーとフロールの作品を合わせて収録。ツーバーは、タイレがゴットルフの宮廷楽長を務めていた時にヴァイオリンを弾いていた人、フロールは優れたオルガン奏者として知られた人です。(2019/03/15 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555132-2

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    ドイツ17世紀のルター派音楽による降誕祭オラトリオ(クレマティス)

    【音楽学者でもあるレーベル創設者の監修で、名手たちが17世紀ドイツのクリスマスを再現!】フランス語圏ベルギーで早くから古楽専門のレーベルRICERCARを主宰、最前線のプレイヤーたちとともに古楽通を唸らせるアルバム制作を続けてきた録音技師=音楽学者ジェローム・ルジュヌが、自身の知見と確かな古楽人脈を通じてユニークなクリスマス・アルバムを制作しました。ヴァイオリンの俊才ステファニー・ファイーやフローランス・マルゴワール、鍵盤のブリス・サイーに楽器学でも演奏能力でも破格の管楽器奏者ジェレミー・パパセルジオーといった実力派古楽器奏者たち、中世音楽でも実績の多いポラン・ビュンドゲンやザカリー・ワイルダーら名歌手5人とともに、ルジュヌ自身も一部クルムホルンを吹き臨んだ本盤は、17世紀ドイツ語圏各地で書かれた礼拝音楽を少しずつ抜粋、クリスマスシーズンの礼拝習慣を辿るプログラムを通じて、バッハ前夜のドイツ語圏で活躍した重要な作曲家たちの技芸を新たな視野から概観できる好企画。パパセルジオーの最新研究が反映されたダブルリード楽器の多彩さ(シャルマイ、クヴィント・ファゴット、バス・ボンバルド……)や各プレイヤーの高い演奏能力とあいまって、どのトラックでも古楽に触れる喜びを深く実感させてくれます。いくつかの器楽トラックにはこの時代ならではのモテットやオルガン音楽を、リコーダーや弦楽器が映える合奏向けにアレンジしたものも含まれ、自然な物語展開に味わい深いアクセントを与えています。(2022/10/14 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC444

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    ブルーンス/ブクステフーデ/フロール:テノールのための作品集(レシュ)

    【静謐さと躍動感。ドイツ古楽の真骨頂を実力派たちとともに】ルネサンス~バロックに軸足を置きながら19世紀に至る宗教曲の演奏でも注目を集めるドイツ新世代のテノール歌手、リヒャルト・レッシュを中心に、バッハ以前の重要な音楽潮流であるドイツ17世紀の小編成教会音楽を集めたプログラム。リューベック、ハンブルク、メクレンブルクなど、ドイツ北部各地で活躍した作曲家たちが知名度にかかわらずバランスよく集められ、ベッシュの丁寧かつ安定感ある歌唱と対話する古楽器奏者たちの細やかな解釈で、作品の持ち味が最大限に引き出されてゆきます。バッハの教会カンタータのような大規模な音楽が生み出される前の、祈りの詩句を細やかに伝えてゆくことに心を砕いて作曲された独唱作品の数々は、奏者各員の個性が際立つ室内楽編成でこそ映えるということが改めて実感される名演。ドイツ語圏内外で多忙な活動を続ける名手たちが集うアンサンブル・ラ・シッラの妙技を隅々まで、Carpe Diemの自然な佇まいを活かしたエンジニアリングで収めている好感度抜群のアルバムです。(2022/11/11 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16330