レヴァント, オスカー(1906-1972)
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「イギリスにもダンス・バンドがあったのか?」などと言うなかれ。ワールド・ワイドな人気という点ではアメリカ勢にかなわないために、復刻CDこそ少ないものの、どうしてどうして自国内において人気を誇った往年のバンドはなかなか魅力的! まったりとしたノーブルなサウンドと歌声が、ノスタルジーをかき立ててくれます。ジャズ畑のバド・パウエルやアニタ・オデイで著名な<バークリー・スクエアのナイチンゲール>は、もともと1940年にイギリスでヒットしたチューンだけあって、当盤所収のビリー・コットン楽団の演奏は最も早い時期の録音にあたるわけですが、そののんびりとしたロマンティックな世界は、格別の味わいに満ちています。(2002/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120603 |
これは古いです。古い! だけど、その後のジャズのなくしてしまった要素があります。これは遊園地の音楽としてだけ今残っているような気がします。昭和初期の浅草ミュージックというか、なんか懐かしい。どうしてもモダンジャズファンはこういう音楽を馬鹿にししまうのですが、トランペットはあくまでも高らかに、トロンボーンは音デカく、クラリネットはひたすらに剽軽に。こういう音楽をやる若い人でてこないかな。(2005/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120770 |
ガーシュウィンの代表作「ラプソディ・イン・ブルー」。1924年に米国のジャズ、ポップス指揮者ポール・ホワイトマンの依頼を受けたガーシュウィンが2週間で書き上げたとされています。ただオーケストレーションに関しては、当時ホワイトマン楽団のアレンジャーを務めていたグローフェが行い、まずジャズ・バンド版が完成。後に何度も改訂が行われ、現在耳にするオーケストラ版などが生まれました。この録音では最初のジャズ・バンド版で演奏されており“シンフォニックジャズ”としての味わいが深く感じられます。ロシアのピアニスト、ゲルシュタインは14歳でバークリー音楽院に留学し徹底的にジャズを学んでから、クラシックに「戻った」というユニークな経歴の持ち主。このアルバムではガーシュウィンにまつわる作品を超絶技巧を駆使して華麗に演奏。楽しいアルバムに仕上がっています。(2018/04/27 発売)
レーベル名 | :Myrios Classics |
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カタログ番号 | :MYR022 |
ジャズ・ヴォーカル界には5つの派閥というか、流儀があります。黒人アンコ型、白人ささやき系、スキャット技巧派、ポン人下手糞型、前衛派、という具合。王道の第1類型(プラス第3類型)の代表であるエラですが、本当に若いころから歌が上手いです。スキャットは全然奔放ではありませんが、端正なところが寧ろキュートでさえある。ウーン、やっぱ本物は違いますな。チック・ウェッブ楽団も、役割をわきまえつつ、豪快にスウィング。ワタシは個人的にはケントン楽団の歌判とかが好きなのですが(アレンジもいいし)、こういうのも結構いいでっせ。(2002/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120611 |