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シルズ, ラリー(1893-1953)

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    ジャンゴ・ラインハルト:「ジャンゴロジー 第1集」~フィーチュアリング・ステファン・グラッペリ(1934-1935)

    ステファン・グラッペリを日本で聴くことができたのは、僕たちのジャズファンとしての「幸福な体験」だった。しかし、僕たちは遂にジャンゴをナマで聴くことはできなかった。今のオジサン・ジャズファンは、MJQの「Django」か、Joe Pass の「For Django」で彼の名前を知った筈。メセニー聴いてるキミも、ジョンスコをコピーしている彼も、五月の連休に遊びにも行かずホールズワースのライヴに出かけている貴方も、年に1度はジャンゴを聴こう!(2001/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120515

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    キッド・オリー「クレオール・クラシックス」オリジナル・レコーディングス (1944-1947)

    キッド・オリーといえば、"Muskrat Ramble" 書いた人、という認識しかなかった。ダンモしか聴かない耳には新鮮なプレイ。そもそも1940年代にディキシーランド・ジャズのリバイバルがあった頃の録音。おん歳60才近く。第一世代はやっぱ違うわ。いい意味での「昔のまま」の芸風。10才の頃からバンジョーの伴奏で道端で吹いてた奴は鍛え方が違うわな。一生涯の相棒、マット・キャリーのtpもいいアジ出してます。それにしても、今は無くなったtp、tb、clという3管って、なかなかよいアンサンブルだと思わない?(2002/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120587

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    ポール・ホワイトマン 第3集:「スウィート・アンド・ロウ・ダウン」オリジナル・レコーディングス 1925-1928

    “ジャズ・エイジ”と呼ばれた1920年代のアメリカで、もっとも商業的な成功を収めたビッグ・バンドといえば、ポール・ホワイトマンが率いた楽団です。後世のジャズ評論家からは「あれはダンス・バンドだ」と断罪されることになるわけですが、なんでもありの明るく楽しいサウンドは、好景気に沸いた1920年代の一面を代表しているように聞こえる点がおもしろいですね。チャールストン、ブルース、ストンプはもちろん、ラテン風、カントリー風など、さまざまなテイストを加えてみたり、シンフォニックなアレンジを志向してみたり、とにかくその貪欲さは天下無類!《アイ・ミス・マイ・スイス》では、「ヨロレイヒ~~」とヨーデルまで登場します。(2002/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos Nostalgia
    カタログ番号:8.120628

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    テッド・ルイス・アンド・ヒズ・バンド「イズ・エブリバディ・ハッピー?」オリジナル・レコーディングス 1923-1931

    これは古いです。古い! だけど、その後のジャズのなくしてしまった要素があります。これは遊園地の音楽としてだけ今残っているような気がします。昭和初期の浅草ミュージックというか、なんか懐かしい。どうしてもモダンジャズファンはこういう音楽を馬鹿にししまうのですが、トランペットはあくまでも高らかに、トロンボーンは音デカく、クラリネットはひたすらに剽軽に。こういう音楽をやる若い人でてこないかな。(2005/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120770

  • ルイ・アームストロング:リズム・セイヴド・ザ・ワールド (1934-1936)

    (2003/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120676

  • 黄金時代のスターたち

    (2003/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos Nostalgia
    カタログ番号:8.120754-55

  • アート・テイタム:ホールド・ザット・タイガー!(1933 - 1940)

    (2002/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120610

  • テイタム:インプロヴィゼーションズ(スティーヴン・メイヤー)

    (2005/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559130

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    ビックス・バイダーベック:ビックス・ライヴズ! (1926-1930)

    基本的にヨーロッパのピアノトリオ物ばかり聴いている自分にとってはこの領域というのはあまり得意ではないのですが、とはいえ、ビックス・バイダーベックというのはやはり押さえておかねばならない訳で、聴いてみると幾つか発見がありました。ジャズ創世記には、特にベースがチューバだったりするのですが、何とここではベースと並行してバリサクが使われている! ダンモしか聴いてない人は Art Pepper の Meets the Rhythm Section でしかおそらく聴いたことのない Jazz Me Blues がここに入っているのも一興ですな。(2003/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120712

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    シドニー・ベシェ:ハウス・パーティー (1943-1952)

    シドニー・ベシェの音は、ヴィブラートが強く、部分的にノン・ヴィブラートに近いスティーヴ・レイシーや、もう少し洗練されたヴィブラートをかけるコルトレーン等ともだいぶサウンドが違う。しかし、何ですな。このCD、冒頭2曲は第2次世界大戦中の欧州戦線の兵士の慰問用に録音された「V-ディスク(余談ですが、VはVictoryの略)」からの収録です。物資に乏しい日本が柳家金吾楼あたりを旧満州に「わらわし隊」とか言って派遣していた(これは「荒鷲隊」という部隊名のパロディだそうな)のとは大違いです。戦時下に塩ビを潤沢に使える工業力というのは音にも反映されるのか。太くてリッチなサウンドです。おっと、ホット・リップス・ペイジの泥臭い歌やベシェの最大の「小さな花」も入ってお得な1枚。(2005/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120741