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マレンツィオ, ルカ(1553-1599)

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    ジャヌカン/フェスタ/ノッラ/アルカデルト/モーリー:室内楽作品集(ムジカ・フレスカ)

    (2010/06/01 発売)

    レーベル名:Divox
    カタログ番号:CDX-79804

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    ただのオウムか才能あるパロディストか?~ジョン・コプラリオと16世紀のマドリガーレ作曲家たち(リシュカ)

    【欧州古楽シーン最前線の名手たちが、イタリア音楽贔屓のルネサンス英国で活躍した作曲家の素顔に迫る】イングランドがヨーロッパ屈指の音楽大国だった16世紀。その終わり頃には、新たな音楽拠点イタリアの先進的な音楽が英国人たちにも注目されるようになりました。1570年頃に生まれたジョン・コプラリオ(コペラリオ)はそうした時代を象徴する英国人作曲家。イタリア渡航を機にジョン・クーパーという本名よりコプラリオとイタリアめかした名で作品を発表するようになり、同時代のイタリア人作曲家たちの声楽作品を下敷きにした器楽合奏曲を書くなど両地域の文化交流に大きく貢献する活動を続けました。ここでは同時代のイタリアとイングランドの音楽を器楽・声楽の双方に渡って集め、コプラリオの合奏版と元歌となった作品を並べるなど入念な曲順を通じ、16世紀末の英国音楽の活況にイタリア・ルネサンス音楽が、どれほど新たな風として吹きこんでいたかを探る興味深いプログラムが提案されています。古楽大国ベルギーを拠点にユニークな活躍を続けるガンバ合奏団ハトホル・コンソートに加え、声楽パートにはコレギウム・ヴォカーレ・ヘントやカピーリャ・フラメンカなどでも絶妙なアンサンブルを聴かせてきたマルニクス・デ・カットを中心に、ソリストとしての活動も目立つバスのハリー・ファン・デル・カンプも加わる実力派集団プルート・アンサンブルが参加。単なる「オウム返し」ではないコプラリオ芸術の奥深さを解き明かす、最前線の古楽プレイヤーたちによる筋の通ったプログラムに興味が尽きません。(2022/09/09 発売)

    レーベル名:Ramee
    カタログ番号:RAM2107

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    フィレンツェ黄金時代の音楽 1250-1750 (ラ・モッラ/テアトロ・デイ・チェルヴェッリ/コルティ)

    【中世の民主政治からメディチ家の繁栄へ。花の都を彩った精妙な音楽の歴史】イタリア屈指の大都市にして、文化遺産の多さから観光名所として同国随一の人気を誇る“花の都”フィレンツェ。中世の都市国家時代に遡る富の蓄積がもたらしたこの都の芸術的充実は何よりボッティチェッリやフラ・アンジェリコ、マザッチオなど大画家たちの至芸が知られていますが、音楽もまた同じ時代に豊かでなかったはずがありません。古い時代の知られざる魅力的な音楽世界発掘にすぐれた実績を持つレーベルRameeは今回、CD2枚にわたって中世からバロック期に至るフィレンツェの音楽的繁栄を広く概観できるアルバムを制作。すでに同レーベルで多くの注目すべきプロジェクトを発信してきたバーゼルの実力派集団ラ・モルラの名手たち(中世~初期ルネサンス作品)に加え、気鋭のイタリア系アルゼンチン人指揮者アンドレス・ロカテッリ率いるテアトロ・デイ・チェルヴェッリ(ルネサンス後期以降)、躍進めざましい古楽鍵盤奏者フランチェスコ・コルティらも参加し、編成も様々な多岐にわたる充実作をじっくり聴かせてくれます。共和政の中で都市生活者たちが宗教歌の合唱を楽しんだ13世紀に始まり、アルス・ノーヴァ期の盲目の名匠ランディーニを経て多声音楽や舞曲の栄光を追い、バロックも後期の鍵盤芸術へと至るプログラムの妙は、アルバムを通しても数トラックごとに聴いても深い鑑賞体験が得られる抜群の充実度。ブックレットには歌詞の英語対訳や楽譜出典の詳細、演奏者リストと使用楽器の内訳などはもちろん、演奏陣が連名で協力者としてクレジットされた音楽学者アントニー・M.カミングスの詳細な背景&プログラム解説も情報が的確に整理されており、読み応えがあります(英・独・仏語)。(2024/02/23 発売)

    レーベル名:Ramee
    カタログ番号:RAM2206

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    ボールドウィン写本の音楽 - イギリス・ルネサンス期の音楽の宝庫(ミュジーク&マース)

    【各種ガンバや弦の歴史的再現も徹底。才人集団、英国ルネサンスの重要写本の世界へ!】経験豊かな二人のガンバ奏者ジェーン・アクトマンとイレーネ・クラインが中心となり、さまざまなレーベルでテーマ性の高いアルバムを丁寧に制作しつづけてきた古楽器集団ミュージック&マース。最近ではRameeレーベルで音盤制作を進めていますが、このアルバムは英国ルネサンス~バロック期の室内楽を得意とする彼女たちの本領発揮とも言うべき選曲です。英国王室の歌手として活躍したジョン・ボールドウィンが、およそ1586年から1591年にかけて筆写してきた手稿譜「ボールドウィン・コモンプレイス・ブック(ボールドウィン写本)」が今回のテーマ。この重要な写本には、中世音楽の面影を残す15世紀の多声楽曲から16世紀イタリアのマドリガーレまで、エリザベス朝時代の英国の知識人たちが味わった音楽の多様性が鮮やかに示されています。ミュージック&マースはその中から聖俗両面にわたる作品をバランスよく選び、当時流のガンバ合奏に歌手を交えた、典雅で味わい深いプログラムを構成。ガンバ合奏での精緻な音作りにはっとさせられる瞬間の連続に、レーベルの主宰者でバロック・ヴァイオリン奏者でもある録音技師ライナー・アルントの自然なエンジニアリングの繊細さが光ります。1580年頃の英国のガンバをモデルとする再現楽器や17世紀初頭の貴重なオリジナル楽器の響きで、昔日の音楽が味わいそのままに甦る1枚です。(2022/02/11 発売)

    レーベル名:Ramee
    カタログ番号:RAM2001

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    マルヴェッツィ/マレンツィオ/カッチーニ/バルディ/ペーリ:「ペッレグリーナ」の幕間劇(コーロ・リチェルカーレ・アンサンブル/コンパーニャ・ドラマトディア)

    1589年5月2日のフィレンツェ。この日はメディチ家当主フェルディナンド1世とクリスティーナの結婚式のための盛大な祝賀会が開催されました。この日は16世紀における偉大なパトロンとしての当主の慶事を祝し、当時の最も重要な詩人や音楽家たちが集まり、この良き日のために特別な劇を上演、それが喜劇芝居《ペレグリーナ》でした。16世紀の時代にはまだオペラは誕生していませんでしたが、この《ペレグリーナ》という物語を6曲の間奏曲でつなぐという形式は後のオペラ誕生の萌芽にあたるものでもあり、実際に作曲家の一人ヤコボ・ペーリは“史上初のオペラ”を書いた人として歴史に残っています。幕間に奏される「間奏曲=インテルメディオ」はそれぞれ3~6曲の小品で構成されており、中にはさまざまな編成の器楽曲、声楽曲が含まれています。それぞれマルヴェッツィを中心に様々な作曲家が曲を寄せ合い、魅力的な組曲として表出されているのが特徴です。サルデッリが指揮する古楽器オーケストラ、モード・アンティコのエネルギッシュな演奏が作品に華を添えています。(2020/01/24 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7856

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    マレンツィオ:声楽アンサンブル作品集(ロッソ・ポルポラ・アンサンブル/テストリン)

    イタリア後期ルネサンス時代に活躍したルカ・マレンツィオ。当時、最も人気の高いマドリガーレ作曲家として知られ、作品は多くの人に支持されました。初期作品のスタイルは軽く流動的でしたが、歌われる詩の文言を忠実に追っていく彼の創作方針もあって、作品は少しずつ複雑さと深刻さを増していきます。成熟期から晩年の作品には、時に不協和音や半音階技法も用いながら、極めて厳粛で大胆な書法が見られるのもマレンツィオの特徴です。このアルバムで素晴らしい演奏を披露している"ロッソポルポーラ"は2010年に結成された若手奏者たちによるアンサンブル。イタリア・ルネサンスから初期バロック音楽を中心に、テキストを深く読み込み、独自の解釈を施し演奏することで高い評価を受けています。(2018/07/27 発売)

    レーベル名:Arcana
    カタログ番号:A449

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    ルッツァスキ: コンチェルト様式による作品集(ラ・ネレイード/ムーラン/パパセルジオー/リニョル)

    【限られた知識人たちだけが味わった、精密な声楽芸術の粋】ヨーロッパ最前線で活躍する気鋭の女性歌手3人が、巨匠ルッツァスキの作品を中心に、女声トリオというユニークな編成で歌われていた作品を集めたアルバム。物語の始まりは、教皇領として接収される17世紀初頭までに、名門エステ家の本拠として欧州屈指の高度な宮廷文化が花開いた古都フェラーラ。美術史でも重要な画家たちの活躍地として知られるその宮廷では、ルネサンス期からすぐれた多声音楽の担い手たちの至芸が聴かれました。ジョスカン・デプレやオブレヒト、ヴィラールト、チプリアーノ・デ・ローレといった往年のネーデルラント楽派の巨匠たちとの縁を経て、この宮廷で16世紀末に高い名声を誇ったのが「コンチェルト・デッレ・ドンネ」と呼ばれる女性音楽家の集い。その技量の高さは他のイタリア諸都市の音楽家たちを嫉妬させたほどで、ローマでは「麗しのアマリッリ」の作曲家ジュリオ・カッチーニが自身の娘たちとともに同様のアンサンブルを組織したほど。ここではフェラーラ宮廷のために数多くの名品を提供したルッツァスキの曲集からの音楽を軸に、カッチーニの娘フランチェスカの傑作オペラに含まれる女声三重唱や同時代の重要マドリガーレ作曲家マレンツィオとモンテヴェルディの曲も収録。同じ音域で重なり合うメロディが織りなす和声変化の妙を存分に楽しませつつ、この編成をよく生かしたルネサンス末期~バロック初期のユニークな音世界を探ります。通奏低音にはRICERCARにソロ録音も多いヨアン・ムーランら実力派が集い、弦をはじく音と弓奏する音の交錯が歌の機微を的確にサポートしてゆくところも魅力的です。(2023/09/08 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC455

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    ルネサンス・コレクション(ヴォクス・ルミニス)

    ルネサンスの素晴らしい声楽作品の数々を一度に聴くことの出来る、たいへん贅沢な一枚。(2020/03/27 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC155

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    霊的な劇場~1610年頃のローマ・ヌオーヴァ教会、告解の音楽(インアルト/コルソン)

    ベルギーの木管コルネット&ツィンク奏者、ランベール・コルソン率いる古楽集団インアルトによる、ローマのヌオーヴァ教会に伝わる詩篇を中心としたアルバム。1600年にカヴァリエーリの「魂と肉体の劇」が初めて上演されたこの教会に保存された17世紀初頭の写本には、「告解の秘跡の詩篇」と呼ばれる作曲者不詳の詩篇7曲が含まれていました。これらは初期オペラの旋律を思わせるモノディ形式のレチタール・カンタンド(旋律と伴奏がはっきりとして歌詞が聞き取りやすい、現在では一般的な歌の形)で書かれており、これは当時、それまでの多声音楽と比較すると画期的なものでした。さらに今聴いても斬新に響く不協和音なども用いられており、それはこのアルバムのコンセプト、演奏に大きな影響を与えています。名オルガン奏者ベルナール・フォクルールの愛娘アリスをメインとする声楽陣、4本ものトロンボーン(サックバット)が響く器楽陣をコルソンがまとめ上げ、あくまでもオリジナルの譜面を尊重しながらも、当時の風習に沿ったオリジナルの解釈も加えた新鮮な演奏を聴かせてくれます。(2019/04/12 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC399