パワー, レオネル(1370-1445)
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中世における「旅」というものは、現代社会に生きるわれわれにおいては、全く想像もできないほど過酷なものでした。巡礼者、十字軍、伝令、聖職者、学生、商人、物乞い、そして王や教皇。誰もがみな多くの危険と直面しながら、ひたすら目的遂行のために歩き続けたのです。なかでも聖地巡礼の旅は過酷なものでした。ヨーロッパから聖地ベツレヘムまで、およそ6000Kmに渡る長き道のりを信者たちは苦行に耐えながらひたすら歩くほかなかったのです。とは言え、15世紀末までには、この旅も「ツアー」としての外観が整えられ、存分なお金さえ払えばガイドが付き、ある程度の快適さは保障されていたようです。とは言え、雨風、病気、強盗などの常に存在する「障害物」は避けることは不可能でした。とりわけパレスチナへ向かう道は複雑で、ハンガリー、クロアチア、マケドニア、ブルガリア、トルコ、シリアを経由するこの道筋は、なかなか通過すること自体が困難でしたが、言葉が通じない場合も、身振り手振りで何とか意思の疎通を図り、旅行者たちは多彩な異文化に触れることができたのです。このアルバムは、そんな「異国の地」で聞けたであろう音楽を国別に紹介しています。いくつかの曲はクリスマスのための曲ですが、どちらかというと、芸術音楽ではなく「ポピュラー音楽」に分類されるものでもあります。ブルガリアの曲はほとんどロックですから。 ( 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553132 |
( 発売)
レーベル名 | :難しいことは抜きにして、とにかく楽しんでみてください! |
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カタログ番号 | : |
1 ( 発売)
レーベル名 | : |
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カタログ番号 | :1987.10.01 |