ブルーンス, ニコラウス(1665-1697)
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1988年に第1回のコンクールが開催されてから、注目の逸材を輩出してきた「武蔵野市国際オルガン・コンクール」。アジア唯一の国際オルガン・コンクールとして世界中から集まる意欲ある奏者たちをオーディションで篩にかけ、残った精鋭たちが現地で戦うという、聴き手にとっても手に汗握るコンクールです。第6回優勝者、マイケル・アンガー、第7回優勝者、福本茉莉に続き、第8回コンクールを制したのは北アメリカ出身のオルガニスト、アマンダ・モール。彼女は楽器の特性を完全に手中に収め、課題曲のバッハ、レーガー、アランから、自由曲として選んだニコ・マーリーの作品までを豪快、かつ精緻に弾き切っています。オルガンの荘厳な音色も楽しめる素晴らしい1枚です。(2019/03/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573912 |
(2013/02/20 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP6059 |
ニュージーランド生まれのジェイムズ・ティブルスは、オルガニストとしてだけでなく、伴奏者、指揮者として世界中で活躍しています。オークランド大学で教鞭をとり、また古楽研究者としても名高い人です。14歳からオルガンを学びはじめ、チェンバロ、クラヴィコードも演奏し、バロック音楽のアンサンブルにも精通しています。このアルバムでは、J.S.バッハと彼の少し前の世代によるオルガン作品について、見識を高めることができるでしょう。録音 2010年7月6-8日 オーストリア ロバート・ブラックウッド・ホール(2012/04/11 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0015 |
バロック期ドイツの教会カンタータにおける偉大な作曲家であり、また北ドイツ・オルガン楽派の最大の巨匠ブクステフーデ。しかし彼の出生地はデンマークであるため、この国でも大切な作曲家として敬愛されています。dacapoレーベルでは名手ブリンドルフが彼のオルガン作品全集をリリースしていますが(8.206005)、今回はちょっと視点を変えて、ブクステフーデとその周辺の作曲家たちの宗教曲をポール・ヒリアーとシアター・オヴ・ヴォイシズの演奏でお届けいたします。彼の先達トゥンダーやフェルスター、弟子であるブルーンス、ガイストなど、17世紀から18世紀初頭にかけて活躍した人々がどれほど相互に影響していたかを知る興味深い1枚です。(2016/06/29 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :6.220634 |
ブルーンスは17世紀ドイツ・バロック音楽最大の作曲家&オルガニスト。32年という短い生涯でしたが、師であるブクステフーデのサポートを受け、最初はコペンハーゲンの宮廷に仕え、やがてシュレスヴィヒ=ホルシュタインのオルガン奏者に就任。不慮の死を遂げるまでに幾多の作品を書きあげましたが、その譜面はほとんど失われてしまいました。もう一人のニコラウス・ハッセもその生涯はあまり知られていません。現在ではいくつかの室内楽作品と宗教曲がかろうじて聴かれるのみ。そんな2人のオルガン作品を若手オルガニスト、マヌエル・トマディンが演奏しています。北ドイツのオルガン音楽の伝統を受け継ぐ彼の演奏によって蘇る知られざる作品をお楽しみください。(2014/02/19 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
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カタログ番号 | :CDS7685 |
【異才プロハスカの見据える「死」と「生」。確かな一貫性で中世からバロックへ、そして……!】中世から現代までの様々な重要作で名演を聴かせてきただけでなく、ソロ・アルバムにおいては独自の観点から知名度の低い曲も積極的にとりあげ、現代社会を見据えた挑戦的なプログラムを提案しつづけてきた異才アンナ・プロハスカ。コロナ禍により全世界の人々が新たな暮らしを模索しはじめた2020年夏、隔離体制の中録音されたバッハ・アルバム『救済』(ALPHA658)も記憶に新しいところ、パンデミックを見据えたテーマに基づくさらなるアルバムが登場しました。中世音楽や伝承歌、17-18世紀のバロック作品を中心に「生」と「死」、そして「疫病」を軸として集められた有名・無名の傑作群を、ドレスデンで発足した古楽器グループと縦横無尽に歌い上げてゆきます。ベルリオーズやラフマニノフも引用した有名なグレゴリオ聖歌が、ハーディガーディの異界的な響きのなかで唱えられる幕開けに続き、玄妙な中世音楽を経てバロックへ至る多様なスタイルに一貫性を与えるのは、確かな存在感で聴く者を惹きつけてやまないプロハスカの美声。トラック26はヘルマン・ヘッセの『車輪の下』にも登場し、そのメロディがロックに取り入れられたり日本でもCMで使われた有名曲ですが、もともとの歌詞はペストの蔓延を嘆く内容なのだそう。さらには"すべての孤独な人々よ" "誰一人救われることはなかった"と歌われるビートルズの「エリナー・リグビー」、"なに一つ上手くいかなかったが、いつか私は、歌の神の前でひたすら唱えることだろう、ハレルヤと"と歌う、ヨーヨー・マなど多くのクラシックのアーティストもカバーするレナード・コーエンの「ハレルヤ」といった、普遍的なメッセージを持つポップスの名曲も収録。打楽器や撥弦楽器のサウンドも魅力的な古楽器奏者たちの共演も頼もしく、プログラムの中軸を見据えた解釈の充実度が、選曲の妙に奥行きを与えています。(2022/02/25 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA745 |
【静謐さと躍動感。ドイツ古楽の真骨頂を実力派たちとともに】ルネサンス~バロックに軸足を置きながら19世紀に至る宗教曲の演奏でも注目を集めるドイツ新世代のテノール歌手、リヒャルト・レッシュを中心に、バッハ以前の重要な音楽潮流であるドイツ17世紀の小編成教会音楽を集めたプログラム。リューベック、ハンブルク、メクレンブルクなど、ドイツ北部各地で活躍した作曲家たちが知名度にかかわらずバランスよく集められ、ベッシュの丁寧かつ安定感ある歌唱と対話する古楽器奏者たちの細やかな解釈で、作品の持ち味が最大限に引き出されてゆきます。バッハの教会カンタータのような大規模な音楽が生み出される前の、祈りの詩句を細やかに伝えてゆくことに心を砕いて作曲された独唱作品の数々は、奏者各員の個性が際立つ室内楽編成でこそ映えるということが改めて実感される名演。ドイツ語圏内外で多忙な活動を続ける名手たちが集うアンサンブル・ラ・シッラの妙技を隅々まで、Carpe Diemの自然な佇まいを活かしたエンジニアリングで収めている好感度抜群のアルバムです。(2022/11/11 発売)
レーベル名 | :Carpe Diem |
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カタログ番号 | :CD-16330 |
1987年東京生まれの若きオルガニスト、福本茉莉。彼女は2009年に東京藝術大学卒業後、同大学院で研鑽を重ね、更にハンブルク音楽演劇大学でも学び ます。そんな彼女は、2012年、第7回武蔵野市国際オルガンコンクールで見事優勝に輝き、一層の飛躍を遂げることとなったのです。このアルバムは、その 優勝記念のリサイタル録音であり、バロック期の作品から、メシアン、ラドゥレスクなどの現代作まで、彼女の素晴らしい才能の一端を知るには最適の1枚で す。2013年にはドイツ・ニュルンベルク国際コンクールでも優勝、その勢いは留まるところを知りません。プライヴェートではユニークなキャラクターを持 つことで知られる彼女ですが、巨大なオルガンの前に座るやいなや「音楽の神」と化し、全身で神の声を表現する姿が衝撃的でもあります。(2014/04/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573155 |