オルフ, カール(1895-1982)
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あの誰もが知ってる「カルミナ・ブラーナ」の作曲家、カール・オルフ(1894-1982)はモンテヴェルディ(1567-1643)を精力的に研究し、知られざる作品をいくつも世に出した功労者でもあるのです。1920 年代に舞踊教師のドロテー・ギュンターとともにミュンヘンに「ギュンター・シューレ(体育、音楽、舞踊を教える学校)」を設立し、そこで教えていたオルフは、音楽学者クルト・ザックスの提案に従い、モンティヴェルディの劇作品を発見、管弦楽部分に補筆を加え、その舞台を復活させました。オルフ自身も、彼の語法を偉大なるバロック作曲家の作品の中に見出し、その素晴らしき邂逅は大きな実を結ぶことになったのです。(2011/08/10 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777656-2 |
文楽や歌舞伎でお馴染み、菅原道真の生涯を描いた「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)の中の一つの段である「寺子屋」は、宮仕えの身とは言え、道真の子供を守るために、わが子を身代わりにしなくてはならなかった松王丸とその妻千代の物語。この物語のドイツ語訳に感銘を受けたのが18歳のカール・オルフ(1895-1982)でした。彼は登場人物の名前はほとんどそのままに、内容も変えることなくこの物語をオペラにしたのです。オルフはこの日本の悲劇にギリシャ悲劇を重ね合わることで独自の見解を加え、日本という枠を超えた独創的な作品へと仕立て上げたのです。またこの作品に影響を受けた、あのワインガルトナーも同じ素材でオペラを書いています(cpo 777813)。(2016/02/24 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777819-2 |
1949年のアンティゴネ、1959年のオイデプスに続く、オルフのギリシャ語テキストによる三部作の最後を飾る「プロメテウス」。1968年3月24日にフェルディナンド・ライトナーの指揮で初演され好評を得た作品です。古代ギリシャ語の独特な抑揚を活かし、多彩なパーカッションの連打を伴い語るように歌われます。管弦楽は大編成ですが、思いの他ストイックな響きで歌を支えます。このクーベリックが指揮した1975年のライヴ盤は緊迫感に満ちた優れた演奏として知られています。(2023/06/09 発売)
レーベル名 | :Orfeo |
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カタログ番号 | :C240012 |
オルフ「カルミナ・ブラーナ」は、中世の世界を現代風に蘇らせた名曲として、以前から知られていましたが、20世紀末頃から人気が急上昇、あれよあれよと間に超有名曲の地位を確立しました。冒頭の「おお、運命の女神よ」は映画やテレビなどで頻繁に使用され、誰もがどこかで聴いたことがあるでしょう。また、若々しいエネルギーに満ちた激しい音楽が殆どを占めるなか、ソプラノ独唱が美しいメロディーを歌う「天秤棒に心をかけて」はヒーリングの定番になりました。当盤は、アメリカ出身ながらイギリスにも活躍の場を広げ、今やナクソスの看板指揮者の一人となったオルソップ女史が指揮。独唱者の充実ぶりにもご注目ください。(2007/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570033 |
ナクソスの大きな長所はお値段。安いから未知のレパートリーに気軽にチャレンジできる。ならば、21世紀最高の人気声楽曲である、オルフ「カルミナ・ブラーナ」の吹奏楽による抜粋版の試食はどうですか?合唱や独唱が無くて淋しい?確かに声は入っていませんが、吹奏楽にしか表現できない音圧を楽しみましょう。今やヒーリングの定番である「天秤棒に心をかけて」も、楽器だけで演奏するとこうなります。19世紀末に書かれた古典的なバード作品。シリアスさとコミカルさがほどよくブレンドされ、吹奏楽を聴く楽しみが最大化されたリード作品。これらを併せ、吹奏楽ファンのみならず、広く管弦楽曲ファンにお薦めします。(2007/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570242 |
オルフの代表作であり、強烈なインパクトを隠せない名作カルミナ・ブラーナ。オリジナルのオーケストラ伴奏はいうまでもなく迫力がありますが、それを2台ピアノと打楽器伴奏に編曲したこの録音もかなりの衝撃です。既にBISレーベルからも同様のアレンジでの録音がリリースされていますが、この録音のすごいところは、オルフ自身が弟子であるキルマイヤーに要請して編曲させた版であるということ。声楽と打楽器パートはオリジナルそのままです。オーケストラ部分が簡潔になっている分、声楽のラインが浮き彫りになり、この曲の真価を発見出来ます。大幅なプライス・ダウンで再発売。(2019/03/22 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19516CD |
1964 年、カール・オルフ(1895-1982)はシュツットガルトで「真夏の夜の夢」の改訂版の初演を行いました。オルフはこの作品に1938 年頃から取りかかり、1952 年にダルムシュタットで演奏するまでに、幾度となく書き直しをしたり、と、彼の人生の多くの部分をこの作品が占めていた計算になります。そのせいか、彼の作品の中でもとりわけ優れたものとして評価されています。「比類なき古典の名作」に音楽、言葉(シュレーゲルが翻訳したドイツ語)、舞踊、ファッションなどの当時の最先端の流行を取り入れ、総合舞台芸術へと生まれ変わらせた作品、今回は音のみで残念ですが、その気合いは充分に届くことでしょう。(2011/08/10 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777657-2 |