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アーレ, ヨハン・ルドルフ(1625-1673)

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    エッカールト/フランク/ポール/シャイン/トゥンダー:ドイツの声楽と室内楽作品集(クレマンティス/ブンジェン)

    「天にまします我らの父よ…」で始まる、キリスト教で最も有名な祈祷文の一つと言える「主の祈り」。これに基づいたゲオルク・ベームのコラール前奏曲を軸に、ドイツ・バロックの宗教的な器楽作品と、アルト(カウンターテナー)独唱によるルター派のカンタータを集めたアルバムです。これらの作品は器楽全盛だった当時のイタリア音楽に強い影響を受けており、声楽の伴奏においても、器楽が大きな役割を担っています。また収められた純器楽作品は全て宗教的題材に基づいており、その多くは、当時のコラールの旋律をもとにしたものです。演奏は、「シャコンヌ」を始めとしたヴィターリ父子の作品をめぐる刺激的なアルバム(RIC326)をリリースしている、ヴァイオリンのステファニー・ド・ファイーとアンサンブル「クレマティス」。ここでも宗教的な敬虔さを大切にしながら、それぞれの作品が持つ抑揚や旋律の美しさを聴き応えたっぷりに歌い上げています。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC389

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    ドイツ17世紀のルター派音楽による降誕祭オラトリオ(クレマティス)

    【音楽学者でもあるレーベル創設者の監修で、名手たちが17世紀ドイツのクリスマスを再現!】フランス語圏ベルギーで早くから古楽専門のレーベルRICERCARを主宰、最前線のプレイヤーたちとともに古楽通を唸らせるアルバム制作を続けてきた録音技師=音楽学者ジェローム・ルジュヌが、自身の知見と確かな古楽人脈を通じてユニークなクリスマス・アルバムを制作しました。ヴァイオリンの俊才ステファニー・ファイーやフローランス・マルゴワール、鍵盤のブリス・サイーに楽器学でも演奏能力でも破格の管楽器奏者ジェレミー・パパセルジオーといった実力派古楽器奏者たち、中世音楽でも実績の多いポラン・ビュンドゲンやザカリー・ワイルダーら名歌手5人とともに、ルジュヌ自身も一部クルムホルンを吹き臨んだ本盤は、17世紀ドイツ語圏各地で書かれた礼拝音楽を少しずつ抜粋、クリスマスシーズンの礼拝習慣を辿るプログラムを通じて、バッハ前夜のドイツ語圏で活躍した重要な作曲家たちの技芸を新たな視野から概観できる好企画。パパセルジオーの最新研究が反映されたダブルリード楽器の多彩さ(シャルマイ、クヴィント・ファゴット、バス・ボンバルド……)や各プレイヤーの高い演奏能力とあいまって、どのトラックでも古楽に触れる喜びを深く実感させてくれます。いくつかの器楽トラックにはこの時代ならではのモテットやオルガン音楽を、リコーダーや弦楽器が映える合奏向けにアレンジしたものも含まれ、自然な物語展開に味わい深いアクセントを与えています。(2022/10/14 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC444

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    ドゥルツィアンとボンバルド~17世紀ドイツのダブルリード合奏さまざま~(シンタグマ・アミーチ/ムニエ)

    【昔日のダブルリード管楽器世界が色鮮やかに甦る!Ricercarならではの充実企画盤】バッハ以前のバロックやルネサンスにも通じた音楽学者ジェローム・ルジュヌが古楽大国ベルギーで主宰する、40年の歴史を誇るRicercar。このレーベルは折々、現代人にとって馴染みがうすい珍しい古楽器を重点的に紹介するアルバムをリリースしてきましたが、今回はその最新盤として、ボンバルドとドゥルツィアンという、ルネサンスから初期バロックにかけて用いられていた2種の重要なダブルリード管楽器の魅力を紹介します。ボンバルドはショームの一種でオーボエの祖先ともみなしうる楽器ですが、ヴィオラ・ダ・ガンバやリコーダーと同様に大小さまざまなサイズのものがあり合奏も可能。またファゴットの前身である低音管楽器ドゥルツィアンにも、同じように高音・中音向けなどの同属楽器がありました。この新録音では両楽器をそれぞれ、あるときは同属楽器同士で重ね、またあるときは両者を同一楽曲のなかで対置させながら、その変幻自在の演奏編成がたいへん興味深い響きを作り出し、それがアルバムを通して聴くことの面白さを演出しています。またこうしたアルバムの常として、解説テキストの充実も見逃せないところ。マドリガーレやシャンソンといった多声の声楽曲を、楽器だけで演奏できるようにした1600年前後ならではの編曲も多く見られ、2人の俊才古楽歌手が要所で聴かせる独唱との対比も興趣がつきません。専門的知見の集成がいざなう思いがけない音響世界。400年前のリアルなサウンドスケープをじっくり読み解けるアルバムです。(2020/11/13 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC420

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    ベルリン・ガンバ・ブック(ベルガー)

    17世紀に編纂された、作曲者不祥の「独奏ヴィオラ・ダ・ガンバのためのコレクション」です。基本的には当時流布していた賛美歌がソースとして用いられており(元ネタが判明できたものはブックレット中に記してあります)時には良く耳にするメロディが聞こえてくることもあります。ほとんどはイニシャルに「J.R」を持つプロイセン在住のアマチュア奏者が、賛美歌を書きとめたのであろうとされ、オルガンで聴くのとはまた違った「コラール変奏曲」が展開されていきます。ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ディートマー・ベルガーは、「マンチェスター・ガンバ・ブック」(8.572863-64)でも、その高い洞察力と表現豊かな演奏が評価されている人。静かで荘厳なガンバの調べをじっくりお楽しみください。(2015/07/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573392-93