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キュール, ゲルト(1952-)

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    キュール:モヴィメンティ/レシュ:シュリーレン/ツィカン:あの下の谷間に(コパチンスカヤ/ウィーン放送響/アシュブリー/カリツケ/ド・ビリー)

    モルドヴァ出身のヴァイオリニスト、コパチンスカヤがウィーン放送交響楽団とともに挑む3曲のヴァイオリン協奏曲。キュールの「モヴィメンティ」は伝統的な形式を探りつつ、新たな方向性を目指した作品。レシュの「シュリーレン」は作曲家でもあるコパチンスカヤの創造性も鑑みた即興的な作品。ツイカンの「あの下の谷間に」はブラームスの同名の歌曲を効果的に用い、ロマン派の様式に立ち返ることを試みており、時に美しい旋律が聞こえてきたり、曲の最後では指揮者とヴァイオリニストが歌曲の一部を歌うことまで要求する、コパチンスカヤにうってつけの曲。21世紀オーストリアにおける音楽制作の一部が垣間見られる1枚。(2020/04/24 発売)

    レーベル名:col legno
    カタログ番号:WWE1CD20279

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    クルイサン:アビスメス/ウォズニー:アルキペル/ドーデラー:サルヴェ・レジーナ/キュール:イントロダクシオ(シルマー)

    どれほど音楽の形態が変わろうとも、神や普遍なる物への敬意は変わることはありません。それを認識させてくれる4つの作品をお聴きください。バイエルン放送局から依嘱されたこれらの作品は、すべて「マニフィカト・・・マリアの祈り」を扱ったものですが、書き手、聴き手によってここまで違った姿で立ち現れるのです。もちろん、どの曲も世界初演であり、各々の曲の斬新さは他では類を見ません。オーケストラの激しい咆哮で始まるクルイサンの「深き淵」にあるのは絶望の中での一筋の救いでしょうか。また、キュールの作品にも破壊的な音が見え隠れしますが、やはりこれを通り抜けないと救いはないようです。ウォズニの作品は「出現した後に生ずる物」という意味でキリスト誕生の後のマリアを描いているということでしょうか。ドーデラーの作品は、最も宗教曲として心にしみるものでしょう。しかし、その不安に満ちた音は一筋縄でいかない何かを孕んでいます。これらの演奏困難な作品を易々と形にしてしまう、バイエルン放送合唱団、ミュンヘン放送管弦楽団、そしてソリストたち、指揮者ウルフ・シルマー。彼らの見事な才能に酔い痴れてください。(2010/07/14 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900302