ブレヒト, ベルトルト(1898-1956)
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【ベンヤミン・アップルが問いかける、禁断の果実とは?】フィッシャー=ディースカウ最後の弟子と言われるドイツのバリトン、ベンヤミン・アップルのALPHAレーベル第2弾。エデンの園でアダムとエバ(イヴ)が食べた禁断の果実をモチーフとした、民謡からロマン派、近代、現代、そしてミュージカルのナンバーまでを収め、その解釈の多様性を巡りながら、現代の禁断の果実とはなにか、蛇は今もどこかに潜んでいないかと、問いかける内容となっています。長くパートナーを務めるジェームズ・ベイリューとの息もぴったり。曲間にはアップルが語る『創世記』からの語句が短く添えられ、彼の美声と幅広い表現力を様々な角度から堪能することの出来るアルバムです。(2023/06/23 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA912 |
ドイツ出身のメゾ・ソプラノ、ミヒャエラ・シュスター。2008年にロイヤル・オペラで《サロメ》のヘロディアス役でデビュー。以降、幅広い役柄に挑戦し、いずれも表情豊かな歌唱で高く評価され、2016年にはウィーン国立歌劇場の来日公演にも帯同、この時は「ヴァルキューレ」のフリッカ役を歌い喝采を浴びました。このコルンゴルトの歌曲集「Unverganglichkeit=不滅なるもの」からタイトルを得たアルバムは、永遠の憧れと普遍性をテーマにしたもので、全て後期ロマン派の作曲家たちによる曲は各々の標題に沿って選ばれ、丁寧に歌われています。マーラーやレーガーの微笑ましい曲や、ヴァイルのひねりの効いた曲、中心となるコルンゴルトの曲など聴き応えのある1枚です。(2017/12/22 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC1881 |
特に近・現代音楽の解釈と歌唱で高い評価を得ながら、持ち前の高い感性で古楽の世界にまで鋭く切り込むアンナ・プロハスカが描く『失楽園』。楽園でのアダムとイヴ、その堕落と追放の物語、あるいはそれに触発された歌曲を収録しています。ロマン派から近代、そして20世紀に至る各時代から独自の選曲を行っており、歌詞も仏・独・英・露と4ヵ国語に及ぶもの。圧倒的な充実度で、プロハスカの企画力、歌唱力、言語力と、現在の彼女が持てる実力が余すところなく発揮された、聴き応え十分のアルバムです。(2020/04/10 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA581 |
【プロハスカとコパチンスカヤ、挑戦を恐れない2つの個性が描く、2人のマリアの物語】2022年に発売されたイザベル・ファウストとの共演盤『カフカ断章』(HMF)が高い評価を受けたアンナ・プロハスカ。ALPHAレーベルからも個性的なアルバムをリリースしてきている彼女が、今回は長年の盟友、奇才パトリツィア・コパチンスカヤと手を組み、新約聖書に登場する聖母マリアとマグダラのマリアという2人の物語に挑みます。コパチンスカヤにとっては2019年リリースの『つかの間と、永遠と』の流れを汲む企画と言え、そこでマルタンの『キリスト受難の6つの印象(複連祭壇画)』を中心に据えたのと同様、今回も同じマルタンの『マリア三部作(三連祭壇画)』を核とした選曲により、聖なるマリア、母としてのマリア、そして卑しい身分の象徴としてのマリアとその救済という側面に切り込み、西洋世界に於ける女性のイメージの二面性を描き出すとともに、その意味を問うという内容となっています。2人が絶大な信頼を置く作曲家、ヴァイオリニストであるミチ(美智)・ウィアンコが多くの曲で編曲を務めており、カメラータ・ベルンの高いアンサンブル能力と、その音色が持つ煌びやかさを内に秘めたほの暗さを魅力的に引き出しました。さらにはプロハスカとコパチンスカヤによる、作品の振幅の激しさをものともしない表現力と強烈な個性が、時に寄り添い時に激しくぶつかり合いながら、このアルバムの得も言われぬ魅力を作り出しています。(2023/04/21 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA739 |
1723年にライプツィヒのトーマスカントルに就任したバッハは、その年のクリスマス用に「マニフィカト」を作曲しました。この時は変ホ長調が用いられ、曲間に別のテキストを使った4つの曲が挿入されていましたが、その後バッハは挿入曲を除き、調性をニ長調に変更。現在はほとんどこちらの版で演奏が行われます。フランツ・ハウクがこの作品に組み合わせたのは、現代の作曲家ヘルムシュロットのオラトリオ「ルーメン」。パーカッションを多用したカラフルな音響と緊迫感溢れる合唱による異教徒間の対話を描いたオラトリオであり、およそ300年の時を隔てた宗教曲を楽しめます。(2019/02/22 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.579049 |
ハノーファーでチリ出身の家族に生まれ、近年ドイツの歌劇場で活躍が目覚ましいソプラノ、ヨゼフィーネ・ゲーマンのデビュー・アルバムは、女性の力とその復権をコンセプトとしたアルバムになっています。きっかけはゲーマンが目にした美術館のポストカードで、 そこに描かれていたフリーダ・カーロやポーラ・モーダーソン=ベッカーらの自画像を通して、さまざまな女性の自己表現のあり方に気付きました。ゲーマンはこのアルバムを4つの展示室を持つ美術館に例え、聖書における処女性を表現した「Vierge」、神秘的な歌声で人を惑わす「水の精」、主人公となった女性たち、シェイクスピアのオフィーリアのイメージ...と順にめぐってゆきます。アルバムの最後は神戸に生まれヨーロッパを拠点に活動する吉田文の作品で締めくくられています。(2022/06/24 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM380 |
エルベ川の支流にあるハンブルクは、長い間音楽都市としてその名を誇っていました。18世紀にはテレマン、C.P.E.バッハが市の音楽監督を務め、ロマン派時代にはメンデルスゾーンやブラームスがこの地に生まれ、現在はNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団が本拠地とするなど、現代でも話題の多い都市です。ハンブルクには小さな博物館がいくつもあり、ブラームスやテレマン、メンデルスゾーンなどの資料が展示されています。このアルバムはハンブルクに関連した作曲家の興味深い作品を集めて演奏したもの。ハンブルクで生まれた作曲家、ハンブルクで初演された作品などさまざまな曲が選ばれており、演奏する2人もまたハンブルクを拠点に活躍するという、まさに「ハンブルク」尽くしのアルバムとなっています。(2019/01/25 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM300 |
シカゴで生まれ、最初はピアニストとしての勉強を始めたトーマス。しかしニューヨークのマンハッタン音楽学校で学んでいた時に、声楽の才能を見出され、歌手としてデビュー。ウィリアム・クリスティやルネ・ヤーコプス、ガリ・ベルティーニ、シモーネ・ヤングなど錚々たる指揮者たちと共演、古楽系から現代曲までを歌いこなすテノールへと成長したのでした。そんな彼、このアルバムでは、アメリカ人である彼の「心の憧れの地」であるヨーロッパの作曲家たちによる歌曲を連綿と歌います。ただし、選ばれている作品はどれも、何かしらの「憧れ」を秘めているものばかり。フォーレやツェムリンスキー、ブリテンにおけるイタリア、バーバーの古きものに対する郷愁、ベートーヴェンは「恋する人への憧れ」など、様々な想いが交錯する珠玉の1枚です。(2014/06/25 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5194 |
(2009/04/01 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C49284 |