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Search results:16 件 見つかりました。

En Phases: アルバム一覧

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    フォーレ/ラヴェル/エネスク/L. ブーランジェ:ヴァイオリン作品集(プルヴォスト)

    フランコ・ベルギー派の名手ガエターネ・プルヴォストによる、フォーレとその教え子たちのヴァイオリン作品集。艶やかな音色と、程よい抒情を湛えた演奏が楽しめます。(2023/10/20 発売)

    レーベル名:En Phases
    カタログ番号:ENP012

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    ブショ/カリッシミ/シャミナード/フレスコバルディ/ネグリ:声楽と器楽作品集(ラ・ジョアンニーナ)

    【手紙にみる400年の愛の形】モンテヴェルディの有名な「愛の手紙」を軸に、主に男女の間でやり取りされる手紙にまつわる作品を集めたアルバム。歌(ソプラノ域)と、中世から親しまれていたトリプルハープ、そしてテオルボとバロックギターという撥弦楽器のみの伴奏での組み合わせで、初期バロックから現代の委嘱作品までを集めています。歌の切々とした、また情熱的な味わいが生きているのは小編成ならでは。息の合ったアンサンブルで、幅広い年代の作品を緩やかに繋いでいきます。フレスコバルディやストラデッラに続いて、現代的な「ツイッター」(トラック6-12)が違和感なく収まっているのも面白いところ。これは、2016年に亡くなった詩人ミシェル・ビュトールが、ツイッターと同じ140文字(当時)という制限で作ったソネットに、ヴァンサン・ブショが曲を付けたものです。ラストには近代の女流作家シャミナードによる悲しくも親しみやすい作品が収められた、美しい余韻を引くアルバム。(2019/04/26 発売)

    レーベル名:En Phases
    カタログ番号:ENP006

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    ベルナベリ:コンチェルト・マドリガレスコ(ファエンツァ/ホルヴァート)

    【異才集団ファエンツァ、コレッリ登場前夜のローマで出版された注目曲集に迫る】17世紀前半にはフレスコバルディやベネヴォリ、世紀後半にはコレッリやA.スカルラッティが活躍したことで知られる「永遠の都」ローマ。その両時代の間にこの芸術都市で活躍したベルナベイは、ルネサンス末期に一世を風靡したマドリガーレという曲種を17世紀半ばになお探求した注目すべき作曲家の一人。パスクィーニやストラデッラなど多くの重要な音楽家たちを擁護した貴族フラヴィオ・オルシーニのもとで活躍を続けた末、1669年に発表された曲集には、多声音楽全盛の時代に流行ったこの曲種を用いながら、独唱芸術に重きを置く17世紀ならではのコンチェルト様式が存分に生かされた興味深い音作りが見られます。少し上の世代のマッツォッキやM.ロッシらのマドリガーレより後期バロックのカンタータに近く、官能的な詩句に品のある艶やかさをまとわせる旋律美は何とも魅力的。演奏は異才歌手=撥弦奏者マルコ・オルヴァを中心に結成されたファエンツァ。初期のALPHAレーベルにも録音がある才人集団で、Hortusからほぼ同時に発売される彼らのフランス・バロック曲集とともに注目したいリリースと言えるでしょう。(2023/03/24 発売)

    レーベル名:En Phases
    カタログ番号:ENP010

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    マシャド:音楽劇「冷淡な美男子」(ビュシェ/アンサンブル・ヴィルヴォルト)

    【フランス六人組を思わせる21世紀音楽。ピアフに捧げられたコクトー劇の初音楽化】詩人、小説家、舞台人、イラストレーター、批評家……と多方面に才能を開花させたジャン・コクトーが1940年、エディット・ピアフ主演で書き下ろした一幕物の戯曲『冷淡な美男子』は、コクトー晩年の1957年にジャック・ドゥミ(『シュプールの雨傘』などを監督)の出世作として銀幕を飾りましたが、音楽劇としての作曲許可が遺族主宰のコクトー協会から下りたのは、このアルバムに録音されたモロッコ出身の作曲家ジャン=マリー・マチャドによる作品が初めて。テクストは冒頭の電話のシーンを始め朗読される部分もありますが、マチャドが歌にした部分はコクトーと世代も近いフランス六人組やその前後の作風を思わせる親しみやすさの中、室内楽編成の楽音が映画音楽のように絡み、極上の舞台音楽としての説得力が耳を捉えてやみません。ヴィブラフォン他の打楽器にクラリネット、チェロとアコーディオンという四重奏編成が、演奏全体をまとめながらテクストを歌い語るオロール・ビュシェの指揮で織り上げてゆく音楽は、コクトーにも通じるモノクロ描線が美しいロール・スタビアクのイラストレーションに彩られた、アコーディオン同様に蛇腹状に伸びる絵本風ブックレット(仏語のみ)と共に味わえるようにできています。(2023/09/22 発売)

    レーベル名:En Phases
    カタログ番号:ENP013

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    モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番/ピアノ五重奏曲 K. 452/ピアノ協奏曲第13番 K. 415 (モーツァルト・プロジェクト)(マルタン/デュランテール/ペリーヌ/ヴィデュヴィエ)

    (2019/04/26 発売)

    レーベル名:En Phases
    カタログ番号:ENP003

  • Lute Recital: Tixier, Alban - ATTAINGNANT, P. / BALLARD, R. / GERVAISE, C. / LE ROY, A. (Suzanne un Jour - Musique Française pour Luth)

    【欧州古楽界の新世代を担うリュート奏者、その親密な語り口が映える充実選曲】中世からルネサンスにかけての詩歌に通じた古楽歌手ローラン・ティクシエを父に持つ新世代のリュート奏者、アルバン・ティクシエ。初のソロ・アルバムでは、欧州知識人たちの間でリュートが重要な独奏楽器としてひときわ重宝された中世~ルネサンス期のフランス音楽に光を当てました。10才の頃には父が出演する古楽祭でルネサンス舞踏を披露、その頃からリュートを学んでいたアルバン・ティクシエの紡ぎ出す音楽は、広範な活躍で知られる彼の師匠ミゲル・アンリが「現代人にとっては異質なはずのリュートという楽器と、驚くほど親密に打ち解けている」(ライナーノート序文より)と語る通り、全く気負いを感じさせずに数世紀前の音楽を「いま」に息づかせる泰然自若の語り口が大きな魅力。トルバドゥール(南仏の中世詩歌人)たちの黄金時代から、声楽名作の編曲を含むリュート独奏向け楽譜が激増したルネサンス期を経て、プレトリウスが書き留めたフランス宮廷舞踏の世界を垣間見つつ音楽史を広く概観できる選曲を、このうえなく自然な語り口で一編のプログラムにまとめています。ALPHAと並んで古楽の名盤が多いZig-Zag Territoiresレーベルでの仕事が知られるエンジニア=プロデューサーのフランク・ジャフレが録音技師を務めており、精妙なエンジニアリングで、古楽器ならではの雑味を含んだ美音を細やかなニュアンスまで克明に伝えてくれるのも嬉しいところ。師や父と共に本人も執筆しているライナーノート(仏語、英語)の味わい深い文章と共に「古楽に接する」ことの魅力を十全に味わえる1枚に仕上がっています。(2024/04/26 発売)

    レーベル名:En Phases
    カタログ番号:ENP016