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Virtus Classics: アルバム一覧

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    パトリック・ガロワの芸術 2 - フランス・ロマン派ソナタ集

    【漲る緊張感の中から立ち昇る甘き香り 名手ガロワが全身全霊かけて音楽に立ち向かう】このアルバムには、19世紀後半のフランスで活躍したフランク、ピエルネ、ヴィドールによる3つの作品が収められています。いずれもフルーティストのレパートリーに重要な位置を占める存在であり、そのうち2曲はもともとヴァイオリン・ソナタとして書かれたものですが、フルートのための編曲版もオリジナルの形に劣らぬだけの人気と演奏頻度を誇っています。ガロワは3つの作品にじっくり向き合い、これらの曲をフルートで演奏することの意義を探求。19世紀から20世紀に移り変わる時代の音楽が持つ繊細なハーモニーを生かし、巧みな息使いで作品に新しい命を与えました。ピアノを担当するのは、ガロワの信頼厚い瀬尾和紀。前作「パリ音楽院卒業試験曲集」ではフルーティストがピアノを演奏するという驚きを持って迎えられた瀬尾、今作でもフルートを知り尽くした彼ならではの「伴奏の域を超えた」細やかなアンサンブルを披露します。(2020/11/27 発売)

    レーベル名:Virtus Classics
    カタログ番号:VTS-009

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    パトリック・ガロワの芸術 3 - 近代フルート・ソナタ集

    巨匠ガロワが誘う 魂宿る美しき世界丁寧に折り重ねられた何層もの立体的なピアノに心地の良いフルートの風がひゅうと吹く。それは湿り気を帯びていたり、草木がざわめく様であったり、疾風怒涛の様でもあるのだが、これらは全てを包む深い愛に満ちた音楽そのものである。本作に収められた名曲を偉大なピアニストたちと幾度となく演奏してきた巨匠ガロワが、今、改めて録音という形で世に残したいと願ったのは、他でも無い、同じスケールと価値観で音楽を共有できる愛弟子の瀬尾和紀の存在だろう。常に感度を高く持ち、知識を刷新し、変化する事を少しも恐れない彼らのこの記録は、新解釈などと言うものではなく、構築された歴史そのものなのだ。                                            (寺田 愛 フルーティスト)フルートのレパートリーは、とりわけソナタのジャンルにおいて豊富であり、このCDには、20世記半ばを特徴づける最も美しい緩徐楽章を持ったソナタが収められています。これらの4つの緩徐楽章は、ある種の水平性、純粋さ、率直さ、深遠さ、そして今この瞬間の探究という点で通底しています。これらの作品に取り組むにあたり、瀬尾和紀氏と私は、主にオリジナルのラインの再構築、そして作品のテクストを明確にするために、様々な音楽的なレイヤーを際立たせる事に重点を置きました。また、フレーズのみならず、フルートとピアノの2つのパート間に存在する細かいニュアンスにも注意を払いました。このCDが、何度も聴き返されるであろう事を念頭に置き、聴く度にその楽章の新たな角度や側面が浮き彫りになるようにと私たちは考察を重ねてきたのです。                                                                 パトリック・ガロワのコメントより(2023/10/20 発売)

    レーベル名:Virtus Classics
    カタログ番号:VTS-024

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    彩光 ア・ラ・フランセーズ(瀬尾和紀/福井麻衣)

    フルートとハープ。モーツァルトの協奏曲でもおなじみの、この楽器の組み合わせから生まれる極上の響きは、とりわけ18世紀以降のフランスで人気を博し、2つの楽器のために数多くの作品が生まれてきました。このアルバムでは、ともにパリ音楽院で学んだフルートの瀬尾和紀とハープの福井麻衣が共演、「フランスのエッセンス」を知り尽くした2人が多彩な響きと音色を駆使し、フランス近代のデュオ作品を心行くまで聴かせています。アルバムの収録曲は、どれもフルートとハープのための基本的なレパートリーですが、作曲家の生年をほぼ追って並べられた1曲1曲には、強いこだわりと優れたセンスが感じられます。サン=サーンスやフォーレのふんわりとした優しい曲から、随所に東洋的な雰囲気も含むラヴェルやサティ、ハープの特殊奏法がふんだんに用いられたアンドレスの「ナルテックス」まで、19世紀から20世紀フランス近代音楽の流れも体験できることでしょう。お互いの個性を尊重しながら、対話と主張を繰り広げる瀬尾と福井の演奏は、聴き手の心を遥か遠い世界へと誘います。(2020/03/18 発売)

    レーベル名:Virtus Classics
    カタログ番号:VTS-011

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    R. シュトラウス/フランク:ヴァイオリン・ソナタ集(瀬﨑明日香/シュトロッセ)

    (2019/02/20 発売)

    レーベル名:Virtus Classics
    カタログ番号:VTS-007

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    ソナタ ミラージュ(井本響太)

    ミラージュ(mirage)とは「蜃気楼」や「幻影」。古典期に始まり、フランスの香気を纏ったスペイン作品、狂悦と苦悶?相反する感情が交錯する現代作品に至るまで、形を変え発展を続けるソナタの変容を自然体で描ききったギタリスト、井本響太のデビューアルバムです。「間」の取り方と歌い込みからは、彼の非凡な才能を感じずにはいられない。音の美しさ、ppからffまでの表現の幅など、この若さですでに際立った資質が充分にみられる。これから先の活躍が本当に楽しみなギタリストだ。 荘村清志井本 響太 Kyota Imoto1994年生まれ、東京都出身のギタリスト。東京音楽大学付属音楽高等学校、東京音楽大学を経て、2016年2月にパリ国立高等音楽院の入学試験にて審査員満場一致で合格し2019年に第一課程修了。2020年より同音楽院第二課程へ進学し2022年6月の卒業試験において審査員満場一致の首席で修了。同年7月に完全帰国。これまでに、第36回GLC学生ギターコンクール高校生の部第1位、第6回J.S.バッハ国際ギターコンクール第1位、第45回日本ギターコンクール【オヌール部門(プロフェッショナル)】第1位、国際古楽コンクール2016 アンサンブル部門に山田唯雄と19世紀ギターを使用したギターデュオで出場し、1位2位無しの第3位入賞し、2016年都留音楽祭に出演。アントニー国際ギターコンクール2021(仏)では第1位と併せて最優秀課題曲演奏賞、聴衆賞も受賞。2016年MUZAニューイヤー・コンサート「大谷康子の音楽おせち」に出演し大谷康子、エマニュエル・ヌヴー両氏とサラサーテ作曲のカルメン幻想曲にて共演。クラシックの分野だけに留まらず、朗読劇「盲目のジェロニモとその兄」、舞台「カルメン ドン・ホセの告白」にてギター演奏を担当等幅広く活動している。2018年にNHK-FM「リサイタル・ノヴァ」にかねてから秋田勇魚、山田唯雄と共に活動しているギターアンサンブルグループ「へっぽこどりぃむ」として出演している他、2022年にはNHK- FM「リサイタル・パッシオ」、第16回Hakujuギター・フェスタ「旬のギタリストを聴く」のコーナーにも出演した。これまでに荘村清志、江間常夫、松尾俊介、上谷直子、オリヴィエ・シャッサン、ジアニ・カセロット各氏に師事。(2022/12/23 発売)

    レーベル名:Virtus Classics
    カタログ番号:VTS-020

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    マティーカ:ノットゥルノ/ベートーヴェン:セレナード(編曲:W.T. マティーカ)(マティーカ・トリオ)

    愉悦の音楽 第2弾? 音楽史の陰にあったもう一つのウィーン黄金時代近年、活動の幅を広げる瀬尾和紀が、10代の頃から魅了されていたというチェコの作曲家マティーカにまつわる2つの作品を取り上げたアルバム。ややもすれば歴史の流れの中に埋もれてしまいがちな「ニッチな作曲家」の作品を、彼は仲間たちとともに、実に楽し気に演奏し、その真価を聞き手に問いかけます。同時収録のベートーヴェンのセレナーデは、こちらもマティーカによるフルート、ヴィオラ、ギターのための編曲版による演奏。すぐれたギタリストだったというマティーカの面目躍如たるアレンジが聴きどころです。《レーベル・コメントより》 瀬尾和紀と松尾俊介による前作「ビーダーマイヤー~ウィーン1820」に続くウィーン・シリーズ第2弾!本作はチェコ出身のギタリスト、ヴェンツェル・トマス・マティーカ(1773-1830)によって描き出された1810年頃の「夜の音楽」に焦点を当てています。そこには音楽を愛する人々の純粋な喜びと活気に満ち溢れたモード(流行)がありました。2人の名手にヴィオリスト小峰航一が加わった、この珍しい編成の三重奏曲は必聴です!!(2023/12/08 発売)

    レーベル名:Virtus Classics
    カタログ番号:VTS-022

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    ラフマニノフ:チェロ・ソナタ/ピアノ・ソナタ第2番(レイ=ベレ/松元あや)

    若き演奏家が奏でる、美しくも哀愁漂うラフマニノフ若きピアニスト、松元あやとチェリスト、ゼフィラン・レイ=ベレが奏でるラフマニノフの作品集。これまでも数多の名演が存在するこれらの曲を、2人は全く臆することなく、自らの歌を高らかに歌い上げています。チェロ・ソナタでの、たっぷりとしたルバートに支えられたチェロの旋律を美しく彩るピアノの調べ。これは決して強く主張するのではなくとも余韻を残す歌い方が印象的。ヴォカリーズもまた然り。チェロとピアノの対話が心行くまで楽しめます。圧巻は松元のソロで聴く「ピアノ・ソナタ第2番」。冒頭から溢れるような激情とともに雪崩落ちるピアノの響きは耳を捉えて離すことがありません。濃厚な音楽の中にラフマニノフ特有の哀愁も漂う名演といえるでしょう。松元あやの演奏は、楽譜から新たな価値を創造していこうというスタンスではなく、今までに積みあげられてきた演奏の歴史、すなわち聴取の歴史に立ち会って動いた「自らの琴線」の一瞬一瞬から、新たな聴衆に丁寧にはたらきかけていくような音楽だ。全体として雄大な情景や巨大な熱量を題材とした音楽であっても、松元はその熱量自体のコントラストを描こうとはしない。むしろ通常はそうした熱量に呑まれてしまいがちな宇宙の小さな気まぐれにも、ひらめきと大きな情感をもって一つ一つ対峙していこうとするスタンスが、人々の共感を呼ぶところなのではないだろうか。                                                              (菊地 裕介 ピアニスト)松元 あや(ピアノ)広島県出身。4歳よりピアノを始め、幼少より国内各地で演奏会に出演。2004年~2011年、クールシュヴェル夏期国際音楽アカデミーにてパスカル・ドゥヴァイヨン氏に師事。パリ国立地方音楽院演奏家課程在学中、パリ市庁舎コンサートに出演。フランスの現代作曲家ロジェ・ブートリーの《ピアノとコンサート・バンドのための呉子(ごし)》の初演を成功させ、作曲者本人より「とても魅力的な演奏、若き実力派」と賞賛される。これまでに、故中島和彦、米川幸余、角野裕、ジャン=マリー・コテ、ロマン・デシャルム、ガブリエル・タッキーノの各氏に師事。2007年、ショパン国際ピアノコンクール in ASIA、コンチェルト部門入賞。2015年(平成27年度)文化庁新進演奏家育成プロジェクトに選出され、広島交響楽団とプロコフィエフ「ピアノ協奏曲第2番」を協演し好評を博した。協奏曲を得意とし、これまでにウクライナ国立フィルハーモニー管弦楽団、クラクフ・フィルハーモニー管弦楽団、モラヴィア・フィルハーモニー管弦楽団など数多くのオーケストラと共演を重ねる。スケールの大きさとダイナミックな演奏に定評があり、音にも独特の厚みと深みがあると評されている。現在はフランスを拠点とし、Villiers sur-Marne音楽院で後進の指導にあたるかたわら、ソロ及び室内楽の演奏にも力を入れている。これまでにドビュッシー弦楽四重奏団、プラハ・ヴィルトーゾ管弦楽団、菊地裕介、松本和将の各氏と共演。2023年、地元である東広島芸術文化ホールくららで収録したファーストアルバムをリリース。ゼフィラン・レイ=ベレ(チェロ)ゼフィラン・レイ=ベレは非常に多才なチェリストとして知られており、世界各地の多くのオーケストラとソリストとして、また首席奏者として定期的に共演を行っている。彼の人生における情熱は室内楽、リサイタル、室内アンサンブルに向けられ、多くの国やフェスティバル、名だたる会場で演奏を行い、異なる文化を背景にもつ芸術家たちとの出会いを楽しみつつ、視野を広げている。1989年スイス生まれ。4歳からチェロを始め、早くからジュネーヴ高等音楽院のフランソワ・ギュイのクラスで学んだ。その後、ナターリヤ・グートマン、ヤーノシュ・シュタルケル、フランス・ヘルメルソンのもとで研鑽を重ね、小澤征爾、今井信子、パメラ・フランク、ミゲル・ダ・シルヴァ、ガボール・タカーチ=ナジなどからの助言も受けつつ室内楽奏者としての評価を得、彼らとの共演も果たしている。また現代音楽への関心から複数の作曲家とも協働しており、なかでもアンリ・デュティユーからはその作品解釈の素晴らしさを認められた。2018年にスウェーデンを代表する室内オーケストラ「カメラータ・ノルディカ」の芸術監督に就任。ヨーロッパ中から集まった演奏家とともに、室内楽からオーケストラまで創造性あふれるプログラムで国内外での演奏ツアーを行い、その活動を通して、自身が愛してやまないクラシック音楽の新たな聴衆獲得のため、数多くのプロジェクトを展開している。(2023/11/17 発売)

    レーベル名:Virtus Classics
    カタログ番号:VTS-023