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Seattle Symphony Media: アルバム一覧

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    ニールセン:交響曲第1番、第2番「四つの気質」(シアトル響/ダウスゴー)

    (2020/07/10 発売)

    レーベル名:Seattle Symphony Media
    カタログ番号:SSM1024

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    ニールセン:交響曲第3番、第4番(シアトル響/ダウスゴー)

    2017年10月、シアトル交響楽団の次期音楽監督に指名されたトーマス・ダウスゴーとシアトル交響楽団の最新録音。昨年リリースされた「マーラー:交響曲第10番」は、2017年のグラモフォン賞にノミネートされるなど、世界中で高い評価を受けていますが、今作から開始されたデンマークの作曲家ニールセンの交響曲全集は、ダウスゴーにとってはお国物であり、完全に手中に収めた作品ということで、すでに注目を浴びています。第1弾は最も人気の高い「交響曲第3番」と「交響曲第4番」の2曲。雄大な曲想に声楽を伴う第3番、劇的な曲想と展開が素晴らしい第4番。どちらもダイナミックレンジの広い作品ですが、シアトル交響楽団の広がりのあるサウンドが作品の魅力を存分に伝えています。(2018/01/26 発売)

    レーベル名:Seattle Symphony Media
    カタログ番号:SSM1017

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    フォーレ:組曲「マスクとベルガマスク」/組曲「ペレアスとメリザンド」/ドリー組曲/パヴァーヌ/幻想曲/子守歌(シアトル響/モルロー)

    フォーレ(1845-1924)の優しく流麗な音楽は、ラヴェルやサン=サーンスとはまた違った肌触りを持っています。ここに収録された作品は、比較的珍しいものが多く、例えば本来ピアノ連弾版として書かれた組曲「ドリー」は、アンリ・ラボーがオーケストラ用に編曲した版を使い、もともとの精緻で愛らしい雰囲気を存分に生かした、躍動感溢れる音楽として描いています。パヴァーヌも、あまり聞くことのない合唱付きヴァージョンが選ばれています。ソロを担当しているのは、各々オーケストラの首席奏者であり、ここを聞くだけでもオーケストラの技術の高さを存分に味わうことができるでしょう。全てにおいて満足のいく素晴らしいフォーレです。(2014/07/23 発売)

    レーベル名:Seattle Symphony Media
    カタログ番号:SSM1004

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    ベリオ:シンフォニア/ブーレーズ:ノタシオン I-IV/ラヴェル:ラ・ヴァルス(ルームフル・オブ・ティース/シアトル響/モルロー)

    シアトル交響楽団と首席指揮者モルローによる、彼らが得意とする現代作品のアルバム。マーラーの交響曲第2番「復活」第3楽章ほか現代までの多くの音楽作品や、フランスの社会人類学者レヴィ=ストロースのテキストからの引用、キング牧師の名などがコラージュされたベリオの「シンフォニア」には、グラミー賞受賞歴のあるヴォーカル・アンサンブル、ルームフル・オブ・ティースが参加。変幻自在な声表現で、この難曲を色彩豊かに描いています。ブーレーズの「ノタシオン」は、1945年に作曲したピアノのための小品集を1978年から管弦楽作品へと再構成したもの。全12曲のうち5曲(I~IV、VII)が完成されましたが、ここでは最初に編曲された4曲が演奏されています。いずれも2~4分ほどの小品(原曲は1~2分)ですが、4管編成の巨大な管弦楽を贅沢に使い、作品のエッセンスを最大限に拡張したオーケストレーションの妙を堪能することが出来ます。これら強烈な個性を持つ2作品の後に収録された「ラ・ヴァルス」ですが、モルローはここでもオーケストラから強烈なコントラストを引き出しており、目まぐるしいばかりの色彩で締めくくっています。(2018/10/05 発売)

    レーベル名:Seattle Symphony Media
    カタログ番号:SSM1018

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    ベルリオーズ/ドビュッシー/ラヴェル:テノールのための作品集(ボストリッジ/シアトル響/モルロー)

    リュドヴィク・モルローが振るシアトル交響楽団の最新録音は名テノール、イアン・ボストリッジを独唱者に迎えたフランス歌曲集。ボストリッジは2004年にもドビュッシーやフォーレ、プーランクなどのフランス歌曲を録音していましたが、今回はベルリオーズの「夏の夜」やラヴェルの「シェエラザード」など、どちらかというとドラマティックな作品が選ばれています。作品を徹底的に研究し、独自の解釈を施すことで知られるボストリッジ、今回も作品の文学性を追求し、劇的な表情で巧みな発声で全曲を歌っています。女声で歌われることの多い「夏の夜」やシェエラザードがとても新鮮に耳に残ります。ドビュッシーの「ボードレールの5つ」の歌は、ピアノ・パートをジョン・アダムスがオーケストラ用に編曲したヴァージョンを用い、原曲よりも更に色彩的な響きが追求されています。(2019/02/22 発売)

    レーベル名:Seattle Symphony Media
    カタログ番号:SSM1021

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    マーラー:交響曲第10番(クック版)(シアトル響/ダウスゴー)

    1911年にマーラー(1860-1911)がこの世を去った時、遺された「第10交響曲」のスコアは断片的なもので、ほぼ完成していた第1楽章を除くと、他はどれも大まかなスケッチの状態でした。未亡人となったアルマは、この曲を完成させるべく何人かの作曲家たちに作品の補筆を依頼し、様々な版が成立します。その中でもとりわけ広く知られているのが、イギリスの音楽学者デリック・クック(1919-1976)による補筆版であり、1960年に初演された"第1稿"(マーラーの生誕100年を祝してBBCのラジオで放送された)は完全な形でなかったことと、事前にアルマの承諾を得ていなかったこともあり、一旦はアルマによって出版、上演が禁止されてしまいます。しかし、その3年後に、亡くなる前のアルマが態度を軟化させたため、1964年に第2稿の上演が可能となりました。そして1972年にその改定稿である「第3稿」が初演され、1976年にはスコアも出版、ウィン・モリスが指揮したレコードの評判も伴って、この「クック版」の存在が多くの人に知れ渡ることになるのです。このクック版第3稿を用いたシアトル響の首席客演指揮者ダウスゴーによる演奏は、スタイリッシュで洗練されたものであり、ダウスゴー自身が執筆したブックレット(英語)に、マーラーの自筆譜に添えられたアルマへの言葉についての考察も詳細に記された通り、「マーラーのアルマへの思い」を汲みあげた愛情豊かな演奏としても評価されるでしょう。(2016/09/28 発売)

    レーベル名:Seattle Symphony Media
    カタログ番号:SSM1011

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    メシアン:ミのための詩/神の降臨のための3つの小典礼(アーチボルド/ミラー/ブラウン/ノースウェスト少年合唱団/シアトル響/モルロー)

    ワシントン州シアトルを拠点とするアメリカ合衆国のオーケストラ、シアトル交響楽団。2011年からはフランス人指揮者ルドヴィク・モルロー(モルローは2017年6月にネゼ=セガンの代役としてベルリン・フィルを指揮し、一躍時の人になったことでも知られています)が音楽監督を務めたことで、フランスの近現代作品の演奏が飛躍的に多くなりました。このメシアンの録音もその一つであり、声楽を含めた大編成のオーケストラを自由自在に駆使して、色とりどりの音を紡ぎ出しています。あまり録音の多くない「神の降臨のための3つの小典礼」での陶酔的な響きは美しさの極みです。(2018/01/26 発売)

    レーベル名:Seattle Symphony Media
    カタログ番号:SSM1016

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    ラヴェル:道化師の朝の歌/スペイン狂詩曲/サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」(アダムズ/シアトル響/モルロー)

    1998年にオープンしたベナロヤ・ホールは、シアトル交響楽団の本拠地であり、4489本のパイプを有する壮大なオルガンが備え付けられていることでも知られています。このフランス音楽集は、メインの曲にサン=サーンスの交響曲第3番を置くことで、その素晴らしいオルガンをフィーチャーした魅力的なサウンドを楽しむことができるというものです。もちろん、ラヴェルの数々の曲も実に色彩豊かであり、またどの曲も明快なリズムの切れが感じられるものであり、このフランス風ともスペイン風とも言える微妙な色合いを的確に塗り分けた演奏は、本当に高く評価されるものでありましょう。ライブ収録のため曲の終わりには拍手が入っていますが、これがまた親密で熱狂的なものです。(2014/07/23 発売)

    レーベル名:Seattle Symphony Media
    カタログ番号:SSM1002

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    ラスカトフ:ピアノ協奏曲「夜の蝶々」/ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」(向井山朋子/シアトル響/モルロー)

    モスクワ生まれの作曲家、アレクサンドル・ラスカトフはモスクワ音楽院で学び、1982年に大学院を終了後、ドイツでしばらく活動し、1990年代からはフランスに移住。映画音楽の分野をはじめ、多方面で活躍している作曲家です。世界中で彼の作品が上演され、高い人気を誇っているラスカトフですが、このピアノ協奏曲「夜の蝶」は、シアトル交響楽団の委嘱作品で、詩的で劇的な作風を持っています。もちろんここで演奏している日本のコンテンポラリー・ピアニスト向井山朋子の存在なくしては生まれなかった作品であり、彼女の卓越した技巧が存分に生かされた革新的な音楽です。カップリングは「春の祭典」で、こちらも素晴らしいパフォーマンスとなっています。リュドビック・モルローのパワフルな指揮は、今回も健在です。(2014/11/26 発売)

    レーベル名:Seattle Symphony Media
    カタログ番号:SSM1005

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    ランゴー:アンチクリス前奏曲/R. シュトラウス:アルプス交響曲(シアトル響/ダウスゴー)

    2018/19年シーズンよりシアトル交響楽団の音楽監督を務めるデンマークの指揮者トーマス・ダウスゴーによる興味深い選曲が冴える1枚。《アンチクリスト=反キリスト者》をテーマにしたアルバムの冒頭に収録されたランゴーの作品は、タイトルそのままのオペラであり、6つの場面、それぞれにキリストの教えに反する者が登場して信条を歌うという内容。今回ダウスゴーは前奏曲のみを取り上げていますが、原典版の世界初演であることに注目。また、宗教とはまるで関係のなさそうなシュトラウスの「アルプス交響曲」は、構想段階でニーチェの「アンチクリスト」からの影響を受けているといわれています。ダウスゴーは、オーケストラの性能を存分に引き出し、全編にわたり華麗な音を紡ぎ出しており、ベナロヤ・ホールに響き渡る音を丹念に捉えた録音も聴きどころ。(2019/10/25 発売)

    レーベル名:Seattle Symphony Media
    カタログ番号:SSM1023