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シューベルト ドイツ語歌曲全集
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シュレーゲル(1772-1829)やリュッケルト(1788-1866)などのロマン派の詩人たちの詩に付けられたシューベルトの珠玉のメロディ集。それまでハイネやゲーテに傾倒していたシューベルトが、ドイツ・ロマン派の大詩人シュレーゲルの詩と出会い"夕映え"や"蝶々"などに美しいメロディをつけたのは1818年頃からです。そして彼はリュッケルトやクロプシュトックなどの詩も含め1820年までに350もの歌曲を書きました。1825年にシューベルトとシュレーゲルは実際に邂逅しましたが、その時に2人の大芸術家がどんな会話をかわしたのかは残念なことに記録に残っていませんが、さぞかし刺激的なひとときだったことでしょう。(2007/11/14 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554797 |
シューベルトの歌曲を詩人でまとめるシリーズ、当盤はオーストリアの同時代の作詞家による歌曲集の最後となる第3集です。楽しげな旋律が作曲当初より好評で愛唱された「草原の歌」。ユーモラスな内容ながら自在の和声感覚が映える「男は人が悪い」。平穏で何気ない雰囲気の中に様々な風景を表現、正にシューベルトの真骨頂と言える「夕べの光景」。これらの名曲を演奏するのはニュルンベルク出身のメゾ・ソプラノ、シンドラム。彼女はファスベンダーやルートヴィヒらの薫陶も受け、現在はヨーロッパの歌劇場で幅広く活躍、オラトリオや歌曲にも活動の幅を広げています。その包み込むような声が、シューベルトの繊細な音楽と見事にマッチしています。(2007/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557833 |
詩人毎にまとめるナクソスのシューベルト歌曲全集。今回はいわゆる「感傷主義」に分類されるコーゼガルテンの詩による作品集です。大歌手たちが単独でも取り上げた「沈みゆく太陽に寄せて」や、フィッシャー=ディースカウが好んだ「夜の歌」あたりを除くと、有名作品は少ないのですが、だからこそ当盤のような選集は実に貴重です。いつものようにアイゼンロールによる絶妙なフォルテピアノ伴奏を得て、ソプラノ、テノール、バリトン3人の歌手がそれぞれ歌いわけますが、全体に落ち着いた、時に思索的な作品が並びます。シューベルト鑑賞の奥の院と言った趣きが魅力の一枚です。(2007/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557373 |
シューベルトの歌曲創作活動において重要な役割を果たした、いわゆる「感傷主義」の詩人たち。彼らのテキストによる歌曲の世界を巡るアルバムの第4集です。何と言っても、シューベルトの膨大な歌曲の中でも特に有名なトラック24「子守歌」を含んでいます(ただしこの曲は作詞者不詳)。何でもないようでいて母のような優しさを表現するトラック3「自然に寄す」、たった1分半の中で詩の内容に機敏に反応するトラック12「ナイチンゲールに寄す」、強い表出力を持つトラック22「アンセルモの墓で」などの名作も並びます。作曲者の時代の雰囲気を再現するため、伴奏にはフォルテピアノを使用しています。(2006/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557569 |
ゲーテやシラーといった文豪でなくとも、良い詩であれば選択して旋律を付けたシューベルト。ヘルティやクラウディウスら、いわゆる「感傷主義」の詩人から詩をとった作品にも、実は名曲が目白押し。当盤にも、シューベルトの全歌曲中で必ず言及しなければ始まらない名曲である「死と乙女」や「水の上で歌う」を収録しています。「月に寄す」や「至福」も負けず劣らずの人気歌曲。当盤では曲本来の姿を追求するべく、伴奏に現代ピアノの代わりにフォルテピアノを使用しています。世界中のオペラハウスで活躍し、管弦楽付き声楽曲でもひっぱりだこのホルツマイアーの独唱でお届けします。(2006/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557568 |
シューベルトが歌曲の作曲において最も好んだのはゲーテやシラーですが、それらに次いで詩としてとりあげた量が多い部類として、18世紀後半の文学史上において“Empfindsamkeit”(感傷主義)と呼ばれた潮流に分類された詩人たち、即ちクロプシュトックやマティソンらがいます。シューベルトの作曲活動初期に特に好まれた詩人たちです。単独で歌われることが極めて少ないこれらの初期作を一挙集め、ソプラノ、テノール、バリトンの三歌手で歌い分け、しかも伴奏楽器に現代ピアノではなくシューベルト初期に相応しいフォルテピアノを使用して収録した当盤の価値は絶大なものがあります。(2005/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557371-72 |
シューベルトの創作活動において重要な位置を占めた文豪シラーの詩による歌曲集。詩の作者毎にまとめるシリーズの第3・4集です。収録曲は、作曲者の初期作品が含まれています。中でも、規模が大き過ぎるためか録音の機会も多くない長大な2作品(第3集の「屍の幻想」、第4集の「ケレスの嘆き」)は特に注目されます。ことに前者は作曲者10代半ばに書かれたとは信じられない、ファンタジー豊かな名作と言えるでしょう。テノール歌手が歌う第3集(CD1)、ソプラノ歌手が歌う第4集(CD2)に分けられていますが、歌詞に鋭敏な反応を見せるオディニウス、透明な美声により旋律が引き立つボーグと、歌手たちは共に素晴らしい歌唱を聴かせてくれます。(2005/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557369-70 |
同時代のオーストリアの作詞家のテキストによる歌曲集、当盤のハイライトはピュルカーによる2曲でしょう。特に「全能の神」は、シューベルトの歌曲中、飛びぬけた威厳を誇ります。他の収録曲には録音が稀少な歌曲を多く含み、シューベルト・フリークには発見が多いアルバム。例えば、ベートーヴェン「運命」の動機そっくりのピアノがこだまする中、救いようのないほど暗い旋律が歌われる「不幸な男」や、シューベルト唯一のメロドラマ「別れ-美しきこの世よさらば」などが注目曲です。世界的指揮者たちとオペラや声楽曲で共演する気鋭のバリトン歌手ロートの美声に、アイゼンロールの陰影に満ちたピアノが彩りを添えます。(2004/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557172 |