ギリシャ・クラシックス
Search results:18 件 見つかりました。
オリンピック賛歌の作曲家サマラスによる軽妙なイタリア語オペラが復活。歌劇《ティグラ》はイタリア語のテキストによる1幕ものの作品で、当CDでの演奏時間は56分余り。中世のヴェネツィアを舞台にしたラヴ・ストーリーを、20世紀初頭のイタリア・オペラのスタイルによるサウンドに乗せて綴っています。当盤の指揮者フィデツィスがオーケストラ・パートを再構成して、本格的な上演が可能になりました。西欧をモデルとしたギリシャ音楽近代化の過程をたどる上で貴重且つ興味深い作品です。連作歌曲「エピニケイア(勝利の歌)」は華麗かつ重厚な管弦楽パートを持つ堂々たる作品。歌唱にも力強さが求められます。パリで作曲して母親に捧げた「キタッラータ(ギター)」は3分半ほどの小品で、複数のギターやマンドリンを含む個性的なサウンドと、華やぎも郷愁も感じさせる魅力的な作品です。(2024/08/23 発売)
| レーベル名 | :Naxos |
|---|---|
| カタログ番号 | :8.574358 |
ギリシャがオスマン帝国からの独立を宣言したのは1821年。当時からウィーンやベルリンに出て音楽を勉強した人たちがいました。20世紀の初めには、彼らの弟子たちや、新たにドイツやオーストリアに留学した人たちが盛んに作品を書いていて、ギリシャ政府も伝統を採り入れた教育活動に力を入れていました。このCDの収録曲は、そのようにして生まれた作品です。テッサロニキ国立交響楽団が持っている楽譜から選ばれていて、未出版の曲もあります。録音はコロナで演奏会がキャンセルになっている時期だったので、特別な感慨がありました。ヨーロッパとアジアの境目にあるギリシャでは、ヨーロッパの影響もアジアの影響も強く感じられます。このアルバムではギリシャの民族音楽特有のポリリズム的な要素を持った曲が多く、ギリシャ独特の色が出ていると思います。みなさんもお楽しみ下さい。―ノエ・乾(2023/08/25 発売)
| レーベル名 | :Naxos |
|---|---|
| カタログ番号 | :8.574436 |
21世紀のギリシャにおける最新のギター音楽集。ギリシャ生まれのギタリストのディミトリス・シュカラスが、母国ギリシャの作曲家たちに委嘱して生まれた楽曲を集めたアルバム。ジャズやコンテンポラリー、アヴァンギャルドなどの多彩なスタイルを備えた作品集となりました。神話に登場するアリアドネを題材にしたクラムパニスの「アリアドネの二元性」ではギリシャ民謡とジャズが採り入れられ、ギターはしばしば打楽器のように扱われます。ツァラフーリスの「俳句」は歌を伴う組曲。作曲者自作のギリシャ語による俳句が用いられており、短い曲の中に凝縮した世界が閉じ込められています。ギリシャ神話に登場する英雄を主人公とするマルーリスの作品は、前衛的な手法で、運命に抗う英雄たちの姿をギターと弦楽で描いたもの。最後に置かれたアントニノウの「オマージュ」は、1994年にこの世を去ったギリシャの国民的作曲家マノス・ハジダキスの思い出に捧げられた作品。第30回アテネ・ギター・フェスティヴァルのために作曲されました。すべての作品が世界初録音です。(2021/10/08 発売)
| レーベル名 | :Naxos |
|---|---|
| カタログ番号 | :8.579115 |
ギリシャ生まれの作曲家コントジョルゴスのギター作品集。彼は1960年代から70年代にかけて、ソングライター、アレンジャー、指揮者として活躍し、多くのポップス歌手たちのために70曲以上のバラードを書くなどジャンルを超えた活動をしています。このアルバムに収録された「ギターのための作品」はどれも親しみやすい曲調で書かれており、一度聴いたら忘れられないほどの強い印象を残します。郷愁を誘う旋律が美しい「海の晩課」、チェロの切ない調べを伴う「コンソナータ」、このアルバムの中では最も先鋭な響きを持つ「エレジー1980」、1960年代のポップスを思わせる「万華鏡」、技巧的な「エモーションズ」とコントジョルゴスの幅広い世界を堪能する1枚です。ギリシャのヴェテラン・ギタリスト、パヴロス・カネラキスの情感豊かな演奏で。(2020/12/11 発売)
| レーベル名 | :Naxos |
|---|---|
| カタログ番号 | :8.579084 |
ヴァシリー・カラファーティ(1869-1942)はギリシャで生まれ、ロシアで活躍した作曲家、音楽教師。ギリシャ人の両親を持ち、8歳で最初の音楽教育を受けたカラファーティは、サンクトペテルブルク音楽院に留学、リムスキー=コルサコフの作曲クラスで学び、1892年にはサンクトペテルブルクでの永住権を取得。やがて音楽院の対位法教授となりヘイノ・エッレルやショスタコーヴィチらを教えました。教師として活躍しただけではなく、作曲家としても歌劇やピアノ曲を発表、師リムスキー=コルサコフの作風を継承した重厚な作品を残しています。このアルバムに収録された「交響曲 イ短調」はカラファーティの唯一の交響曲であり、4楽章という伝統的な形式を遵守した壮大な作品です。重厚な第1楽章に始まり、2楽章のスケルツォの優雅な旋律はチャイコフスキーを思わせ、郷愁溢れる旋律で綴られた第3楽章、華麗な第4楽章が続きます。生涯、自身をギリシャ人とみなしていたカラファーティの交響曲は、2017年になってようやくギリシャで初演されました。この録音はその記録です。後期の作品「伝説」と祝祭的な「ポロネーズ」も聴きどころです。(2020/08/28 発売)
| レーベル名 | :Naxos |
|---|---|
| カタログ番号 | :8.574132 |
50年という短い生涯にもかかわらず、ニコス・スカルコッタスは20世紀ギリシャを代表する作曲家の一人として重要視されています。アテネ音楽院で学び、ベルリンに留学しシェーンベルクやヴァイルに師事、とりわけシェーンベルクの影響を強く受けましたが、精神的に不安定だったためか、彼が集中して作品を書いたのは1930年代後半から亡くなる直前までのほぼ10年間のみであり、この頃には新古典主義の作風を取り入れた独自の作風が構築されています。このアルバムに収録された4つの作品は、すべてその時代に作曲されており、古典的な佇まいの中に斬新さが盛り込まれたユニークな作品に仕上がっています。アテネ国立管弦楽団はスカルコッタスがヴァイオリニストとして在籍していたオーケストラ。この録音を皮切りに、スカルコッタス作品の録音を続けていく予定です。(2020/02/21 発売)
| レーベル名 | :Naxos |
|---|---|
| カタログ番号 | :8.574154 |
ギリシャの現代作曲家コントジョルゴスのサクソフォン作品集。このアルバムでは想像上の生き物である「ケンタウロス」にインスパイアされ、古代ギリシャの音楽の断片からアジアの伝統的な旋律をコラージュして書き上げた作品「ダンシング・ウィズ・ケンタウロス」と、男性ホルモン「テストステロン」をモデルにしたというエネルギッシュな「コンチェルティーノ」、有名な携帯電話の着信音を用いた「リングトーン」、思索とリセットを促す「夜の歩行」の4曲を収録。時にはミニマリズムを取り入れたユニークな作風による、独創的な曲の数々をお聴きいただけます。(2019/08/30 発売)
| レーベル名 | :Naxos |
|---|---|
| カタログ番号 | :8.579047 |
20世紀から21世紀にかけて、ギリシャではどのような音楽が生まれているのか・・・。そんな好奇心を刺激するこのアルバムには、名前も聞いたことのないような作曲家たちの作品が7曲収録されています。冒頭に置かれているのは「10のギリシャの良く知られた旋律」。印象派風の響きの中に、ギリシャの旋律が聞こえてくる親しみやすい作品です。「クロクニル」はギリシャの伝統的な旋律と変代の融合。「小組曲」は1分程度の5つの曲で構成された作品。短いながら強い印象を残します。民族音楽の要素が一切入っていない「五重奏曲」は十二音が用いられた前衛的な作品。アルバムの中でも異質な光を放っています。地中海の動植物からインスパイアされた「クリケットの峡谷のブラックバート」、即興的なモティーフで構成された「木管五重奏曲 第2番」、最後は新古典派の作風とギリシャの伝統音楽が組み合わされた楽しい「木管五重奏曲」で締めくくられます。硬軟ありの楽しいアルバムです。(2018/11/28 発売)
| レーベル名 | :Naxos |
|---|---|
| カタログ番号 | :8.579037 |
ギリシャの作曲家、ヤニス・パパイオアンヌー(1910-1989)の作品集。主にアテネで生活するも、パリで勉強した経験、とりわけオネゲルとの交流や、他のパリの音楽家たちの出会いを自らの音楽体験として、ギリシャの音楽に組み込むことで、独自の作品を生み出した人です。確かに前奏曲などは「ちょっと装飾の多い」サティもどきの曲であり、フランス印象派の作品と言われても疑う人はいないでしょう。1944年頃までは印象主義の作品を書いていましたが、その後はギリシャ音楽を徹底的に追求します。しかし1953年頃からは実験的な作風に転じ、シェーンベルクやウェーベルンを思わせる12音の音楽も書くようになります。そんな作曲家の様々な年代の作品を並べることで数多くのものが見えてくるような気がします。(2013/06/19 発売)
| レーベル名 | :Naxos |
|---|---|
| カタログ番号 | :8.572782 |