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グレート・ヴァイオリニスト・シリーズ
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メニューインにおける「4 つのB」とはバッハ、ベートーヴェン、ブラームス、そしてこのバルトークでした。彼は1943 年にソナタの第1 番を演奏する際、バルトークの元を訪れ助言を乞いました。しかし演奏会を聴いたバルトークは「素晴らしい!私の助言など必要ない」と大賛辞を贈り、以降、病魔と闘いながらもメニューインのために幾つかの作品を書きました。ここに収録されたヴァイオリン協奏曲は、そんなバルトークの熱意に触発されたかのような演奏で、現在でもこれを超えるものはないほどの名演。20 世紀を代表する演奏と言っても過言ではありません。(2009/07/29 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111336 |
ナタン・ミルシテインに「アメリカで訓練された最も偉大なヴァイオリニスト」と評されたジョセフ・フックス。93歳までカーネギー・ホールで演奏するなど実に長い経歴を持ち、アメリカの主要オーケストラ全てと共演、ヒンデミットやヴォーン=ウィリアムなど多数の曲の初演、録音を行うなど本当に多大なる業績を残した人です。このベートーヴェンは長年のパートナーであった名ピアニスト、バルサムとの共演で、あのハロルド・C・ショーンバーグも大絶賛した名演です。(2008/07/16 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111251 |
18歳でニューヨーク・デビューを果たしたパウエルは、欧州を回り、1892年に再びニューヨークに戻った後、自らの弦楽四重奏団を全米の女性としては初めて持ち、これを活動の拠点に、一方で独奏者としても幅広い音楽活動を行いました。彼女の優れた才能は、女流としてだけでなく、当時まだ欧州優勢だった芸術音楽の時代において、米国においても優れた音楽家が生まれ育つことを立証したのでした。過度なビブラートやポルタメントを排し、楽曲に対し率直なアプローチを試みた彼女の姿勢は、メニューインを初めとした後輩の多くのヴァイオリニストたちにも高く評価されていました。(2005/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110993 |
パウエルの演奏全集、第3巻はいまやめったに耳にすることのない、しかし魅力に満ち溢れた小品の数々が中心です。サン=サーンスの「白鳥」やシベリウスの「悲しきワルツ」などは今もレパートリーに残っていますが、かつてはヴァイオリンのためには膨大な数の小品が書かれ、パウエルを含む演奏史上に名をとどめている大家たちも、それを実に魅力的かつ個性的に弾くことを楽しんだのでした。パウエルの魅力はその特長あるポルタメントと、ときおり意図的に伴奏に対しわずかにずらす発音。彼女は曲に息吹を与えるため、絶妙なタイミングをもってこの効果を用いています。(2002/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110963 |
モード・パウエル(1868~1920)は、アメリカ合衆国のイリノイ州に生まれた女流ヴァイオリニストです。母国で初期教育を受けたのち、ヨーロッパへ留学して、高名なヨーゼフ・ヨアヒムなどにも師事しました。アメリカ生まれの音楽家たちは19世紀後半に続々とヨーロッパに留学、世界的に名を知られるスターも登場するようになりますが、パウエルはまさにその第一世代、最初の人気ヴァイオリニストとなりました。20世紀に輩出した女流ヴァイオリニストの元祖でもありますが、骨太の音楽性でならした人です。(山崎浩太郎)(2001/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110962 |