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イタリアン・クラシックス

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    カステルヌオーヴォ=テデスコ:ピアノ五重奏曲第1番、第2番(アドルノ四重奏団/マランゴーニ)

    カステルヌオーヴォ=テデスコの室内楽作品は、キャリア初期から晩年に至るまで継続的に書かれ、その歩みは二つのピアノ五重奏曲に象徴的に示されています。1931~32年に作曲され、ヴェネツィア国際現代音楽祭で初演された第1番 ヘ長調は、作曲家自身が当時の室内楽作品の最高傑作と自画自賛した作品です。抒情的な旋律と充実した対位法を兼ね備え、生き生きとした主題と豊かな色彩感が聴き手を魅了し、初演では賛否を呼びつつも大きな成功を収め、当時の現代音楽祭としては異例のアンコールが行われました。第2番「トスカーナ地方の思い出」は、ロサンゼルス移住後に本格的に取り組んだ作品で、室内楽創作第2期の代表作とされています。作曲者が「決定的に標題音楽的な作品」と語った通り、故郷トスカーナの静謐で素朴な記憶が全曲を貫き、過去の美しい思い出が、温かなノスタルジーとして結実しています。(2026/02/13 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574692

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    ペトラッシ:管弦楽のための協奏曲第7番、第8番/室内ソナタ(トンダ/ローマ響/ラ・ヴェッキア)

    ペトラッシの「管弦楽のための協奏曲」シリーズ完結編。ゴッフレード・ペトラッシはイタリアの作曲家、教育者、指揮者で、ローマのサルヴァトーレ教会で聖歌隊員を務めた後、サンタ・チェチーリア音楽院で学び、教師としても活動、1937年から1940年にかけては、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場の監督を務め、現代音楽のフェスティバルを主宰しました。第7番は、ポートランド・ジュニア・オーケストラの委嘱で書かれた作品。1962年の初演は成功しませんでしたが、ペトラッシ自身が新たに書き直し1965年に再演されています。6つの連続するセクションで構成され、バロック音楽の構造とイタリア・アヴァンギャルドの手法が見事に融合した多彩な管弦楽の響きと緊張感あふれる表現が特徴です。特に、第3セクションで聴かれるシロリンバ(大型の鍵盤打楽器)のソロや、終結部で静寂から再び高揚する展開が印象的。
    第8番は、1972年にシカゴ交響楽団の委嘱によって生まれ、カルロ・マリア・ジュリーニの指揮で初演されました。3楽章構成のこの作品は、第7番を凌ぐほどの強いインパクトを持ち、聴きやすさに妥協することなく、高度な技巧と表現力を要する緊迫感あふれるサウンドが展開されます。さらに、アルバムには1949年作曲の「室内ソナタ」も収録。こちらもジュリーニが初演を手掛けた作品で、ペトラッシの作風の新古典主義からモダニズムへの重要な転換点を示すものと位置づけられています。チェンバロを中心に、軽快な対話や抑制された語り口、そして活気に満ちた終楽章が聴きどころとなっています。(2025/08/08 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573718

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    ペトラッシ:管弦楽のための協奏曲第4番 - 第6番(ローマ響/ラ・ヴェッキア)

    (2025/06/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573703

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    ペトラッシ:管弦楽のための協奏曲第1番 - 第3番(ローマ響/ラ・ヴェッキア)

    ゴッフレード・ペトラッシはイタリアの作曲家、教育者、指揮者。ローマのサルヴァトーレ教会で聖歌隊を務めた後、サンタ・チェチーリア音楽院で学び、後に教師となりました。1937年から1940年にかけては、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場の監督を務め、現代音楽のフェスティバルを主宰しました。「管弦楽のための協奏曲 第1番」は、1933年に作曲を開始し、翌年に完成しました。1935年にベルナルディーノ・モリナーリの指揮で初演されています。第1楽章は鋭い音型によるテーマで始まり、金管楽器とピアノが主導します。アダージョでは、弦楽器の旋律をクラリネットとオーボエが引き継ぎ、トランペットとピアノが深みを加え、サクソフォンの印象的な旋律で曲を閉じます。終楽章では、金管楽器の壮大な響きとともに曲が締めくくられます。「第2番」は、1951年にパウル・ザッハーの委嘱で作曲され、1952年にバーゼルで初演されました。4つの楽章は連続して演奏されます。弦楽器のポリフォニーで始まり、木管楽器が躍動的に展開する第1楽章に続き、アレグレットでは、木管と弦楽の対話が突如として爆発的な響きへと発展、緩やかな楽章へ移行します。終楽章では速いテンポのもと、独奏楽器の掛け合いが続きます。「第3番」は、1952年から翌年にかけて作曲され、1953年に初演されました。第1楽章は、打楽器と金管楽器の導入で始まり、緊張感のある展開を見せます。間奏曲風の第2楽章を経て、終楽章は軽快に始まり、最後はシンバルの一撃で意外なほどあっさりと締めくくられます。(2025/04/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573702

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    マルトゥッチ:ピアノ作品集(ジェネラーニ)

    ジュゼッペ・マルトゥッチは、19世紀後半のイタリア器楽音楽の復興に尽力した作曲家です。彼の管弦楽作品はマーラーやトスカニーニから高く評価され、特にピアノ協奏曲は多くのファンを魅了しました。しかし、彼のピアノ作品は、アルフレード・カゼッラから「サロン風である」と厳しく批判されたことも影響し、これまであまり演奏されることはありませんでした。このアルバムには、ショパンやメンデルスゾーンの影響を受けたマズルカや夜想曲、スカルラッティを思わせる「やさしいソナタ」、古典的な形式にロマン派の語法を採り入れた「メヌエットとテンポ・ディ・ガヴォット」、各々の曲にフランス語のタイトルが付けられた「6つの小品」、リストを思わせる「タランテッラ」など、世界初録音を含む作品が収録されており、どの曲も優れたピアニストでもあったマルトゥッチならではの優雅な旋律と華やかな技巧に彩られています。イタリアのピアニスト、マッテオ・ジェネラーニは、ジュゼッペ・マルトゥッチの研究者であり、彼のピアノ作品の演奏、録音、普及に尽力しています。(2024/12/06 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574628

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    リエーティ:ピアノ協奏曲第1番 - 第3番/2台のピアノのための協奏曲(マランゴーニ/ショルティーノ/ミラノ響/グラツィオーニ)

    ヴィットーリオ・リエーティはイタリア移民の第3世代としてエジプトで生まれ、第一次世界大戦後にイタリアに移住し、レスピーギやカゼッラに作曲を学びました。1925年にはパリで更なる研鑽を積み、バランシンのためにバレエ曲を作曲、その後は1940年にアメリカに移住し、1944年に市民権を取得します。以降、アメリカとヨーロッパを行き来しながら、管弦楽曲、室内楽、映画音楽など多様なジャンルの作品を書き上げました。このアルバムには彼の全ピアノ協奏曲を収録。ピアノ協奏曲第1番は、1920年代のパリで書かれ、プーランクに捧げられました。曲の明るい雰囲気はリエティ自身の結婚と息子ファビオの誕生の喜びが反映されています。第2番は、もともとワンダ・ランドフスカのためのチェンバロ協奏曲として作曲されましたが、後にピアノ協奏曲として改作されました。第3番のピアノ協奏曲は、深い感情を込めた緩徐楽章が特徴的で、ここでは改作される前の初稿版が演奏されています。一方、2台のピアノとオーケストラのための協奏曲は、映画音楽を思わせるテーマを取り入れた溢れるような活力に満ちた作品です。(2024/11/08 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574505

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    ボッシ:ヴァイオリン・ソナタ第1番、第2番(バルディーニ/デッレ・ドンネ)

    イタリアの作曲家エンリコ・ボッシのヴァイオリン・ソナタ。19世紀終わりから20世紀初頭にかけて、オペラ全盛期を迎えていたイタリアで、ボッシは終生オルガニストとして活躍。イタリアの器楽曲復興に力を尽くしました。オルガンのための作品が知られていますが、数少ない室内楽作品も歌心溢れる旋律と抒情性に満ちており、どれも聴きごたえのあるものです。第1番のソナタは情熱的な主題で始まる作品。セザール・フランクのソナタのような循環形式が取り入れられた実験的な側面も持ち合わせています。第2番のソナタはベートーヴェンやブラームスを思わせる古典的な4楽章形式による作品。第1楽章のピアノの幅広いアルペッジョに乗って歌われる旋律が印象的です。イタリアに生まれ、サンパウロ交響楽団のコンサートマスターを務めるバルディーニが情熱歴な演奏を聴かせます。(2024/07/12 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574515

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    アルファーノ:ロマンティックな組曲/舞曲/葬送歌/ディヴェルティメント/愛…愛…(ヴェンドラミン/ラバリアーティ/ミラノ響/グラツィオーリ)

    プッチーニの死後、歌劇《トゥーランドット》の補筆を行ったことで知られるイタリアの作曲家フランコ・アルファーノの管弦楽作品集。ナポリで学んだ後、ライプツィヒ音楽院に留学、ザーロモン・ヤーダスゾーンに作曲を師事した彼は、ピアニストとして活躍する傍ら、トルストイの『復活』を題材にした同名歌劇で名を上げ、《シラノ・ド・ベルジュラック》など10作ほどの歌劇を書き上げます。このアルバムには“イタリアを旅する二人の恋人の心情“を描き出した「ロマンティックな組曲」から、ドビュッシーを思わせる印象派風の「舞曲」、無伴奏アコーディオンのための物悲しい「葬送歌」、新古典派的な作風で書かれた「ディヴェルティメント」と、軽妙なワルツ「Amour… Amour…」の5曲が収録されており、アルファーノの豊かな表現法を知ることができます。(2024/04/12 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574533

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    スガンバーティ:ピアノ協奏曲/シンフォニア・フェスティヴァ(ダメリーニ/ローマ響/ラ・ヴェッキア)

    イタリア人の父とイギリス人の母の下に生まれたジョヴァンニ・ズガンバーティ。トレヴィで初期の音楽教育を受けたあと、1860年にローマに移住。当時ローマに住んでいたフランツ・リストに師事するとともに親交を結び、師から多大な影響を受けました。またワーグナーの音楽にも接したことで、当時ベルカント・オペラが支配していたイタリアの音楽界にドイツ音楽を採り入れ、オーケストラ音楽の普及に力を尽くしたことでも知られています。このアルバムには、優れたピアニストでもあったズガンヴァーティの技巧がうかがえる華麗な「ピアノ協奏曲」と、短いながらも、ベートーヴェンの第7交響曲を彷彿させる舞踏的な性格を持つ「シンフォニア・フェスティヴァ」の2曲を収録。既発の交響曲第1番(8.573007)と同じく、フランチェスコ・ラ・ヴェッキアが指揮するローマ交響楽団の演奏です。(2023/12/08 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573272

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    ペロージ:ピアノ五重奏曲第3番、第4番/弦楽三重奏曲集(ベヴィラクア/ローマ・トレ・オーケストラ・アンサンブル)

    プッチーニも脱帽したペロージの豊かなメロディに浸るシリーズ第2作。ペロージはピエモンテ州トルトーナに生まれミラノの音楽院で学び、ヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂の楽長を務め、オラトリオなどの宗教的な声楽作品で国際的な名声を得ました。そんなペロージ、1920年代には一時的に精神疾患を患い休職せざるを得ませんでしたが、回復後は職務に復帰するとともに作曲活動も再開しました。このアルバムの後半に収録された番号なしの弦楽三重奏曲は、復帰した時期に書かれた10曲の中の6曲で、どれも断片的であるものの、自身の作曲技法の更なる向上を目指すための対位法の研究や、ハーモニーの工夫が反映されています。2曲のピアノ五重奏曲は1931年作曲。当時もまた重病を患いながらも旺盛な創作意欲に掻き立てられていたペロージの豊かなアイデアが感じられる充実した作品です。第1番の番号が振られた弦楽三重奏曲は、急-緩-急の伝統的な書法で書かれており、合唱作品を得意としたペロージらしい歌心に溢れた作品です。演奏は2005年に設立されたローマ・トレ・オーケストラのメンバーによるアンサンブル。ローマとラツィオで生まれた最初の大学オーケストラで、若い世代に素晴らしい音楽を広めることを目的として活動しています。ヴァイオリンの河崎日向子さんはローマ在住。いくつものアンサンブルに参加し活躍しています。(2023/10/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574484