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New Releases - 2017年07月 発売タイトル

Search results:7 件 見つかりました。

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    キュンネッケ:ピアノ協奏曲/セレナード/ツィゴイネルワイゼン(トリンドル/ミュンヘン放送管/タイス)

    ドイツで生まれベルリンで学び、音楽をマックス・ブルッフに師事、ベルリンの地方劇場の合唱指揮者を経て作曲家として名声を確立したキュンネッケ。最初のうちは劇音楽を書いていましたが、第一次世界大戦後に務めた劇場で、オペレッタに目覚め、以降は代表作《どこかのいとこ》を始めとしたオペレッタの作曲に生涯を捧げました。しかし、このアルバムに収録されているのは、1920年代を席捲したジャズの影響が感じられる「ピアノ協奏曲」、ブラームスやレーガーの伝統を受け継いだ「セレナード」、ジプシーのメロディを効果的に取り入れた「ツィゴイネルワイゼン」の3曲。どれも「オペレッタ作曲家ではないキュンネッケ」に焦点が当てられています。(2017/07/21 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555015-2

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    ヴァーゲンザイル/ボンノ/ガスマン/モン:フルート協奏曲集(グレシンガー/アンサンブル・クリンゲクンスト)

    神聖ローマ皇帝カール6世が世を去り、マリア・テレジアがハプスブルク家の家督を継いだことで起きたオーストリア継承戦争は、大規模な赤字を生み、当時の宮廷音楽家たちの生活を脅かしました。しかし、それは新しい時代の幕開けでもあり、宮廷を離れた音楽家たちは次々と新しい音楽を作り出すこととなります。/アンサンブル・クリンゲクンストと指揮者グレシンガー、初のコラボレーション・アルバムは、そんな古き良き時代のウィーンで愛されたフルート協奏曲の数々です。作曲家の中で、名前になじみがあるのは、せいぜいヴァーゲンザイルとモンの2人だけであり、他2人に関してはほとんど知られていません。しかし、当時飛躍的に高まったフルートの性能が存分に駆使された作品は、驚くほどに技巧的で、聴くべきところも多いものです。         (2017/07/21 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555076-2

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    ノヴォヴィエジスキ:オラトリオ「クオ・ヴァディス」(ポーランド語歌唱)(チョドヴィチ/ポドラシェ歌劇場フィルハーモニー合唱団/ポズナ二・フィル/ボロヴィチ)

    ポーランドのノーベル賞受賞作家ヘンリク・シェンキェヴィチ(1846-1916)の「クオ・ヴァディス」。暴君ネロによる迫害を逃れるキリスト教徒たち。それに紛れてローマを離れることにした聖ペトロ。彼が夜明けの光の中で見たイエス・キリストに向かって問うた言葉「主よ、あなたはどこへ?Quo vadis, Domine?」がこの物語のタイトルです。同じくポーランドの作曲家ノヴォヴィエジスキによる同名のオラトリオは、小説の世界を忠実に再現するとともに、作曲家自身の思想、価値観も付け加えた壮大な作品。1903年に初演され、その後30年間に渡ってアメリカとヨーロッパ全域で200回以上も上演された実績を持ちますが、時の流れとともに忘れ去られてしまいました。ポーランドが誇るポズナニ・フィルハーモニーによって行われた復活蘇演は作品の価値をもう一度知らしめるものです。         (2017/07/21 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555089-2

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    カランドレッリ/フレイバーグ/ビール:クラリネット協奏曲集(マイルズ/マーシャル/バウマン)

    ケルン放送管弦楽団による初の「シンフォニック・ジャズ」アルバム。ここでソロを務めるのはオーケストラの首席クラリネット奏者アンディ・マイルス。しかし、よくあるような「クラシックの奏者が思い立ってジャズを演奏した」のではなく、彼はクロスオーバーのジャンルでも有名な存在であり、若者に向けてインプロヴィゼーションやタンゴの講習会を行うほどのスーパースター。ここに収録された3曲の協奏曲では伸び伸びとした演奏を繰り広げています。同じくクロスオーバー・ミュージシャンとして知られるウェイン・マーシャルとの掛け合いも聴きどころ。         (2017/07/21 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555154-2

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    レーガー:オルガン作品集 4 (ヴァインベルガー)

    2016年、レーガーの没後100年を記念して企画されたオルガン作品全集。今回の2枚組の核となる長大な「交響的幻想曲とフーガ」のように、複雑な声部が絡み合うのがレーガー作品の特徴で、もちろん演奏には高い技術が要求されます。演奏しているのはcpoレーベルにバッハ全オルガン作品を録音しているヴァインベルガー。彼の完璧な技巧を楽しむのはもちろんのこと、熟考の上に導き出されたオルガンの美しい響きを丹念に捉えた高音質録音がこのシリーズの特徴です。どんなに音が重なり合っていても、一つ一つの響きがクリアに聞き取れるSACD(ハイブリッド)盤の素晴らしさも体験できます。(2017/07/21 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777760-2

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    ファル:喜歌劇「いとしい弟」(クラッベ/ベーニヒ/ロイダー/フライベルク/ケルン西ドイツ放送合唱団&交響楽団/コーバー)

    オーストリアの作曲家レオ・ファルはオペレッタ全盛期に活躍、いくつかの正統派オペラも書いたものの、代表作は《かわいいアウグスティン》を始めとした一連のオペレッタです。cpoレーベルは2017年にこの《兄弟の争い》をリリースし、2018年は名作《ドルの女王》をリリースする予定があり、ファル作品の復興に力を注ぎます。この《兄弟の争い》はビーダーマイヤー(ウィーンの中流階級)の兄弟の争いを描いた作品で、オーストリア民謡「いとしい弟よ」が効果的に用いられており、甘く美しいメロディが盛りだくさん。1幕仕立ての肩の凝らない楽しい作品です。         (2017/07/21 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777796-2

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    ドニゼッティ:弦楽四重奏曲第1番 - 第3番(ケルン・プレイエル四重奏団)

    2000年代初めに相次いでリリースされた、ピリオド楽器アンサンブル“レヴォルーショナリー・ドローイング・ルーム”による一連のドニゼッティの弦楽四重奏曲は、cpoレーベルにおける初期の録音であり、アメリカの「fanfare」誌で高く評価された記念碑的アルバムです。オペラ作曲家として名高いドニゼッティの知られざる傑作の再発見は、多くの聴き手を興奮させました。/しかし、こちらは第7番から第18番までのみの録音で、残念なことに全集としては完結しなかったシリーズ。20年以上を経てようやく残りの作品のリリースが始まりました。今回の第1番から第3番を録音しているのはプレイエル弦楽四重奏団。新鮮な解釈とバランスの良い響きが特徴です。 (2017/07/21 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777909-2